そんな事はさておき、何か疲れた。
　変な本買ってきて読んだりしていると脳味噌が「眠い」と訴える。
　ちなみに読んだのは「神々の帰還」（エーリッヒ・フォン・デニケン：廣済堂出版）俗に言
うトンデモ本の類に多分分類されるのであろう本である。
　結構面白かった。
　納得いかない部分が有った事は有ったのだが、まぁ諸処の事象に比べると許容範囲内。
　その片手間で「エクソダス・ギルティ」のまぁ…副読本の様な物を買ってきて読んでいたの
だが…同じようにモーセを扱っていても全然違う話になっとるのが何とも愉快でならないのだ
…まぁ方や「神＝異星人説」で片や「ガイア説」を下敷きにゲームの話を作っていたのだから
致し方ないと言えば致し方ないのだが。
　マジで異星人なら……俺が生きている内に来ないかなぁ…と個人的に思う。
　死んでから来たら判らないからつまらんし。
　等と相変わらず錯乱坊状態。

　どうでも良いことかも知れないが、日本では少子化は歯止めが効かなくなってきているのだ
が、変わりに発展途上国…例えばアフリカ等では人口は相も変わらず増えたり乳幼児は死んで
いったりなんかしている。
　順調にいけば２０２０年頃には洒落にならん数値になっとるだろう。
　足りるのか？　食糧。
　if　……アメリカ辺りが日本への食料輸出を全面的に取りやめたら……日本干上がるんじゃ
なかろうか？　それも一瞬で。まぁこいつはアメリカの食糧自給が人口爆発によりあふれ出し
て来たアフリカ辺りの人間に耐えきれなくなった場合の仮定だが。
　なんだ、日本なんか簡単に半減させられるじゃないか（＜浅知恵）
　等という世紀末像を考えついた。
　あまりゾッとしない話ではあるが。
　日本って食糧自給率……特に都市部は低いからなぁ……マジで一瞬に干上がるな。
　さてはて…
 

・金月真美
　分類：声優
　代表作：ときめきメモリアル　藤崎詩織

　……これ以上の事は知らないが、出たので解説。
 

笑い猫さん
　鋼鉄娘がなんだか良い感じです。

あむ。

　そういえば、私自身もあまり得意ではない。以前に、誰かに同じことを言ったような気
さえする。

　これについて、以前は「想像力が足りないのだろう」と漠然と思っていたのだが、今考
えるに、それは少し断片的すぎる気がする。というわけで、ちょっと風景描写に関して思
考してみよう。

　さて、風景描写に必要な能力は３つに分類されると考えられる。それぞれを、比喩を用
いて書き出してみると、

　１．写真を撮る能力
　２．写真を文章に直す能力
　３．どこで写真を撮るかを決定する能力

　のようになる。

　１の能力である場面を脳に描き出して、２の能力でこれを文章化する。ただし、これら
の作業はただすればいいと言うわけではなくて、それなりのあるべき場所というものがあ
るのだから、それを判断するために３の能力（「どこで」というのは、作品中の「どこで」
という意味だ）が必要となってくる。

　ここまでは、とりあえず問題ないだろう。次に問題になってくるのは、それぞれの能力
が何によって成り立っているかである。私なりに考えると、

　１は体験と知識と想像力、２は文章力、３は物語の流れや雰囲気を読む力、にそれぞれ
依存しているのではないだろうか。

（あら、思ったよりも単純に纏まったような……？）

　それぞれの項目とその向上方法の解説は必要ないだろうと思われるので、ここまででひ
とまず終える。

　ちなみに、これを元に考えると、私の場合は主に１が不足している為に３の要求が満た
せないのだろうと推測される。

（も一つちなみに……カウンタ、くるくる回ってます。大感謝です）
（実は、今日も公開してたり……（さらに広告か、おい。＞自分））

少子化対策に悩む厚生省が聞いたら喜びそうな事を魔王閣下が
言っている（笑）まぁそれは自然現象なんだが「うめよ増やせよ」
はやっぱり御免だ（あはは）脅迫観念に駆られる様な事では無いし
増してや娑婆の都合や外聞に躍らされて体裁の為にする様な事では
無い。

その気になるかならないかなんざ、一般化出来るようなこっちゃ
無い（笑）「発情しない男は不許可だ、屑だ、非国民だ」と言われても
そればっかりはどうにもなるまいに。

多分ね、発情しない（人も居るでしょうけどね）んじゃなくて、
大抵は「阻害要因の方がそれを上回る」だけの事なんでしょうけどね。

『御家大事』でそーゆー制度によって社会を維持している訳じゃないもの。
今は･･･（メンタルな価値としてのそれはともかく、生活単位としてそれを
後生大事に維持する必要が或るか否か、と言うのは一考を要する所だ）個人
単位でてきとーにやるようになったんだから『性行動そのものの価値は
いろんな意味で減少した』訳ですしね（良い悪いはさて置き）

生物的戦略っーのは『環境要因に対応する』もんだから、昔ほど性行動に
価値や意味が無くなったのなら、無条件に発情する必要性も無くなった･･･
て事はないかしらん？「生殖の本来的な意義」及び「育児期間における
パートナーシップの維持」･･･どちらからも離れた、と言うかそれを忌避
する事も一般的傾向になっている訳だから･･･「数うちゃ当たる」と言う
「乱射戦術」でも採らない限り「効果は無い」、とすれば当然「無条件で
発情する」事には意味が無い（生物的に）。

