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魔法OLらぶりぃーナイ 外伝
我が輩は三毛猫である
 

   我が輩は三毛猫である。名は鯖雄と言う。これでも由緒正しいドラ猫である。猫の世界では血統が判らないほどえばれるのである。それだけ御先祖様から戦いに勝ち抜いて来た証拠だからである。


さて我が輩は御主人の人間の女性と住んでいるのである。ちなみにこれも正しくないのである。正確には同居人である。


御主人はOLという物を仕事としているのである。なかなか朝早くから大変な仕事らしい。気苦労も多いと話に聞く。人間も猫も生きていくのは大変である。


何故そもそも我が輩が鯖雄と言う名というかというと、我が輩は鯖缶が大好きなのである。鯖の水煮は月青印の鯖缶に限るのである。


我が輩が御主人と住んでいるアパートはペット持ち込み可と言うふざけたアパートである。そもそも人間は猫が居ないと生きていけないものである。


我が輩と御主人が住んでいる隣の部屋には髭の大男が住んでいる。いかにも怪しいのである。しかし猫は好き好きで一緒に住んでいるあげている同胞が二匹もいるのである。時々金髪の人間の女性も訪ねてくる。人も好き好きである。


さて我が同胞の名前をユイとレイと言うのである。レイはユイの娘である。母子そろって美猫であるが特にレイは美猫である。
真っ白な毛並みに神秘的な表情、瞳は紅玉の様に澄んでいる。無口だがその鳴き声たるや表現のしようが無いのである。実は我が輩はファンなのである。この付近のレイ親衛隊の隊長である。


その隣の部屋には不精髭の三十男が住んでいる。その男はやはり同胞と住んでいるのである。名前をアスカという雌猫である。アスカもレイほどではないがなかなかの美猫である。艶のある赤毛のキジ猫である。瞳のブルーも見事である。レイとはうって代わっていつも活発な猫である。


その隣の部屋には髪の長い三十女が住んでいる。どうやら不精髭と恋仲の様である。よく部屋から怪しげな声がするのである。さて彼女も我が同胞と住んでいる。名前をシンジと言うのである。今一歩頼りなさげであるがなかなかの好青猫である。


さてレイとアスカとシンジは我が輩より二つ下の同じ歳なのであるが、俗に言う三角関係いうものになったのである。猫の世界では特に問題無くよくある話では有る。しかしレイとアスカが譲らなかった為大喧嘩になったのである。おかげで町内の猫達はレイ派アスカ派に別れて大喧嘩になったのである。


その勝負は結局レイの勝利で終ったのである。今ではレイとアスカは戦いを通してより深い友情で結ばれた友となっているのである。我が輩もほっとしているのである。


長い説明になったが実は今我が輩はとても困っているのである。このほどレイとシンジの婚礼の式典が裏の空き地で行われるのである。猫の仕来りではこういう場合歌をいくつかまず送って祝福をするのである。そうすると祝福した相手から返歌が来るのである。その返歌が来た歌にまた続歌を返すのである。


我が輩張り切って歌をいっぱい送ったのである。事の他レイとシンジも喜んでくれたのである。他の猫達にも評価は高かったのである。しかしであるレイが返歌をいっぱい返してきてくれたのである。我が輩困ったのである。続歌は全然手をつけていないのである。


しかもである、我が輩の御主人は実は魔法のOLである。猫の言葉が判るのである。でレイやシンジに事情を聞いて続歌を送るまでは鯖缶はお預けに成ってしまったのである。


これは非常に困った事である。自業自得ではあるが困るのである。早く書かないと鯖缶ノイローゼに成ってしまうのである。

 

この話に落ちはないのである。我が輩が鯖缶を食べられる日はある人にかかっている説も有るのである。唐突に終るのである。

なーご、なー。
悩める鯖雄(画・まっこうさん)


ver.-1.00 1999-06/29公開
CG ver.-1.00 1999-07/10公開
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(第三話(一年以上ぶりに更新))
「これは何。」
「あ、レイ様、ここは近寄らない方が良いですわよ。強溶解性のフッ素液ですから…まあ、溶けてしまった元御兄様なのですけれど。」
(第三話終了)
「これは。」
「あ、そのカッコは余り気にしないで頂きたいのですわ。(^^; それはともかくレイ様、まっこう様がとても美しく、かつ示唆に富んだ短編を送って下さったのですわ。」
「そう。」
「ええ。」
「にゃー。」「みゃー。」
「…」
「…」
「…こ、これを読んだら、砂漠谷様もますます続編を打つ手に力が入るという物ですわよねえ。」
「…砂漠谷?」
「あ…あの、レイ様の大ファンの方で、…って、ほら、レイ様とも色々約束を交わされてらっしゃるでしょう?」
「……」
「…いや、あの…ですわね…」(TT)
「…」「にゃー。」「みゃー。」
「ふう(愁)…あ、あの、まっこう様、リクエスト通り旦那様の出演されている、伝記小説外伝、どうも有り難うございましたわ。何でも言ってみる物ですわね。やっぱりどこの国でもばい…あ、いや、バイ…バイ…バイリンギャル、に勝る物は無し、と言いますものねえ。おほほほ」
「買収?」
「ほっほっごほっ。(倒)」
「…」ぎいいい、うぃいいいん、うぃいいいん、うぃいいいん…
物陰でほくそ笑む一人の少女。
「ふ、ふふふ、ふっふっふっふ…さすがリツコさんのリモコンロボは質感が違うのですわ…これでわたくしと中途半端にキャラの被ったあのオカマノワールを抹殺出来る事請け合いですわ! トモちゃんワールド開陳なのですわぁぁぁぁぁぁぁぁ! もはやあおぎりさんは私の手に落ちたも同然。そう、この最後に自爆スイッチを押せば…」

次回(2006年10月下旬予定)に続く!(全42話)


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