Ｔ．ＯＫＡさん

含む所は無いっすよ？（汗）あれ読んだ所為で「しばらく忘れてた
いやな事」色々思い出したんで一気に書いてみただけで･･･

「官僚亡国論」も「こういう風潮（エスタブリッシュメント意識剥き出し
で彼等が初心を忘れる事）は嫌だな」と思ったから一回ぶち上げただけですし。

全ての一種公務員がそうだとは思ってませんから（笑）

この「世界中の富を極東の一角に無理矢理積み上げて作った砂上の楼閣」
に住んで、高度に管理された学閥・門閥社会で「精神的スタンスも出来て
いないくせに貴族ぶる」日本人が増えたのが嫌だってだけでしてね（笑）

全くそういう感情は無いっすよ（わはは）

エヴァネタ･･･直に「只の綾波に魂を売った世目無し３０男」の素に戻るっしょ（笑）
あたしも（これこれ）

淵野さん

下記にある通り、「傍受はしていた」けど「特に警報を出したり報告したりするライン」
が無いから「通常の観測業務」の一環として片づけられたっつー事だす。
特に他の動きもなかったし･･･

相変わらず「てきとー」な･･･（あはははははは 汗）緊張感無し（爆）
今は後処理で忙しいみたい。特に「韓国・朝鮮担当者」･･･数少ないのに。

のりさん

まじで公安にマークされたら嫌やもん。親父の時で連中のしつこさ・陰湿さ・
傍若無人な脅迫・嫌がらせはたっぷり見たし。（ノンポリな原発研究やった時ね）

ヤクザより質が悪い･･･

（そんな親父に警察モニターとやらを頼むな福井県公安委員会！）

装備増強ったって･･･どーすんのよ、今の体制変換計画･･･（汗）

研究科出とは大変な上司ですな（笑）ほんと貧乏臭いよなー、防衛庁（笑）

ふらんそあ様

成る程・・・ハングル表記は？（無茶を言うな）

負けるなまゆまゆ！がんばって（笑）

　大体、法律と経済はそれなりに分かっても、軍事的安全保障を勉強するのは、
経済官庁にとってはタブー的な所があるから・・・
　勿論、経済安全保障の話題は良くしますが。

　というわけで、鯖さんに思い切り嫌われた上に、相手にされていない
感じがしますが・・・まぁ、仕方ないでしょう。

　ところで、のりさんのこの発言。余りにタイムリー。

＞矛盾しているがプライドは無くとも金だけは持っている日本だ。

　今日の日経９面。南アのマンデラ大統領曰く、

「日本の抱える問題は富の過剰だ」

　不況のどん底と言われる日本でも、第三世界にとってはそう見えるということ。

　話は変わるが、鯖さんの発言以来、エヴァ関連の話題が無くなってちょっと寂しい。

それでは。

鯖氏がネタを出すまで待っていたがさすがに出せないのかおとなしい(？)ので書き込み再開。

うちのボスは防大から研究科を経て上司と喧嘩した、のかはよくわからんが飛び出してきた。
途中何度か留学して学位を取ったおかげで私大に拾われたらしいが、防大出ですら国内留学
が限度で、海外留学までさせてもらえるのは旧帝大出だけだそうな。同期に東大出が多すぎ
て先が見えたとは言っていたが、どう考えてもボスに管理職は向かないのでそれは正しい選
択だとは思っている。しかし、こんなこと書いていいのだろうか？まあ見てない事を祈ろう。

危機管理は二種類ある。危機にならないようにすることと危機に陥った後のことだ。誰だっ
たかさかんに責任を口にしていたが前者だけしか意図していないように感じた。軍事面に関
しては両者共にアメリカにおんぶにだっこ状態にしか感じられない。だからこそ見下されて
いるように思えるのだが、いっそのこと軍もどきは廃止するかもっと金を掛けて充実させる
かのどちらかをすればかなりマシになると思う。そこまで決断出来ないのが日本だし、何事
もそこそこ、一番は疲れるから二番目がいいや、と言うのは業界一位よりも二位の方が儲か
っている現実を見ると言い得て妙。日本株式会社か(笑)。ついでに政治も依託してしまえば
いいのではと思うのは変だろうか？どうせ今だって欧米の傀儡政治みたいなもんなのだから
あながち変だとは思わないが。