つまり自然に「選る」様になってるんじゃないの？もしかしたら･･･
と言う様にも思う訳ね。確率が低く、信頼に足らないと感じる個体に
大して一々反応しない･･･とかね。

もしかしたら（笑）まぁ、既に「高齢社会」（65歳以上の人口比率
１５パーセント以上）に突っ込んでるんだから何が起ころうが知った
こっちゃ無いわねえ（あはは）

何にせよ「社会・群の形態として性行動の価値は確実に低くなっている」
のに「行政上・数字上の都合からだけハッパをかけても無駄」とは思い
ますけどね。既に「人生棺桶に片足つっこんだ（笑）」既婚者の方々に
は矢張り「しっかりお父さんして子育てに努力してねー」とは思いますが
（これは一応心からね。）･･･群の意味そのものが解体している途上で、
受け皿としての社会が揺らいでいるのに出生率なんて増える訳ねーじゃ
ねーの（苦笑）後先考えずに「増やしゃ良い」ってもんじゃねーだろ･･･

まぁ「相手をそれほど選らなくても、受け皿がしっかりしていたから
それ程問題なかった」時代じゃないものね。そーゆー事なんじゃないかいな･･･

一方で、「他にする事（したい事）が無くなったから（性格には管理の徹底・
社会そのものの『都市化』によって出来なくなった、と言うのが正しい。
所謂『自由化による機会の増大』というのは実際の所『完成しつつある
管理された枠の中での自由』といっても良いかもしれない。「危険だから
川や山で遊んではいけません」と言う規制が在りながらも外で遊べた時代と、
『さあ、ここでは何をして遊んでも良いんだよ』と言いつつ体育館の外に出られ
ない社会･･･どっちが『自由』なんだ？）ナニに生きがいを見出す」と言う
状況もあるかもね（笑）

喧しい都会で檻に閉じ込められてれば例え野性の虎だって「徐々に性欲は
減退する」でしょ（笑）まず「檻を壊さないと」ね･･･繁殖させたいなら。

まー緒戦人事（おほほ）

少なくとも個人的には「こんなガサツな娑婆でそういう気が起きるほど
絶倫では無い」（わはは）万難を排してでも･･･なんて思う事は「人生に
二度ある」か･･･ないんじゃねーか？二度目は･･･（をーい）

「益々やる気を無くさせる」よーな御人は世間に幾らでも居るし、
益々増えてる様な感じなんだけどねぇ･･･

まうー。

だから「常識」＝「社会の多数意見」＝「真理・正義」（笑）と言う
公式？に固執したり、自己と「常識」を何とかしてすり合わせて自分
が「異常ではない」事を脅迫的に強調したり…「権威はわれに在り」
をやりたがる。

基準を「自分のものにしていない」から常に比較の中でしか自分を
見出せない。其の場その場で「他人に誉めてもらうことで自我を保証
する」事が全て。

他律的だ…つーのの問題はそーゆー所だ、と言ってる訳ですな。

猫様

開設おめでとうござひます（まずはお祝いを）

たんどーりは無いの？（魔王閣下）･･･ビビンバ用の釜って
重油使う奴か、もしかして･･･（汗）少なくともガスと電気と
水道が通ってるだけの台所ではなさそうだ（はう）

うちのあばら家にもせめて中華鍋振れる位のサイズの火元が
欲しい（しくしく）そろそろにが瓜が食べたくなる季節だし。
蔵の奥に隠しといた泡盛のでばん･･･以前発見した紹コウ酒化した
天然（偶然の産物）大古酒は眼を離した隙に弟の腹に消えた＃

むー。

「人目」の話と「発情期の疎外状況」。

人目云々と前から降りに付けしつこく言及したけれど･･･
別に「外見を整える・好みに変える・判断時に情報源として
活用する」事に異を唱えている訳では全く無い（って言うか
んなこた不可能だ）見た目を「状況をコントロールする手段」
として活用する事も又、生活手段として意義の在る事である。
又、「動き」等の視覚的部分から相手の能力や素生等を判断する
事も又自然な事では在る。

見た目じゃねーんだ、と言うのは「そういう事を言うのではない」。

「体裁だけ整えとけば誤魔化せる」（そんな事しても見る人間が
見れば馬脚を表すので無駄なのだが、世間様は節穴率が高いので
誤魔化される奴が後を絶たない）から更に「見た目・装飾＝全て」
「包装が綺麗なら後はどうでもいい・って言うか品質の良し悪しの
区別が付かないので考慮条件に初めから入れていない」へ･･･

確かに、人間と言うフィルターは実に好い加減で充てにならない。
市場万能＝民主主義の問題点の一つもこれ。確かに「大半の人間が
それで満足するのならそれでいい」とは言えるかもしれんけどね･･･
品質そのものは確実に落ちる。「自由化・市場化が進めば消費者
全体のレベルも上がって行く」？幻想やね。一定レベルを超えた
「質」と言うのはもしかしたら「非合理な価値」（あるいは闇の側）
へと突入するのかもしれない。そして、大なり小なり人間と言う奴は
その「非合理な価値」に依る事に依って「生きていられる」。
全てのそれを否定した人間は養鶏場のブロイラーと大差無い存在と
化す。それはそれで楽なのかもしれないが。安楽で怠惰な終わり無き
絶望？（それで本当に持つのかどうかは分からないが）

