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設定集・火器編

 

概論

 

2109年の統合大戦終結、及び旧諸国家軍を統合しての地球防衛軍の編成に伴い、地球上に存在する公式な「正規軍」はその編成をも単一化される事となった。其れにより、その制式採用装備も又一本化を目指す事となったが、現実問題として依然として各州方面軍の「旧軍隊」としての性格は根強く、装備更新にあたっての機種選定は依然として配備州に存在する軍需産業と各方面軍上層部とのコネクションによって左右される事が大きかった。しかしながら「補給等の必要性」を根拠として火器等の使用弾薬からその統一化は逐次進められているのが現状であり、特に2110年代末に本格化した軍用弾の無薬莢化を契機として、22世紀中盤時点において軍用小火器の弾薬は略ケースレス化が完了している状態にある。又、其れと同時に連合中央政府隷下の各治安機関(連合刑事局・公安局等)及び各州の警察機構においても、使用弾薬のケースレス化は大幅に進行した。

それに対して、民用銃器に関しては、規制の基準が各州政府に委ねられて居る事から(連合法規により、民間人の全自動火器・誘導兵器・指向性熱兵器に関しては所持は禁止されているが)従来より使用されてきた各種金属薬莢弾丸の流通・生産がスポーツ用・自衛用として続いており、又一部のケースレス弾薬は州によっては民間向けの製造・販売も認められている。(極東州ではケースレス弾薬の民間所持は全面禁止)又、一部治安機関では、特に精密狙撃において独自調整したリロード弾の使用が不可能なケースレス銃器を嫌う傾向があり、依然として金属薬莢式の銃器を使用し続けている部署も存在する。

又、連合法規で規制されている銃器に関しても、広域化・巨大化し政財官との根深い癒着を維持する営利犯罪組織の武装、及び「中央政府の許認可を受けた」民間軍事請負業者に関しては「野放し」と言える状態であると言え、又、北米内戦終結後、旧来型の「明確な地域的組織対立」としての武力紛争は地球上から消滅したとは言え、依然として絶えぬイデオロギー闘争、或いは人種優越主義に基づくテロリズムの犯行現場においてもそれらの使用は依然として多発している。

 

 

 

ジークフリート G66A1自動小銃

緒元

全長   755mm

銃身長  550mm

重量   3.4kg

方式 ガス・オペレーション垂直回転・無薬莢式

口径 4.5mm×50CL

装弾数 45連マガジン(標準)

発射速度 毎分600

セレクター セミ・フル・3点バースト

実用有効射程 400

 

現用のM61及びM64の旧式化に伴い、地球防衛軍・次期制式採用モデルとしてジークフリート社が提示、トライアル中の最新式無薬莢自動小銃。一丁辺りの導入コストか高価な為、制式採用後もその配備はSOG-1(第一特殊作戦群)の範囲に限られるのではないかとの予測があるが、未だに方面軍毎に採用モデルが異なる等の、「旧各国軍の負の遺産」を払拭する手段の一つとして、「全防衛軍の装備一本化」の必要性は高い。現在、SOG-1隷下の一部部隊において試験運用が行われている。(制式採用後はM66のナンバーが付与される予定) バリエーション・モデルとして指定射手仕様のG66SR・マークスマンモデルが存在する。

 

 

 

コルト&バーレット M143A1短機関銃

緒元

全長  460mm(ストック展開時690mm)

銃身長 220mm

重量  1.9kg

方式 ショート・リコイル

口径 41口径カートレスMP(10.4mm×35CL)

装弾数 40連マガジン(標準)

発射速度 毎分400

セレクター セミ・フル・3点バースト

実用有効射程 150

 