鯖氏独断場の軍事ネタに皆が群がっている(笑)ので仲間に入る。北朝鮮が脅威だから自衛隊
の装備を増強するらしい。隣国が襲ってくるかもしれないという恐怖感からか。パキスタン
が核実験を行ったのは隣国インドの核配備が脅威だったからだ。それを国際社会は責めた。
もちろん日本もその中に入っている。そして今度は同じ事を日本がしている。しかし今度は
誰も責めない。矛盾しているがプライドは無くとも金だけは持っている日本だ。誰も文句は
言えまい。言ったところで「向こうは核、こっちは通常兵器」とよくわからん理屈をこねる
だけだろう。パキスタンを非難した広島・長崎市長も何も言わないところを見るとこういう
考えか？願わくば第三社会の悪い手本とならないことを祈る。
 

ほむー

ＭＥＧＵＲＵさんへ＞
　いや、ミサイル兵器と細菌兵器を完全に防御する方法はありませんよ（細菌なんて見えませんし）。
それぐらいは分かります。

　ただ、同じ日本に存在する基地であるのに、どうして米軍基地が感知できて、自衛隊の基地は感知出来なかったのかと思ったんです。

　ではでは。

モスクワ市内、及びサンクトペテルブルグ近辺で若干動いた
らしい（笑）今頃は小平へ提出する「夏休みの宿題」（ろしあのかんさつ）
を作成している頃だろう･･･

ちなみにジェルジンスキー広場（旧ＫＧＢ）本部には裏口に「受付」が
あるらしい･･･何を受け付けるのだ？？？

奴に拠れば対外情報総局ってのは、見た目普通の民家らしく常時出入りしている人も
「建物の管理者」のおじさんが殆ど･･･「登記上だけのダミーじゃ無いのか？」と
聞いてみたら･･･

「まあ、基本的に『外回り』がメインの所だからね。」

ま、ファックス、テレックス、電話と机がありゃ出来るんですけどね、あの仕事は。
何処でも･･･「一応、２４時間体制でガードは付いてるけどね。私服が３〜４名」

あとは国境警備隊近辺に出入りしていたらしい･･･今回の「旅行」の収穫についは･･･

あたしゃ知りませんよ（にやり）

「そう言えば、アレ、今どうなってる？」（市ヶ谷・情Ｏ本部）

「一応、発射台の動きまではリアルタイムで押さえてたけどね。」

「へ？画像部が？アメちゃん提供の（衛星）写真？」

「いや、電波の方。管制や打ち上げ準備の実況傍受だよ。」

「んで、良く分からん内に･･･」

「どーん、って行ったらしいね。」

「成る程･･･」

海自も「もともと発見できる訳が無い」と初めから解かっているものの
捜索パフォーマンスに駆り出されるとは気の毒に。自民党の国防族連中が
「偵察衛星」と言い出したが、これは実は二年前から「各省庁相乗り」で
多目的衛星をＮＡＳＤＡが揚げる際に「防衛庁も一口乗れないか」と打診
していた奴が絶好の機会とばかりに浮上して来たものだったりする。
ランドサットみたいなものの写真の解像度を上げて、衛星そのものは空自が
、電波関係は通信科、解析は施設科が所掌って線ではないかというのが友人筋
の概ねの観測･･･情報本部の虎の子になるな。何処まで運用できるかは解からんけど。
その前に、予算つくの？本当に･･･

MEGURUさん

クラウゼビッツじゃないが･･･「戦争は血を流す政治」ってのは承知の上
だから今更腹も立ちませんな（笑）

連中の為に身体を張っている訳ではないが、「プロの筋」としては連中が
クライアントである事も又事実。

第三世界のＬＩＣとか、しわ寄せを受けている人の事はやっぱり気になるし、
「都合の良い軍隊像」を宣伝して「一層戦場と市民の乖離を起こさせる」
連中にはやはり噛み付くが･･･