･･･結局、思想ってのは「合理性」と「非合理な価値」の綴り合わせを
行う事を常に目標として来たのかもしれない。

何にせよ、「舌と鼻のいい奴から疎外される娑婆」をもたらす事に
なりやすいのではなかろうか。悪貨が良貨を駆逐する･･･効率を著しく
損なう事は危険だが品質の低レベルでの安定と言うのも決して在り難い
話ではない。良い品質を求めるのならばその分多大な労力を要する･･･
と言うのが一層激しくなるだけと言うのはね。

まぁ、それこそ「解る人間だけ分かれば問題ない・後はしらん」と言う
考え方も在るけど。市場原理を安易に担ぐ以上は「人間と言う好い加減な
フィルター」に頼る以上「悪貨は良貨を駆逐する」。
（だから、自由化と品質向上は或る程度までは一致してもそれ以上
からは相克するんだって 苦笑 『大衆』が満足するレベルはそう高い
訳では無くて、其処から先も決して『欲望が費える』訳では無いが
『有らぬ方向・横道』へ外れて『畸形化』していくんですよう。どんどん）
矛盾している様に聞こえるかもしれないが、『欲求と質的向上』を一致
させる為には『自律心』とかそういう『安易で無駄な欲望の抑制』が
必要になってくる･･･

それはさて置き、『人目』。

飯の後にしやう･･･

　お話の人気の差云々は…もう既にエヴァＦＦがエヴァで無くなってるって事情を踏ま
えたりすると色々と奥が深いものがありますが、それはさておきますです。

　オチはないです。つまんなくてすいませんです。
　それでは。

　なーんて、阿呆なことを言っていてもどうにもならないので止めます。

　さて、個人的に期待していたkanonが発売されました。ONEからの流れもあって、潜
在的読者の方も沢山おられるだろうと予測してSS公開に踏み切ったのですが……。

　カウンタはさっぱり回りゃしません（笑）。

　最初は本格的に憂えたものですが、よく考えるも何も、更新チェック系のサイトも
ないのに、SSを公開しただけでカウンタが回る訳ないな、と納得した次第です。

　んで、これから考えるに、エヴァSSの世界は結構人気の差みたいなのが出やすいの
ですね。同じ更新チェックサイトに載せていただいていて、作品公開時のヒット数に
大きな差が出た場合は、人気の差を理由に考えるほうが一番シンプルなわけですから。

（それ以外の言い訳としては、「世間が私を理解しないのだ」なんてのもありますが）

　まあ、これを良いと思うか悪いと思うかは、ホント人それぞれでしょう。

　私の場合、評価は気になるけど、かといって辞めれるものじゃないんですよね。だ
から、そんなには関係ないわけで。

　で、一方で、あまりに評価を気にする人は、ニーズを第一に考えたSS書きをしてい
るのかも知れませんね。

　さて……ところで、こういう宣伝（KanonSSの）スタイルはアリなのでしょうか（自爆）。

久しぶりにパンを焼く。知り合いのパン屋から生イーストをもらったからだ。そのパン屋は天然酵母で作っている。
「ウチのとどのくらい違うか試してごらん」という挑発を受けた。が、俺はパンはそれほど、つーより全く、自信がない。
経験値が絶対的に足りない。唯一の救いは採算を度外視できることだ。

マイスというパンを焼く。意味はとうもろこし。パン屋の店頭に並んでいるコーンとマヨネーズが組合わさったやつ。
８歳児にリクエストを求めた結果そうなった。
コーンとマヨネだけではおもしろくないのでパプリカ、タイム、ローズマリー、カイエンヌペッパーなどを使ってオリエンタルチックなものも作る。

夕食はエスニックで行こうと思ったのだが、同行者が「石焼きビビンバが食べたい」と発言。タイ風で統一しようと思ったのだがいきなり挫折。
一月に一回使われればいい方なのだが、台所には石焼きビビンバ用の石鍋がある。
そういえば、ほとんど使わないが捨てられない台所用品は多い。蕎麦切り包丁、パスタマシン、シャンパンサーベル、・・・・。

全て数え上げたら強迫観念に駆られそうなので割愛。

同行者は草書体でいろいろ書いていたのだが、余り納得できない様子。地味に家中で最も達筆なのは同行者だったりする。
一番下手なのは俺だろう。
「この夏の抱負でも書けば？」と言われた８歳児は「良い子強い子元気な子」と書いた。
一番前はともかくとして、後ろの２つはすでに満たしている。人間として上等な部類に入るのではなかろうか？
なんにせよ、野望の必要条件は健康である。
 

★
 

鯖氏が言うように他者からの評価によってプライドを勝ち得ている人間というのはただのバカだ。例によって言及するのも面倒。
異性との性的コミニュケーションを取るというのは動物として当たり前のことだ。それをしていない、するつもりがない、その能力がない奴は、つまり動物としても失格。
種の存続のための総合的行為はかなりの労力を要する。

ちなみに脳味噌と白子は同じ系統の食材だ。思索と性的活動は本質的に似たようなものだが、両立させるには多大なる労力を要する。
思想家でありながら色情狂という人間はあまりいない。存在したとしてもカルト的宗教家などという枠組みに分類されていたりする。