21世紀後半以降、コンパクトな形態とアサルト・カービン級の射程と殺傷力を有するPDWの登場によって旧式化し、市場から駆逐されつつあった拳銃弾使用型のサブマシンガンであったが、2120年代の所謂レコンキスタ・ムーブメントの発生と其れに伴う大規模暴動、テロの多発、更には「既存の非殺傷性制圧手段に対する暴徒側の防護手段が発達し、開発が追いつかない」と言う事態に直面した各州警察が「拳銃よりも威力を持つ個人携行火器」である事、尚且つ「暴動鎮圧時において過剰な飛距離や貫通力による死傷者の増大を抑止する」と言う観点から再び採用を検討される事となった。その際、北米州警察のオーダーに対してコルト&バーレット社が提示したコンセプトは「従来命中精度に劣ると考えられてきたショートリコイル方式のロック機構を改良し、射程100mを超える精密射撃に対応しつつ小型軽量、かつ生産コストが抑えられ、従来の自動拳銃に替わって現場の全警察官に個人貸与可能な小型SMG」と言う物であった。いわば、半ばSOFや要人警護部門に向けた火器へと変質したPDWに元来求められていた役割にある意味近いものとも言えたが、極東州における財務官僚斬殺未遂事件(所謂『天狗党挺身隊事件』)、及び犯行グループの上部組織であり、極東内外の反連合主義者に多大な影響力を有した国粋主義セクト「人類独立学生同盟」主要幹部の一斉逮捕摘発を機に、その採用を待たずして再独立運動自体が一気に沈静化へと向かい始め、結果この配備計画は予算調達困難と判断され実施される事は無かった。しかしながら、その後も各州警察における警備・公安部門強化の試みは継続され、北米、極東、豪州において相次いで創設された公安特殊部隊によって、M143の型式番号を付与された本モデルは、その汎用性を高く評価され制式採用の運びとなった。

143シリーズにおいて使用される41口径CL弾は主として警察・治安機関職員用として開発されたマン・ストッピングパワーに重点を置いたケースレス拳銃弾であり、本モデルの採用見送り後も同弾薬を使用する新型自動拳銃が北米州警察に制式採用され、その後10年を待たずして連合十二州全ての警察機構で同口径のモデルが採用されるなど評価の高い弾薬である。防衛軍制式採用である10mmTDF拳銃弾も略同一口径であり、しばしばCal41の呼称で呼ばれることから混同されがちで在るが、装薬コンテナ部の全長、貫通力及び衝撃派発生重視の弾等形状共に大きく異なり互換性は無い。

本モデルの特徴として、銃身より一回り直径の大きいフラッシュ・ハイダーがバレルと独立して設けられており、それにより近接戦闘時に銃口に圧力が加わって激発不能に陥る事が無いと言う設計によってショート・リコイルの欠点を克服している事があげられる。

 

 

 

  

スプリングフィールド M62A1汎用機関銃

緒元

全長   1080mm

銃身長   610mm

重量    10.2kg

方式 ガス・オペレーション無薬莢式・空冷(熱交換触媒使用)

口径 7.62TDF(7.6285CL)

装弾方式 電動式リンクレス・コンベア

発射速度 毎分400800

実用有効射程 1500

 

第一世代無薬莢バトル・ライフル(フルパワー・アサルトライフル)であるM64と弾薬の互換性を持つ、SAW兼用のGPMGとして開発されたモデルであり、ニトロファイバー・ケーブルによるリンク等の試行錯誤と、度重なる引火による暴発と言う悪循環を呈していたカートレス・アモーションのベルト給弾に関する問題を、其れまで個人携行火器には見られなかったリンクレス・コンベアの採用によって解決した最初のモデルとなった。又、従来の空冷ガス・オペレーション方式を採用する汎用機関銃の多くがガス・シリンダーをバレル下部に配置してきたのに対して、M62は自動小銃と同様バレルの上に持って来ており、又その先端部には四段切り替え式のレギュレーターまでも装備している。フォアストック内部にはバレルを包み込む形で熱交換触媒が取り付けられており、従来の空冷方式に比して、気化熱を利用した触媒カートリッジによって五倍の銃身命数を維持可能である。バレル交換時には機関部及びガス・レギュレーターとのロックを解除した後フォアストック左面のカバーを開く事により、バレルに一切触れる事無く取り外しが可能な構造を持つ。

本モデルに使用される7.62TDF弾は真鍮薬莢式の30-06を上回る初速と破壊力を有する、カートレス弾薬初の本格的30口径フルパワー・ライフル弾であり、それ故に「携行弾薬定数等の問題から見て小口径高速弾化に逆行する」と言う批判と、「統合大戦でも実証されたフルパワー弾の有効性を考慮すべき」と言う推進派の主張がその採用に当たっては合い半ばする状態だったが、結局北米内戦において多発した、広大な高濃度汚染地域の居住区や施設内における超近接戦闘に対処しきれなかったと言う批判と、「今後予想しうる大気圏外施設内での戦闘に対応する」と言う観点から再び小口径高速弾に取って代わられる事となった。しかしながら、野戦主体の戦闘に当たった一部部隊や、小規模で長い補給線を維持しつつ戦う部隊において、7.62TDFの高威力に対する評価は依然として高く、特にM62はその嵩張る全長や10キロを超える重量にも関わらず、「一丁であらゆる局面に対応しうる支援火力」として特殊任務に従事する部隊からの信頼は厚いと言える。