現実問題として戦力が外交のオプションでもある事は事実（官僚にその意味が
解かっているのなら問題はないっす、別に）

しかし、この場合･･･金融パイプから行くのが妥当やろ。「足Ｏ銀行」（ってまずいぞ、汗）
一時的に取引を停止させ、船舶での物流も止める･･･

実際、彼等の「生命線」なんやし、日本は。皮肉な事に･･･
異国に住む同胞に頼った献金国家ってのはイスラエルに似ている。
但し･･･あの人達の弱みは「特定パイプ」に依存しすぎている事。
しかも殆ど日本国内からの･･･

彼等も･･･この閉鎖的な日本で「少数民族」として生活するのは
大変やし、また阿呆が「朝鮮学校の子供達を襲う」様な真似をせんとも
限らんが･･･その彼等の生活権を保護する立場にあった社民党も今は
宛てにならなくなっとるし、それに「裏社会の大立て者」でもある
現官房長官の顔を潰した形になったのもな･･･

彼等の生命線が「締められる」事もありうるかもね。今まで「聖域」やったのに。

無駄に飢える人を増やすだけなんやがな、そうなったら。

独裁者の作った政権が維持される事の難しさ･･･いわば「実質封建国家」
なあそこは、老獪で娑婆の辛酸を舐めた爺様が生きている内は歯止めが利いたんやろう
が･･･死後、「若君」の回りで本来諌める筈の「家老・番頭」は既に誰もいない。
粛清の結果「イエスマン」だけになっとるから･･･

だから「やって大丈夫な事とまずい事」の区別が既につかんのかもね･･･

Aoi Ryuさん

ボウダイ？知る範囲では･･･「一年は石ころ、二年は犬。三年で始めて人間、
四年生は教授や１佐より強い！」のが防衛大学校（笑）

人権は下級生にはありまへん（わはは）飯も凄くまずいし（研究科･･･大学院の
受験に言った時にくったが不味かった･･･）

そのかわり四年は「気に入らない教授をつるし上げたり」「一年に代返させて
ベッドで寝たまま、食事も下級生に持ってこさせる」生活らしい･･･

要は「体育会系一直線」･･･でも女子学生が入り出した頃から「しごき・いじめ」
は取り締まりが厳しくなったみたい（笑）防大組の後輩や同期の話を総合すると
こんな感じ･･･参考になります？

ＢＬＥＡＤさんの「４８億の妄想」なネタは面白いのでまた明日。

　ちなみに、「三本の矢」もあらを探せば、いくらでも見つかりますが、しかし、全体の
雰囲気を本当に良く出していると思いました。

　「兵士に聞け」「宣戦布告」。私は、前者に軍配を上げますが、鯖さんは？

＞こんな絵本にリアリティを感じる事自体に。
　済みません。ちょっち、感じていました。特に、官僚の描写（汗)
　でも、自衛隊と北朝鮮が・・・・

＞ま、あれに出てくる自衛隊は「勇ましく真面目な愛国兵士」な割には「現場では呆れるほど
＞素人全開」で「弱い」･･･

＞北朝鮮兵の「ゲリラ戦のセオリー」を無視しきった「素人集団としか思えない」行動も笑えるが。

　まさに、そうなんですよね。で、あんまり、信じられなかったのです。
　あと、レンジャー部隊の余りに愛国士的描写にも違和感感じました。
　が、こっちは「兵士に聞け」を読むと、むしろ、自然に感じられるようになりましたが・・・

＞提案「防衛官僚は三ヶ月間新隊員教育隊で二等陸士に混じって基礎訓練を
＞受けるべし。そうすれば少しはマシになる」反発は方々からあるやろうが･･･

　キャリアのことですよね？
　防衛官僚は、士官訓練ぐらいはするのかな？　今度聞いてみよ。
　ちなみに、大蔵省は、税務署での新人研修無しに、１年目は本省で使い走りです。
　通産省は、原則、現場が無いので、現場研修無し。つまり、本省で使い走り。
　他の省も、大体そうでしょう。
　郵政省。郵便局で、１ヶ月の研修があります。局員と一緒に、徹夜で郵便の区分なんかを
したり、貯金の窓口したり、簡易保険の勧誘をしたりと結構まじめ。
　が、その後は、本省に戻る。
　いろいろですな。