やはり思想家は暇でないとできない職業だ。

所要により某温泉地にて会議。見晴らしの良い
風呂から田園広がる平野と遠い岐阜方面にまたがる山系を
眺めつつ、湯に浸かってしばしよしなし事を考える･･･

モテる、評価に対する欲求の話･･･に関する違和感について。

モテる人は大したものだと思うし、それを悪いとは毛頭思わん。

が･･･「モテたがる男」乃至「モテる事にプライドを掛けている男」
には一種の嫌悪感と言うか･･･「見苦しい・気持ち悪い」と言う
感想を抱く事が多い。何故か知らん？

色男は良い（笑）粋だったり芸が細かかったりするのは大した才能
であろう。敬意に値する。所謂甲斐性と言う奴かいな？

しかし、それに関して、「自分は（人より）モテる」とか
「モテる事によって自己の価値を規定・プライドをそれに依る」
と言うのはね･･･凄く気が滅入る心理だと思う。気色悪く感じる。

モテる事によって本人が幸福になったり、他人が恩恵に浴するのは
多いに結構な事なんだが･･･卑しいの、ってのは「モテ無い奴は〜
だ」等、誰かが自分より「劣っている」と言う事を規定する事で
自分のプライドを維持しようとする。それをあげつらったり、
或いは嫌がらせを仕掛けて相手が困っている所を見て嘲笑し、
ささやかな優越感に浸る事でのみ「その間だけ、自己の価値を
確認できる」。自分のそういう惨めな姿に気づいて居いるのか
居ないのか･･･見ていて気持ちの良いものではない。

又、そう言う人間にとって「異性（女）はプライドを支える為の
手段」なんじゃないか、と言う気もする。必要なのは「プライドを
支えてくれるツールとしての存在」であり、「モテる自分」を演出
して「安心」したりする訳だ。良く「女に依存しているタイプの男」
と言ったりするが･･･常に「自分のプライドを満たし、自分を肯定し、
人に見せびらかす事で始めて自我の安定を得る」と言う事なのだと
思う。本当はその特定の相手でなければならないと言う事ではない。
一定条件を満たした「世間的に自分の価値を上げてくれそうな女・
一緒に居れば世間が自分を認めてくれそうな女」である事が重要なの
かもしれない。つまり「代替可能」･･･用は「消耗品」？そして、
その「世間的に受けそうな価値・自分のプライドを満たしてくれそうな
価値」と「自信」のバランスによって次々「バージョンアップ」を
図る者も居るだろうか？

「淋しがり屋なのよ、彼は･･･」

と「彼」を弁護し、優しく抱擁したがるにょしょうも娑婆には
多いらしい。本人が認めようが認めまいが一般的には「母性本能」
とやらを擽る、と表現される奴かもしれない。確かに寂しがり屋だ。
彼には貴女が「今の所」必要なのだろう。彼には常に「自分の自我を
満たしてくれる女」が居なければならないのだ･･･

そして、それで「女神の様に崇めてもらえる･･･気持ち良い」と喜ぶ
女性も結構居る･･･のだろうか。「彼」は大変女性一般を尊重する。
少なくとも「自身のプライドを支えてくれる間」は。故にもしかしたら
「ブスとデブには価値が無い」等の発言をしたりするかもしれない。
彼にとって「自慢できない女は存在価値が無」く、全て彼にとって
「女とは、自分のプライドを支える手段」以外の意味を殆ど持たない
から･･･と言う事かもしれない。

女無しでは居られない･･･淫乱な性分なのではない。自我の不安定さ、
稀薄さを補う手段なのだろう。女と見れば気になる･･･不安なのか。

でもね･･･結局彼は「女好き」なんじゃ無いと思うんだけど･･･
多分「自分に自信が無くて、なお且つ激しいナルシズムの持ち主」
･･･「激しい自己嫌悪を持ちながら結局自分だけを愛している」男。

「女が好き」なんじゃない。「その女の、自分のプライドを支えてくれる
機能」を「必要としている」のだろうか。多分ね、人間そのものが嫌い
なんだよ？

只･･･彼は「その女が近くに居て、彼の自我を支えてくれている」間は、
心底感謝してるんだろうし、有り難味を感じているとは思うけど･･･でも、
三日顔を見なければ「忘れている」かもしれない。未練は多分無いと思う。
何故なら「代替可能」だし。

確かに･･･女に依存しながら「女に縛られない」ってのは都合の良い生き方
では在るよな。

極論だけどね（苦笑）でも、大なり小なり「本質的にこれ」って人は
結構居るんじゃないの？とは思う。「アクセサリー程度の価値の異性」。
男の場合、著しい場合には「プライドを守る為の武器」？

男のプライドは、偽の愛しか語れない♪

なんて歌があったな。大島渚の映画に･･･

でも、実際モテるんだけどねぇ･･･そういう男って（笑）

「男のプライド」なんてものは実際実に「馬鹿馬鹿しく他愛無い」
ものだと思う。無ければ無いで困るんだけど･･･でも他愛無い事は
事実。「誇り」と言う時、それはある種の「規範としての価値観」
を含んでいると感じるけれど、単にプライドと言う場合は「相対的に
誰かと比較して優位に立っている」事を確認する事で自信に繋ぐ程度の
ものだと思う。規範もへったくれも在ったものではない（笑）

あたし個人としてはプライドと言うものは計量化出来たりはっきり
結果が見えるものに掛けるものだと思っている。「金持ち・強い・
速い・一番」等々･･･少なくとも「他の人間をその拠り所とする様な
ものではない」。一人で作り上げて「有無を言わさず客観的に認めさせる
事が容易なもの」･･･それが「自信」になるのだろうと思う。