 

 

 

 

 

 FNハースタル HECATE−W 対物長距離狙撃銃

 

緒元

全長 1350mm

銃身長 850mm

重量 15.6kg

方式 ディレード・ブローバック

口径 12.7TDF(12.7 160CL)

装弾数 10発

銃口初速 953m/

実用有効射程 2500

 

統合大戦以前に旧PMG社により生産されていたヘカート長距離狙撃銃を、同社を買収した欧州屈指の軍用銃メーカー、FNハースタル社がモダナイズした極めて強力な対物狙撃銃であり2kmを超える小火器としては過剰なまでの射程と火力を、電子照準器に内臓された各種センサと連動したFCSで制御し機関部毎フローティング・バレルの角度を微調整するスマートサイト・システムがその最大の特徴であるが、それ故にその整備・調整は煩雑を極め、使用直前に専属の整備要員を必要とする事となった為その利用は一部治安機関等に限定される事となった。防衛軍弾薬体系の完全カートレス化に伴い、それまで複数種類が存在した12.7mm弾薬を全方面軍において一本化するべく採用された12.7mmTDF弾を使用するが、その威力は旧来の50口径モデルを上回り「機関砲弾」と呼ぶに近い物となっている。又、ブルパップ半自動式を採用し、サイズに比して長大なバレルと高い速射性を確保しているが、それ故に旧世紀のモデル並に過大な重量ともなり、個人での携行・運用は略不可能である。

 

 

 

 

 

新豊和 SEU−338SR

緒元

全長  1015mm

銃身長  790mm

重量   6.2 kg

方式 ディレード・ブローバック

口径 .338 Lapua Magnum(金属薬莢式)

装弾数 15

銃口初速 989m/

実用有効射程 1500

 

極東州内務省のオーダーにより、新豊和金属工業が生産した公安警察用狙撃銃。防衛軍小火器の新編成移行に伴い、急速に進む警察用自動銃器のカートレス化にあえて逆行する形で大口径・高威力の金属薬莢式338ラプア・マグナム実包を使用したブルパップ半自動式狙撃銃として設計・生産された。これは内務省警備部内、特に古参の狙撃要員にベンチレスト競技出身者が多く、ファクトリーロードのケースレス弾薬に不信感を抱く形で「リロード弾至上主義」を根強く主張した結果とも言える。又、都市部における射撃、特に人質を擁した立てこもり事件等を想定して速射性と携帯性を重視した設計となっている。2145年度内務省予算により、内務省・特殊執行班に250丁の納入実績が存在する。

 

 

 

あとがき?

 

速 …良くもまあこうも後から言い訳がましく辻褄合わせの捏造設定を。大体、このゼロ年代も押し詰まった時に今更オリキャラでキャラコメとはね。

鯖 喧しいわこの税金泥棒!オンドレみたいな奴は防衛予算見直しの対象になってさっさと事業仕分けされてしまえばえーんじゃい!!

茉 自分で書いといて時代設定無視かいな。そもそも「設定集」のあとがきって何やのん?

鯖 貴様等、呼ばれもせんのにノコノコと…そもそもお前等が何者かっつーのも、数少ない読者の皆さんすらご存知無いかもしれんと言うのに。

速 誰の所為だそれは。そもそも本編すら未だ無い所にいきなり設定投下なんてのが間違ってるんだろうに…一応、自己紹介と俺等主要キャラ、それ以前に作品の内容紹介位したらどーかね?それでも作者か?

鯖 くっ…典型的な怠業公務員の癖に偉そうに(怒)皆様、お初の方は始めまして。そうでない方はお久しぶりで御座います。十数年振りに404復帰を果たしました、問題投稿人の砂漠谷で御座います。本来、斉藤りゅうさんの「唐突工房」で既に十話までお世話になっております本作品で御座いますが、諸般の事情からフラン研師匠の御厚意を拝し、此方のサイトで一部平行公開の運びと成りました。どうかよろしくお引き回し下さい…ってコラ!お前等も其処でズンダレとらんで読者の皆様にご挨拶せんんかい!?