　Ｕ幹。なるほど。
　今まで、中高大＆社会に出てからも常にＢ幹的立場だったので、鯖さんの言葉は耳に痛い。
　が、あの薄給に耐えて、毎日、午前様。
だから、理想が無いとやっていけない面がありますよ。まじに・・・

★MEGURUさんへ
＞淵野氏は軍事音痴というよりアホである。

　淵野さんは、アホではなくて、まだ、お若い方なのです。
　あれだけ論議を呼びそうな考え方を表明するときは、それをバックアップするための資料収集を
十分行っておくことという基本さえ、まだ、知らないのです。
　長い目で見て欲しいと思います。

★Bleadさんへ
＞エリート主義のなせるワザか…

　大統領は、国民の父であり祖父であるって感じは常に付きまとっているので、家族主義かも？

それでは。

ニューライトを気取り、一人だけ「俺はアタマ良いんだぜ」と言う
顔してすかした恥ずかしい男も、たまには鋭い表現をする。

「人間」ってのがいかなるものかを忘れ、「勝手に作り上げた幻想」を
人間性とやら言うものと信じ込んで滑稽な様を見せる世論・マスコミ等を
こき下ろした本だったが･･･

性善説的･･･白樺派の理想主義者達以来の日本の左翼にみる「人間の善良さ」
を信じる事を前提とした人権思想・社会民主主義を「空想的・馬鹿」とこき
下ろすのは保守主義者の得意技やが、奴ら自身を見た時･･･

とんでもない「絵空事」を信じ込み、「猿の正義」としか言いようの無い
ものを振り回している事を、「リアリスト」ぶる産経や文芸春秋の連中は･･･
いや、奴等こそが「猿の正義」の布教者なんやから仕方が無いが。

あたし自身は、白樺派辺りの「人間の善良さ」を信じるってのは嫌いじゃ無い。
業深く、愚かでどうしようもない我々にも「欠片くらいの」そういうものは
存在しても良いんじゃ無いかと思うし、だからこそ人間は面白い、愛おしい･･･

全てにそれを当てはめるのは空想的としてもね。だから･･･それを信じようとする
姿勢は凄く好きだったりする。昨今の「酒鬼薔薇擁護・エゴイズムの制御が出来ない
餓鬼甘やかしまくり」な「人権派」は行き過ぎとは思うが。

しかして･･･保守主義者、自民・自由党なんて連中に始まり文芸春秋・産経新聞辺りの
「旧保守・新保守」ひっくるめた有象無象共。こいつらに評価すべき点があるとすれば
それは本来連中お得意の「シビアな人間観・リアリズム」ってのを上げない訳には行かん
と思う。しかし･･･

呉智英が「革新の朝猿新聞だろうが保守の猿経新聞だろうが所詮サル」と言いきった様に
「人間の善良さ」と言う「信じたいと言う希望」を軸とする革新に対して「リアリズム」を
基盤とする筈の連中が「どうしようもないサル振り」を遺憾無く発揮してくれるとは･･･

「愛国心・義侠心・責任ある態度・プライド」･･･連中の口を経て出て来たそれらの殆どが
サルの世迷言に過ぎん事を「宣戦布告」で改めて痛感した。

誰がそんなものを信じていると言うのか？と言う様な、「小学校の優等生が書いたような作文」
に出てきそうな自衛官像には呆れるのを通り越して頭痛がする。

無論自衛官にはプロ意識も、自負も矜持もある。実際･･･しかし。
「こんな餓鬼の作文みたいな事、誰が言ったり考えたりするってんだ！？」

永田町の自民党議員は狡猾だが度胸が会って、革新系議員は只の愚か者、
官僚はプライドに基づき自己の仕事に賭け、マスコミは薄汚い･･･と「如何にも
連中が喜びそうな」世界観はまあ良いとして、そこに描かれる「人間性のドロドロ」。