無論、そう言うプライドなどにいつまでも拘って居る奴ははっきり
言えば「餓鬼」なのだが（苦笑）それが「誇り」になるには又色々
必要では在る訳ね･･･プライドは「代替可能」だが誇りは「取り替えは
利かない」。他人が「道具としてのプライド」じゃなく「取り替え
られない誇り」･･･「何らかの価値や規範を含んだ存在」になったとす
れば大したもんだとは思うが。

まぁ、兎に角「モテる事そのもの」に価値を置き、自信にしたがる奴は
個人的に「気色悪い」から願い下げなのだ。

まうー

タイトルは･･･「グッドラック」。十何年ぶりにあの深井 零と
FFR−31スーパーシルフが帰って来る･･･フェアリイの死地から、
彼等は一体何を持ち帰って来たのか･･･期待♪

一緒に小野さんの「屍鬼」上下巻も注文。

思想を語るのは確かに閑人と言うより暇つぶしと言えなくも無い。
市場経済なんてものは幾ら「恰好付けようが」自動的に動いて
行くものであり、市場そのものの「自己保存」は誰も何も考えなくても
維持できる。テキトーに儲かる奴、飢える奴、死ぬ奴が出て結局
丸く収まる。それだけの話である。リスク無しで利潤は無く、
リスクと言うものは当然一定の確率で失敗をもたらす。下手を
すれば死ぬ事も在る･･･（って言うよりこんだけ人口が増えるとそれ
も市場にとって必要なんだろ、やっぱ）結局、其処から先が思想だの
何だの言うものなんだろう。ヒューマニズムだの何だの言うものは
その意味では「道楽」。衣食足りて礼節を知る。が･･･誰かの衣食を
たらす為にどっかにしわ寄せが行く訳だからそれは「利益還元」を
行い収支を合わせようとする行為でもある。単にバランスをとる為の
機能と言う見方も在る･･･無論「騙し」と言う言い方も出来るが（笑）

経済活動は頭を使う、と言う反論も在ろうが猿だって飯を取る為に
頭は使う。腹が減るからその時用いる事が出来る手段で飯を食う、
欲しいから増やす、取る。筋道は一緒。偉そうに言うほどの事ではない。
方法が違うだけで皆やっている（笑）職業に貴賎在り。確かに･･･だが、
市場原理にとって「貴賎」などと言う価値は無意味でもあるが。
それは「自己を維持する為の自動的機能」であってそれ以上のもの
ではないからね･･･実に凡庸な話。

市場原理は「究極の民主主義だ」。そうかもしれない。故に･･･
其処に「民主主義」と言うものの限界が在るのだ。それは「猿の
為の装置」なのだろう。何処まで行っても･･･「猿の民主主義」で
満足出来ないから人間は色々妙な「思想」を持ち出そうとするのだ。

思想で「猿の民主」を飾ろうとしてはいけないのかもしれない。
単純で暴力的であるが故に機能的なそれを損ない、道を誤らせる
事になるから･･･それを「克服しよう」とする所に「自我」だの
「哲学」だのの目的が在るのかもしれない。市場万能を無邪気に
信じるのならば「自己実現」などと大層な事を考える必要は無い。

中途半端な「ヒューマニズム」や「近代的理想主義」は自然や市場の
暴力的でシンプルな機能を阻害する。それを信じるならば「そのシステム
に手を入れてはならない」。単純な機能で割り切れない人は「その葛藤
を解消する為に、理屈を付けたり幻想に満ちた理想に縋ったり」する。
･･･しかし、そんなものは結局「市場」や「多数決」だのに求めるべき
ものではない。市場は生存本能だけで出来た頭の無い怪物だ。あまっち
ょろい人権思想なぞを持ち込もうとするから矛盾が生じる。放って置いた
所で「或る程度までは」大した事にはならないし、運の悪い奴は結局それま
でな訳だから･･･

故に「個人主義」と言う奴と「頭の無い市場万能」は大変相性が良い。
一定以上人間が「しくみ」に介入できないようになっている所がミソだ。
仕組みの流れの中でひたすら「その場で選択肢として与えられる快楽」
を追求していれば陶汰もシステムの運行も自動的に運ぶ。

一番「楽」なのはこの仕組みには「自我」と言う奴が必要無い（って
言うか邪魔）と言う点かもしれないが。余計な事を考えるようになると
人間と言う奴はシステムに手を入れたいと思うようになるのだが（苦笑）

その厄介なのが例えば「思想」。大抵は「正・反・合」と言わんばかりに
「自然」の方へ回帰する事になるが･･･どうも単純に「元に戻っている」
訳では無いらしい。そーゆーのを「解脱」だのなんだのと言う訳だろう。

自我は一遍「自然」とか「市場」或いは「欲望」を否定して、しかる
後二度其処へ戻る･･･という風にも考えるのだが。（これは理屈でだけ
考えた所で無意味だろう。一種の『体験』を追求する事で始めて意味が
在る･･･のかもしれない。神秘体験とかそういう怪しげなもので無くとも
『苦行』や『禁欲』の段階を超える事で其処へ至る･･･という事なのか。
「欲望と快楽を結局肯定する事になるのだから」、とそれに疑問を挟まない
とすればそれは『怠慢』乃至『無能』という事になるのかもしれない）