速 ファンフィクションでメジャー作品のキャラ相手にすんのと、こうまで態度が変わるかね。オリジナルだと…

鯖 こっ、この…アテンション!!(怒)

速 はいはい。(ダラッと気を付けの姿勢)地球防衛軍、極東方面総監部特殊災害対策室、付中隊第2小隊長、認識番号FE1044975 速水明男「中尉」であります。どこぞの閑な中年がデッチ上げた妄想小説内で日々激務の中、市民の皆様の付託に答え、その安全を守るべく任務に邁…

鯖 はいはいカーット!! 適当に嘘を入れない様に!次!其処の似非関西人!

茉 ほーい。同じく本編ヒロイン壱原茉莉香19歳、夜は関東特別区内の某クラブでナンバーワンを張りながら、昼は健気な天使の様に家政婦業に勤しむ家庭的な美少女でーす♪

鯖 最早何処から突っ込もうかと言う気にすらならんわこの自称「永遠の19歳」+推定7000日以上が…そもそも誰がヒロインじゃい。

速 まあ、若作りの年齢詐称は置いといて…自分で出てても良く判らんのだけどさ。そもそもこれってどう言う話な訳?りゅうさんは確か「怪獣映画風近未来SF」って言ってたみたいだけど。ま、誰一人突っ込まないとは思うけど特撮ネタとかチマチマやってたりさ。まさか間違っても「円谷特撮に対する自分なりのオマージュ」とかそういう歯の浮く台詞は吐かないよな?今更。

茉 そーなん?うちはてっきり、どこぞでやっとるのと同じネOOヨさん向け嫌がらせ小…

鯖 こらこらっ!?滅多な事を言わないよーにっ!(汗)何のためのフィクションなのかよーっく考えんかい!…まあね、円谷と言えば「『旧世紀TV版6話まで』と『序』はいわば『帰ってきたウルトラマン』六話迄の所謂『初期設定』に相当する」と言う位の関係はあるような無い様な(ゴニョゴニョ…)

茉 また訳の解らん事を。

速 大月ネタで誤魔化そうとは良い度胸だよなあ。

鯖 (明後日の方向を向いて)あっ!ムーンベース!!

茉 あれは「タブハベース」やで。

速 良いから!そのネタは!で…CMの前に話をもどしたいんだけど、そこん所どうなの長妻さん。

鯖 何時からサOOーOOOェOトになった!?…まーな。かつての特撮少年としては「怪獣」にはやっぱり思い入れはあったよな。「キングトータス」と言えばその筋のファンには解るエピソードだとは思うけど。「正義の味方」ってほんっとに必要な所とか、本当に悪い奴に対しては何にも出来ないもんなんだなあ、とか子供心に思ったなー、とか(苦笑)

茉 …それってなんか、ヒーロー特撮としては自己否定とちゃう?

鯖 その辺りが円谷の偉大なところであり良心的な所なんやけどね。「本当に大事な事は君達が大人になって解決して欲しい」、ワンダバで何でも解決するほど世の中は単純ではないし大人の言う善悪を鵜呑みにするな、とか、特に当時低学年から未就学の、道徳観構成途上の子等に対して色々と作家の方々の込めた物はあったと思うんよなあ。

速 うわ、「教育的」だな(汗)このシャ・カイ・派♪

鯖 やめんかい!(汗)それはキワモノ作家に対する悪質な誹謗中傷やぞ!?

茉 そーゆーもんを見て育った割には、アンタ等全然人間が出来とらんみたいやけどねえ。

鯖 大きなお世話じゃ!まあ、そんな辺りで「今、怪獣で何かやっときたい」と思って書いて見たっつーのはあるかもな。何時ぞや我乱堂さんも「決断主義は昭和40年代だ」てな風におっしゃった訳やけど、寧ろ「其処への回帰は、其処が原点である俺等の年代にしたらある意味当たり前」やし、中途半端な相対主義と90年代の内面セカイへの引き籠りは結局価値基準を破壊して、自分の無力を全面肯定しただけで何も生み出さなかったもんな。むしろ「他者を見捨てる口実」だけは与えたかもしれんけど(苦笑)宇野常観なんざ只のイチビリかもしれんし、所詮は「賞味期限のとっくに切れた」現代文学とかいう廃棄物で飯くっとる奴のタワゴトに過ぎんとしても…俺等がアラフォーになって原点回帰するのはある意味必然な訳よ。元々「それが見たい」と思ってやって来たてな部分は「必ずある」筈やしね(苦笑)

速 …なんか、思いっきり「別の話」になってねーか?(汗)

茉 要するに、「自分の作品についてはなんも考えてない事」だけはよーわかったわな…

速 前回の「世界設定」も適当に書きちらしてる内に矛盾に気がついて「あわてて辻褄合わせる為に作った」泥縄だしな。

鯖 …あー君達、そーゆー突っ込みは全部完結してから入れるように(汗)

 

だったらさっさと続きを書けこの十ヵ年計画作家が!!