それに比して、あの「地元民」や「自衛官」の描写は何？と言う事は既に言った。
下巻半ばまで読んで･･･すでにファシズム宣伝と言うより･･･
想像力の貧困さ、小学生レベルの人間観が導き出した当然の帰結と言う結論に
達した。「戦術知識等に関する無知さ」を今更あげつらう気は失せた。しかし･･･

例を挙げようか？下巻３７からの「絶対に護衛艦乗りがする筈の無い（常識だから）
素人同士としか思えない会話」は良いとしても、６２からの「何、この道徳の教科書
か下手な劇画みたいなノリ？高校球児？」とか７７の「歯が浮く･･･トップガン靖国風味
なんてやってんじゃねぇ！気色の悪い･･･」と言う辺り。余程「広報誌の中にしか存在
しない、真面目で善良な模範国民たる自衛官」が御好きらしい、作者氏は。

んな事やってられるか！と言うか･･･「右向け左」と「プラトーン」辺りを見た方が良い、
この著者は･･･あれが「実際の感覚」なんだから。軍隊ってものの。誇張じゃ無く･･･
スレてて、小狡しいヤンキー上がりやヤクザまがい、気難しい偏屈オヤジ、性格破綻者。
社会の歪みを一身に集めるのが「享楽的な先進資本主義国の兵隊」の宿命でしょ。
無茶苦茶やアホ振りならＧＩのゴリラ共にも引けはとらんわな（笑）隊員の質が
向上した、とか言っても所詮は･･･それにある意味「そういう無茶苦茶な奴等」の方が
「兵隊には向いている」（笑）御行儀の良い奴なんざ使えない。

上の連中は御嫌いらしいが。しかし実際使えるのは結局「独立愚連隊」なんだから･･･
まだまだそういう猛者達は現役で頑張っているし（笑）

あたしは「防大出のエリート組」でも「現場陸曹からのたたき上げ」でもないＵ課程、
「一般大出の中途採用幹部」だ。出世の保証された「特権階級としての将校」からも
「自衛隊一筋、塀の中の青春」な人達とも立場は違う。故に･･･「一番客観的に自衛隊
を見る事が出来る」立場でもあった。「柔軟な思考」をモットーとする（笑）Ｕ課程
出身者の真のメリットはそこに在る訳やが。だから･･･「叩き上げの人達には理解しづらい
エリートの腹の中」も見えるし「防大出には出来ない陸士達との付き合い方」も出来た。

誤解無き様言うと･･･あたしが「キャリアの連中はどうしようもない」と言ったのは
この小説の中のキャラクター達の言動に対してではなく、「これにリアリティを感じて
本気で問題提起と見なした現実の官僚達」や「その霞ヶ関の世間にどっぷり漬かって
こんなものしか書けない政治記者の感覚」に対して言った言葉ですな。

こんな絵本にリアリティを感じる事自体に。

全体主義国の軍隊の不気味さってのはあの「高校野球まがい」の「純粋・単純な熱血に
よる愛国心」で突っ走る所にある訳でしょ。多分実際の北朝鮮軍ってのは･･･あそこに
出てくる「連中の理想の自衛隊員」そっくりの「真面目な純粋さ」で日本人を殺すんで
しょうな･･･

実際の自衛隊と北朝鮮軍の戦争をイメージするなら「二次大戦における旧日本軍（北鮮）
と米兵（今の自衛隊）の感覚の差異」を思い浮かべりゃまずまちがいあるめえ。

作者やこれに喜んだ「その世代の読者」は自衛隊に「旧軍兵士の愛国心」だの「純粋さ」
だのを投影して「国家主義へのノスタルジー」に浸り･･･現実の自衛隊員はかつてのＧＩ。
アメリカナイズされた社会で育ち、その多くはやっぱりブルーカラー階層出身の喧嘩っ早く
て斜めに構えた兄ちゃん達。つっぱりはいすくーるろけんろー♪ですな（笑）ガテンな世界。