否定無くして肯定なく、肯定なくして否定なし。「最初から自我を否定」
してしまえば楽は楽なのだが面白味も無い（笑）

これも一つの考え方。

ま、御気持ちは分かる部分も無くもないかもしれなくなくなくない？のですわ。
現にここの現在の偽名称にもビッグフレンズへの何がしかの悪意が感じられるー♪、等と御兄様がおっしゃられておりましたし。（勿論全くの事実無根なのですけどね。）
例によって、御意見自体がどうと言うよりは（表面的な）表現法にちょっとわたくし、ヒいてしまいましたの。ごめんあそばせ。

　いやぁ…大きなお友達な衆に嫌がらせをたっぷり受けちゃって（猫がエロゲー買って
帰るのがそんなに珍しいんすかねぇ。見た目や趣味や使用目的その他諸々、ひそひそひ
そひそとあれこれ言われまくりでありました）ちょっとだけ嫌な気分になったとはいえ、
あの書き方はちょっとまずかったでありますか。

　以後気をつけますです。

喧嘩したっつってもね･･･あんま居ない人に関する批評は
したくないし。単純に思った事書いてるだけでプラスの意味も
マイナスの意味も無いけど。（けど思った事は一応口にしないと）

にゃふ。

＞「ある神話」＜
先週末からアスカ系HPにもCM流したから、多分最終的には「このSS」にも出てくるだろうな。
でもこれの本編にはピンポイントでしか出てこないけど、ここに出てくるレイって結構好き。
・・・これだからあっしは何時までも仮性アヤナミスト・・・・。
 

TO 鯆さん
＞あう（汗）いらっしゃるたびになんか隠れたい不義理者（あたし）
＞でありました･･･（申し訳無いっス 汗）
＞
＞後ろめたいんならちった頑張れよ･･･（あはは、冷や汗）
あははは、んじゃ珠に督促がてら（ORいやがらせ）に、ここ顔出しますかね（にやり）。
なんでも再開を待って膨大な死人まで出てるとの風の噂ですし、ほんと罪なひとやわ・・・（ぽっ）。

ってのは冗談ですが、既に中間発表において鯆さんの名前上がってますし、子猫BBSでも「ウチも1年止
まってる」とか書き込みありましたしねえ（にこにこ）。
いっぱい沢山の生者も死人も、きっと
♪私待ぁつぅ〜わ（怒）、何時までも待ぁつぅ〜わ（怨）♪ 
ってな感じですんで、頑張ってくださりませ（ふぉふぉふぉ）。

またもし今年中に「白銀の死闘」がちゃんと完結したら、記念として綾波系HP最果ての地と呼ばれる
我がPODが誇る御進物・綾波3点セット
1.戦術級（イメージ：直球）
2.戦略級（イメージ：変化球）
3.秘密兵器（イメージ：豪速球）
でも 進呈しましょうかねえ（にこにこ）。
 
 

天文系仮性アヤナミストの横着星

なんでもあーちゃんのお気に入りの動物は兎なのだそうだ。ちなみに現在の８歳児はイルカさん。
泣き虫あーちゃんはグスグス泣きだし、俺は久々にうろたえる。
８歳児親娘の説得により、やや泣きやむ。その後あーちゃんママ＆パパがやってきて食事会。

メインは鴨。野鴨ではないが、質の良いフランス産バルバリー種の窒息鴨をもらったのでロースト。ただローストではつまらないので、粒状コリアンダー、クミン、オレンジの皮をカラメリゼしたものを表面に塗る。
フィリップ・グルートのパクリ。
仔兎のラビオリを出す予定だったが、あーちゃんのために変更。アンディーヴとホタテのサフラン風味・サラダにする。
 

★
 

鯖氏がなにやら言っている。
基本的に鯖氏の言説に生理的な反感を覚えることはない。具体例を挙げれば、そうした拒絶感が発生するのは最近見ないT・OKA氏の文章だったりする。

以前、令嬢が指摘したことが正しければ、俺は機能的合理主義者なのだという。
俺は話し合いのみで解決することは何１つないと考えているし、人間が考えることすべては不完全だと捉えているし、重犯罪者は死刑にしてしまえばいいと思う。
令嬢によれば俺の判断基準は「それが効率的であるかどうか」という点に当てられているという。効率的であれば世間的価値観など考えないらしい。

そう言えば、俺は神などくそ食らえだと思うが、信仰は否定しない。神というある種の絶対的価値観によって、自分を相対化＆確認するという作業が含まれる信仰は有益だと考えるからだ。
ただし、この「効率的」というのは「自分が生きる上で」みたいな注釈を含んでいる。
バカは更正させた方が世のためかもしれないが、バカとディスカスするのは疲れる。よって俺はそんなことはしない。

他方、合理＆効率的思考が通用しない分野に価値を置いていたりする。全てを合理的に解釈しようと言うのは、対象物を無理矢理変換することを内包している。
理性や合理によって客観的に同一性を捉えて対象化できる部分があれば、言葉では対象化氏得ない部分と無理に区分してしてしまった部分もある。
それらは「呪われた部分」「心の闇」「歴史の闇部」「神秘主義」などという言葉で語られていたりする領域だ。
この「区分化されない領域」にも何かの不文律が働いているいるのではないかという疑念を抱いたりもしている。

自己中心的効率主義、合理では区分化されない領域に興味のプライオリティを置く精神性、人間というフィルターを信用しない懐疑主義とそれでもどうにかなると考える楽観性、などが俺を構成する要素らしい。令嬢によれば。