 

鯖 大変お後が宜しいよう…(撲殺。)


ver.-1.00 2009-12/11公開
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「…」
「御兄様?」
「…」
「御兄様っ!」
「…ん、あ、何だ?」
「また始まっておりますから。コメント欄が!」
「いや、今それどころじゃないんだ。こっちはどうやったら女子高生の普段の制服をスク水にすることが出来るかについて、真剣に頭を悩ませて」
「つくづく死んでしまえば良いのですわ、御兄様は。」
「より厳密に言うと、本川越駅で朝出くわす川○とか山○の生徒が全員、上は普通のセーラーやブレザーで、下だけスカート履いてないんだけど、そこにスク水が」
「具体名を出されると、どんどん洒落度が薄れて普通の犯行予告になっていきますわよ。」
「それはさておき、『今』って打っただけで『今井麻美』が変換候補になって、『真剣』って打っただけで『真剣に私に恋しなさい』が変換候補になるGoogle日本語入力って凄いよな。無駄な凄さだけど。」
「少なくとも御兄様よりは世間様の役に立っておりますわ。…そんな話はどうでも良いんですの。コメント欄が始まっております、と申しているんですわ。」
「ええっと、ああ、先週そんなことがあったような。」
「あんなコメントで砂漠谷様もさぞ呆れられたと思うのですけれど、第二回目を何故だか頂いてしまいましたので、僭越ではあるのですけれど、また簡単な感想とともに感謝の意を捧げましょうということなんですの。」
「たしか、10数行で良いんだったよな。ってことはもうそろそろ十分なんじゃないか?」
「…もう少し頑張って頂きたいんですの。せめて何か一言、感想を言うくらいまでは。」
「じゃあ、面白かったです!」
「…」
「…」
「…」
「ところでさ、あの嵐の番組、東京フレンドパーク以外の何物でもないよな?」
「だから、何の話をしているんですのっ!」
「ワー、ワー…わんこそば?の感想。」
「思いつかないなら一々ボケなければ良いじゃありませんの。『WORKERS』の感想、ほら、ここに第二回がございますから、ちゃんと読んで真面目にやってくださいませ。」