ま、あれに出てくる自衛隊は「勇ましく真面目な愛国兵士」な割には「現場では呆れるほど
素人全開」で「弱い」･･･

実際はあそこまで酷くはないが。ＳＯＰって言葉の意味も違ってるし。何時弾が飛んでくるか
解からん所でテッパチ（鉄帽）は脱ぐわ、煙草はふかすわ･･･行進訓練中だって殴られるわ。
敵が見えたらまず伏せる、隠れるとか全周警戒とか「基礎の基礎」は出来とらんし･･･
歩く時に「軽くするために荷物をこっそり抜く」奴は多いが「無駄なものを入れて自滅する」奴には
恐らく未だ誰もお目にかかった事はないやろう･･･やる筈が無い。

あれはピクニックに出た素人さんやな。前線であそこまでくつろぐか･･･（汗）訓練でも出来んわ。
緊張感や恐怖感の描写も「ひたすら口先だけ」で･･･恐怖を感じたら当然反射的に取っているだろう
行動は全く無い。あと「小隊内の人間関係」も無茶苦茶（笑）

無能な小隊長、全く存在感の無い陸曹、異様に素直な陸士･･･「口だけは帝国軍人」していながら。

現実は･･･「遥かに不真面目・反抗的でリアリスト。しかし、決してああまで間抜けではない。」
自分の身だけはきっちり守る！（爆）彼等は馬鹿じゃない。「真面目にやってたら馬鹿見るだけ」
なことは身にしみて知って居るし、旨く立ち回る、心身共に追いつめられた時に如何に上手くやるか
という事も「自分の為に」知って居る。知らんのは「防大出たばっかのボンボン小隊長」位のもんか
ね（笑）１曹・曹長クラスなら叩き上げ組にとっても「自衛官としての大先輩」なわけでそういう
人達が「じいや・番頭」としてサポートしてくれて始めて小隊が動くんやしね。

あと、レンジャーとかヘリパイの会話にしても不自然すぎ。無理にプロっぽくしようとして無知を
さらけ出しているのが御愛敬･･･

北朝鮮兵の「ゲリラ戦のセオリー」を無視しきった「素人集団としか思えない」行動も笑えるが。

取って付けたような「福井県民」描写もやめれ。馬鹿にしているとしか思えん。霞ヶ関ワールドを
描くための話なら「無理に現場を出すな･･･増してやそれを自分の思想の正しさを表現したい、と言う
目的の口実に使うんなら･･･あんな大嘘を並べるなんぞ論外だ」

それを取ったら「役人・政治屋を芸能人に置き換えたら只のワイドショー・スポーツ新聞芸能欄」に
なるとしてもね。芸能リポーターにでも転身した方がええやろ。

知性の乏しい奴が社会派を気取るとすぐ此れだ（苦笑）

という酷評ですね、あたしの評価は。これ以上読む価値も見出せん･･･

提案「防衛官僚は三ヶ月間新隊員教育隊で二等陸士に混じって基礎訓練を
受けるべし。そうすれば少しはマシになる」反発は方々からあるやろうが･･･

あるドイツ・ＳＰＤ支持者がこんな事を言ったらしい。「徴兵制はあった方が
良い。そうすれば軍隊が国粋主義者や好戦的人間ばかりになって暴走する危険が
ずっと減少する」･･･正論（笑）戦争を起こすのは･･･今の日本じゃ結局エリート
官僚と保守マスコミが一番「危険」な連中なんではないかと思う。

「自分は血を流さず、安全な所から戦争が楽しめる」んやろうからね･･･

冗談じゃねぇ（実は即応予備要員･･･汗）

７歳児vs令嬢の第一ラウンドのゴングが鳴ったのは、令嬢来日後、まもなくであった。
かなり前に書いたのだが、７歳児は相変わらずピアノをない続けてはいる。多少の進歩はあるようだが、やはり騒音一歩手前であることは疑いの余地がない。
７歳児母は実はピアノが引けず、同行者は大してうまくなく、俺と７歳児父は全く興味がない。令嬢はといえば、かなりうまい。
俺は音楽に関しては完全に門外漢だが、令嬢の音色がよく訓練されたものであることは分かる。７歳児は令嬢のピアノを目をパチクリさせながら聴いた後、自分もピアノの前に立ってみたのだが、如何せん技量の差は歴然としていた。

「まゆまゆなのだ！」
ピアノで完敗した腹いせかどうかは知らないが、７歳児は夕食後しばらくして、リビングのソファでヴァザーリの「芸術家列伝」を読んでいた令嬢の前に直立した。
７歳児以外には意味のない行動にみえる。