おそらく効率的合理主義者であるT・OKA氏は、余り区分化されない領域について言及しない。できないのか、嫌いなのか、避けているのか、意識しないのかは不明。
効率的であることは同じながら、「何が効率的か？」という方法論に違いがあり、なおかつ俺がプライオリティを置く領域への言及がないので俺はT・OKA氏の言説へ生理的な反感を覚えたりすることがる。

鯖氏はと言えば、対岸の火事。
共通項があるようでない。対岸までの距離が近いときには石を投げたり、水を掛けたりもするが、遠いときは共感点が存在しない。
それが本質的反発によるかは自分ではよく分からないが、精神的揺れ動きを感じないことを考慮すると可能性は薄い。
 

付け足し
思想などをやるのは根本的に暇な連中だ。種の保存のための社会貢献も、市場経済を動かす経済関与も、社会変動要因となる行動もしていない。
やることがないから考えてしまうのか、考えに浸ってしまうからやらないのか？「卵が先か、鶏が先か」って感
じ。
ただ言えるのは、多くの思想家は女性にも金にも快楽にも縁が薄そうだ。最近は思想なんぞじゃ食えないから副業でもうけている奴はいるかもしれないが。
鯖氏がその範疇にはいるかは別として。

取りあえず不義理のツケだけでも何とかしませんと（しくしく）

（そういうのなら総合で妙なジェンダー論だの何だのをぶたなければ
良いのだろうが！＜あたし）

枝葉末節な「情報」なぞは「人によってまちまち」ですし、あたしなぞ
「無学文盲の徒」ですからお話を伺う事は実に在り難いのです。本当に･･･

只、今少し時間を頂ければ。Thrkさんのお言葉の印象からすれば
「苦手なタイプ」かもしれないけど（汗）「寂しさを埋める為に
求める」と言う行為の顛末は矢張り結局「空しい悲劇」に繋がらざるを
得ないだろうから･･･「山の彼方の空遠く･･･」ですかね。同じ空虚さ
に縛られた者達の、癒される筈も無い悲劇なのだろうか。

そればっかりは見てみないと解らない･･･（だから早く書け）

まうー。

>＞「ある神話」読みました
>何か強く感じるところはありましたか？
>神話に対する一般的な意見は、一部の例外を除いて「悲しくも美しい泣ける
>物語だった」で、ほぼ統一されているみたいなので、改めて神話に対する
>自身の穿った見解（というより偏見かも）のマイノリティ（とさえ呼べな
>いだろうな）ぶりを自覚する次第です。（苦笑）

元々、鯖 さんへの依頼なので、Thrkが横から何か言うのもなんだと思いますので、簡単に。

まず、お話の流れは、かなり典型的なもののような気がします。

次に、SSでは、それに込められた作者の“念”みたいなものを読み取る必要があるんで
すけど．．．

Thrkが「ある神話」を読んで思ったのは、まず、「アスカ×シンジな人の書いた文章だ
なぁ。」と思いました。非常に典型的な“念”の感じがしました。

次に、「このお話は、“さみしさに基づく心の痛み”を使って書かれている。」と思い
ました。この“さみしさに基づく心の痛み”を持つ人が、このお話にシンクロすると思
います。それを粛々と受けとめる人もいれば、そんなことではだめだと否定する人もい
るかとは思いますけど、それは、表層的なことのような気がします。

そんな感じです。

一応、この文面を、しのぱ さんにもメールしました。

＞「ある神話」読みました
何か強く感じるところはありましたか？
神話に対する一般的な意見は、一部の例外を除いて「悲しくも美しい泣ける
物語だった」で、ほぼ統一されているみたいなので、改めて神話に対する
自身の穿った見解（というより偏見かも）のマイノリティ（とさえ呼べな
いだろうな）ぶりを自覚する次第です。（苦笑）
 

☆ 砂漠谷さんへ

砂漠谷さんの論旨には独特の味があるので、相変わらず楽しませて
もらってます。

正直、自分と砂漠谷さんとでは、感性、人生観、作品に求める
コンセプト等で価値観を共有出来そうな所が極端に少ないですが
（というより絶無かもしれない（汗））、だからこそ逆に、どちらが
正しい・間違っている…ではなく、下手すれば完全な平行線になり
かねないお互いの意見（人生観・作品に求めるモノ）の相違をそれなり
に楽しめるかも知れない…などと不遜なことを考えながらカキコして
います。（笑）

気になるのは、砂漠谷さんが持っている膨大な世界観に比べると、
自分は極端に狭い世界しか提供出来そうにないので（ついでに論術
は苦手ですし）、砂漠谷さんから見れば、自分は話し相手としてはやや
物足りなく感じるかもしれません。（汗）
（もし、そうなったら何時でも話を打ち切って下さい。やっぱり
“対話”というのはお互いに納得出来るモノを提供し合って初めて
成り立つものでしょうから…）

ただ、それは別にしても、やっぱり「ある神話」は砂漠谷さんにとって
は一読する価値があるように自分には感じます。（くどくど勧めて申し訳
ないですが、当初の目的と異なり今では心からそう感じます。）