「ええー…。」
「…何でそんなにやる気がないんですの。」
「今日はもうマインたんのエロ同人を二回使ってお腹一杯で…」
「い・い・か・ら! 早く読んで下さいませっ!」
「分かった、分かったよ。」
「…」
「…」
「…」
「…」
「…というか、毎回この前置きが入るんですの、このコーナー…?」
「…ああ、読んだ。大体読んだ。」
「あ、そうですの。」
「TBSが読む世間の空気くらい、きっちりと読んだ。」
「あまり読めている気がしないのは、わたくしの思い違いかしら…まあ良いですわ。それでは、さっそく感想の方を御願いいたしますわ。」
「ええとな…」
「前回は『よく分からない』でしたものね。今回は、もっとまともな、知的なコメントを期待しておりますわよ。」
「鯖たん死んじゃったな!」
「…」
「ほら、最後、『撲殺』、って。」
「……そこ?」
「死んじゃったじゃん、大変じゃん!」
「あの…いえ、そこはただの御冗談というか、本当にお亡くなりになっていたらこちらにファイルを送れないと思うのですけれど、」
「死んじゃったか…。」
「いえあの、御兄様、」
「時間の流れって本当に早いよな…。うちのバアちゃんが死んだのが今年の春で、その時に物心ついて以来初めて身内の葬式を経験したわけなんだけど、」
「何でそんなリアルかつコメントしづらい話に急に行くんですの。」
「あ、ちなみにこの部分については、冗談でも何でもなくてガチのノンフィクションなんだけど、」
「だから、何でそこで急にそんな話になるんですのっ!」
「まあ80過ぎてたし、そこそこ大往生って言って良いとは思うんだけどな、」
「御兄様、真面目に話が出来ないとおっしゃるのであれば、せめて楽しい話題に致しませんこと?」
「楽しい話題?」
「…わたくしがそんな誘導をするのも、大変忸怩たるものはあるのですけれど…」
「じゃあ、楽しい話題な。…そのバアちゃんの葬式で、何十年かぶりに会ったいとこが、有り得ないくらいにオッサンになっててさ、まあそれは当たり前ってかお互い様なんだけど、ジョンナムの30%増量、みたいなふっくらさんになってて、それが笑劇的だったよね。」
「…」
「で、そいつが葬式の間じゅうずっと居眠りしてて、凄い勢いでいびきかいてるのが面白くて面白くて、けど一応葬式だから笑っちゃいけないじゃんか、でも『いけない』って思うとより笑いたくなる、っていう悪循環で」
「Taisez-vous!」
「…」
「ぜえ、ぜえ…」
「何だよ?」
「だから、そこから離れてくださいませ!」
「注文多いな…じゃあ、火葬場での話なんだけど、」
「どーん! どーん!!」
「何なんだよさっきから。こっちがやる気出してコメントしだしたら妨害ばっかして。」
「御兄様のコメントが余りにも酷過ぎるからですわよっ!」
「繰り返すが、この葬式のエピソードは全部ノンフィクションだからな。」
「何でノンフィクションのコメントの部分が一番酷くなってるんですのっ!」
「おいお前、気づいてるか? さっきから、お前のせいで延々と内容のない話題が続いてるんだぞ。」
「何でわたくしのせいになるんですのっ!」
「上の鯖たんのあとがきと比べてみろ、こっちのコメントの内容のなさときたら…。」
「だから、それが何でわたくしのせいになるんですの、って、」
「『本当に大事な事は君達が大人になって解決して欲しい』、だぞ、向こうは。こっちは何だ、葬式がどうとか、スク水がどうとか。小鳥さんのふとももスリスリしたいだとか、涼ちんのレントンを根元からきつく縛って反応を見てみたいだとか、」
「言ってませんわよ後半のは。というか、全部御兄様が言ってるんですわよ!」
「ああ、そういえば、今日も俺たち自己紹介してないよな。」
「人の話を聞いて下さいませ…。」
「やあみんな! 僕が、青春ノベル専門サイト『エターナル・ドリーム』管理人のフランシス・ベルナール・デュ・グレイユ・ドゥ・ラ・ビレット・研一、略してフラン研さ! 今日は可愛い子猫ちゃんたちのみんなに、砂漠谷君からのビビッドな熱い投稿を紹介するさ!」
「…」
「…」
「…」
「突っ込めよ。」
「いやもう、わたくしの手には余りますわよ。」
「ま、俺がフラン研なことは前回言ったから、もう伝わってるか。」
「少なくともそんな正式名称の略称では無かった気はいたしますけれど。」
「それよりお前だよ。前回名乗らないまま終わってなかったか。」
「あら、そうでしたかしら? それは皆様に失礼致しましたわ。それでは改めまして。わたくし、」
「青春・豚チャーシュー専門サイト『エターナル・生煮え』管理人のフランコおならで月まで行けるなら、下痢でも?吉田、略してフランソワだ。」
「そんな名前ではありませんわよっ!」
「お前、フランソワじゃなかったのか?」
「フランソワですけれどもっ!」
「はいはーい、女なのにフランソワって、おかしくないですかーっ。」
「どんだけ苛立たしいコメントっ。というかそれ、御兄様がおっしゃることができる台詞ではないですわよねえっ!」
「俺は男でフランケンだから、何もおかしくねーもの。」
「そうかもしれませんけれども、」
「『良いお!』っていつでも博士に即答するもの。」
「…」
「…」
「…うわあ…」
「…」
「…」
「…まあそんな大火傷なフランソワさんな訳ですが、」
「わたくしに押し付けないでくださいませっ!」
「名前以外の紹介は、さっきので良いのか? 管理人なんだろ、エターナル…下痢サイト?」
「『エタナール・生煮え』ですわ! ってそれも違いますけれどっ!」
「まあそんなエターナル下痢気味なフランソワさんな訳ですが、」
「勝手に決めないでくださいませっ!」
「今日は特にフランソワさんのお腹の大便が『いま、会いにゆきます』状態だとのことで、そろそろお別れしたいと思いまーす。」
「違いますわよ! …それにしても史上最っ低のお別れの台詞ですわね、それ。」
「あ、ってか、結局鯖たんと俺との回想話をするのを忘れてたな。」
「それ以前に今回、一言も本文の内容に触れておりませんわよ…。」


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