＞あたしの専門ジャンルの一つ（の筈だよなぁ･･･汗）であるLRS作品を
＞「とことんシリアスに」書くとすれば（って言うか結局それがやりたい
＞のか？）、血を吐く様な辛酸な愛憎劇にしなけりゃならない、と前々から
＞思っていて（直面させてやりたいのかもしれませんね。業、と言う奴と。
＞それで潰れるような主人公なら精一杯のた打ち回って死んでいくのも又
＞凄く良いと思ってる。）「汚れきった時に、それでも捨てられない何かが在
＞るとすればそれが答なのでは無いか」とか妙な事を考えているからでしょう
＞かね（苦笑）

正直、「ある神話」は、その世界をＬＡＳで具現化したお話のような気がしますので。
特に、
＞直面させてやりたいのかもしれませんね。業、と言う奴と。
＞「汚れきった時に、それでも捨てられない何かが在るとすればそれが答なのでは無いか」
という視点から見れば、尚更、自分のような軟弱者には理解出来ないあの作品の新しい魅力が見つかるような気がします。（これ以上はネタバレになるので伏せますが。）

前回のカキコにあったキャラクター補完に関するお話や、 “論客”・“作家”論（ちょっと違うか（汗））も読後（その件でも真面目に話し出すとどうしても神話と被る所が出てしまうものでして…）ということでお願いします。
（こうしてレスを返す度にどんどん話題が溜まっていくような気が（汗））
 

ではまた。

失礼いたしました。

P.S.
「ある神話」読みました ＞ けびん さん

これがＥＶＡ系考察の「成果」の一つかもしれませんな。
フェミニズムに関してここまでつっこんだ考察をする気に
させたのも。考察・批判の対象となる幾つかの文章にした
所で、「思い当たる所で納得する」あるいは「笑い飛ばす」
程度で記憶から消えていたろうし。

普通ならば「自分にとり不愉快なもの」であれ、それは
それで「利用価値は在る」わけだし。何にせよ･･･
真面目に取り合うような事じゃ無い。

さりながら･･･そんな物でも「取り上げておかないと
乖離が激しくなるだけだ」と言う問題意識は生まれた訳だ。
適当に流すだけでは済まなくなるかもしれない、とね。

多分ね･･･（邪推だけど）MEGURUさんも「あまり認識していない」
割にあたしの言葉が「引っかかる」部分は在るんじゃなかろうか（笑）
もしかしたら「否定したい」と感じたんじゃないか、とね。

それならそれが「成果」かもしれない。くーるな魔王閣下が時に妙に
「激しい反発・拒否感」を見せてくれた事があったっしょ？（笑）
それがね･･･達悪いとは思ってるんだけど「凄く興味深かった」。

あたしに関して「硬派」だの「武闘派」だののフレーズを付けて
分類したがる傾向の人に見られる一種の傾向っつーかね（本気ジョーク
を問わず）偶には「違う種類の人間」って感じを強調したいと言う感じ
を受ける時も在る（あはは）「自分と」と言う言わずもがなの事ではなく、
「一般という枠」から見て、ね。それが少し「面白かった」。

精々某かの技能と経験を齧った位のあたし如きで「武闘派」なら、正真
正銘そういうのに「はまった人生送ってる」人達はどうなるんだ？とかね。
あたしゃ自分は「かなりの軟弱者」だと思ってサジなげてるんですけどね。

むしろ･･･あたしの時に「ヲタク性」とか「他律規範」とかに関する言説に
反応する人は多いわねぇ（笑）

「見た目しか価値基準が持てないと言うのは、今だに『それの意味の何たるか』を
理解できていない事に由来するんじゃ無いか？」とかね。「らしさ」にしてもそう。

男「らしさ」なんてものに意味は無い。共同幻想ってものには深い意味や
時に応じた必要性が在る。故に「幻想否定」を唱えるだけの近年のフェミニスト
の論旨は「根本的に社会と言うものを理解できていない」事も多い。幻想ってのも
道徳ってのも「必要性に応じて出来上がった装置」だから。HIROSHIさんが言った
説の様に「正直じゃないから価値が無い・偽善だ」とそれを否定して欲求の無制限化
を唱える事の問題点も其処に在るし、魔王閣下の言うように「幻想の一貫性を追求しない
のは単に無能と怠惰の証」と言うのも一理在る。

しかし、矢張り「形骸化した男「らしさ」になぞ意味は無い」とは言える
だろう･･･何故にそれが意味や価値を失ったか？

其処が問題だと言う訳ね。フェミニズムはその「装置としての幻想」の
機能も否定しようとする事が在る。故に「それを完全に破壊してしまえば
解放される」と言う妄想を抱く･･･

まともに「そもそもの幻想のもっていた機能」について考えようと
していない。それは「初めから無意味だった」と捉えるだけに終わって
いる。「本来どういう意味を持っていたのか」「なぜ形骸化・無意味化
したのか」･･･その辺に関して全く無頓着だ。

これはフェミニストに限った事ではないけどね。「形骸化した「らしさ」に
安住しようとする男」或いは「幻想の破壊によって全ての責任から解放される
事を望む男」「本来機能の再発見、などと言う事によって自分の立場を脅かされる
男」･･･都合が悪い、そう感じてるんじゃないかね（苦笑）

「そんなジェンダー再構築などしんどい、苦痛だ、迷惑だ」「今の侭で良い」
「折角義務や責任から解放されたのに、何故今になってそんな苦しそうな真似
をしなけりゃならないんだ」

まぁ、大方の意見はそんなもんじゃないかと思う。けどね･･･

楽して結果だけ手に入れる事も、従来の競争原理の勝者である事に
縋る事も結局は「幻想」だと思いますけどね。それこそ･･･

まうー。