「それで？」
令嬢の日本語は結構冷淡な言い回しをする。
元々合理主義者である上に性格も厳格な令嬢の言葉使いはフランス語でも少々きつい点があるのだが、日本語ではきつさ倍増となる。

７歳児は半泣きになりながらなんとかこらえると、自室にに戻って援軍を連れてきた。
「ハムハムなのだ！」
体積という点に関しては、７歳児はおろか令嬢をも上回る巨大羊ヌイグルミ・ハムハムは主の紹介を受けて登場した。

令嬢が２秒ほど沈黙していたのは、「ハムハム」の意味が単純に分からなかったからだそうだ。
７歳児父から説明を受けた令嬢は、７歳児とハムハムと俺と７歳児父を等分に見やった後、「そう」とそっけなく言って「芸術家列伝」に視線を落とした。
７歳児は「むぅー」と唸った後、肩を上下させてさっさと寝てしまった。嫌なことがあった時は７歳児は決まって寝る。うじうじ悩むよりはましだろう。

７歳児vs令嬢の戦いはその後も続くとは思ったのだが、翌日になってみると期待はあっけなく裏切られた。
令嬢は子供好きというより、子供嫌いなのだが、７歳児は令嬢によくなつき、令嬢も嫌ってはいないようだ。
７歳児父によると、一緒にお風呂に入った後から仲がいいそうだ。
ちょっとガッカリ。少し安心。
 

★
 

で、時事が戦争だ。
北朝鮮がミサイルを打ったらしい。
BLEAD氏が疑い、淵野氏が怖がっている。
戦争になると鯖氏のテリトリーなのだが、俺は鯖氏と口論に及ぶのが嫌いじゃないし、他人に何を言われようと余り気にしないので以下に記述。

淵野氏は軍事音痴というよりアホである。俺は宣言しているようにアホとディスカスするのは嫌いだ。
具体的な記述は鯖氏がするのだろうが、ミサイル先制攻撃と細菌兵器を完全にガードする方法などない。
TMDに至るミサイル防衛構想の変遷を見れば、専門家でなくとも分かることはある。

戦争とは外交手段の一形態である、と書くと鯖氏が怒り出すだろうが、話を続ける。
戦争の原因のほとんどは領土と金で、戦争になる前にどうにかするのが政治家の役目だ。
軍事力の最も有効な活用法は威嚇である。戦争ははやらないというわけではないが、儲からない。核なんて打ち込んでしまえば、土地の使用がかなりの長期間に渡って不可能となるので儲からないことこの上ない。
戦術核、限定核とか、バリエーションはあると思うのだが、どんな核でもはじめに使用した国は世界最後の敗戦国となるだろう。

鯖氏は「政治家の外交の一環として体張っているわけじゃない」と主張するかもしれないが、クーデターでも起こさない限り、軍隊が政治家の道具という範疇から抜け出すことはない。

この後色々と書こうと思っていたのだが、酒で頭がうまく回転しないので中断。

最後に。
日本抜きではアメリカの世界戦略は破綻するだろうが、日本が滅亡してもアメリカ人は本気で悲しむことはない。

　最初にミサイルの発射場所と落下地点をチェックし、防衛庁に連絡したのは
在日米軍基地だったらしいですね。自衛隊は何してたんだろう？せっかく、円
盤型レーダーを積んだ戦闘機を造ったのに、役に立たなかったのだろうか？
　夕方のニュースで、ニュースキャスターが「自衛隊は日本を守れるんだろうか」
と呟いていましたが、それはちょっと……いや、絶対無理だと思う。米軍とは
危機管理や訓練が根本的に全然違うような気がするし。米軍兵士は如何にも強
そう、という印象を受けるのは、ただ単に体格だけの問題じゃないだろう。合
同演習したり戦争マニュアル作ったりしましたけどね。
　あと、国土の形の問題もあるかもしれない。日本は南北に長いから、それを
守り切るのは至難の業のように感じる。

　私も詳しいことは知らないのであまり深くは言えませんが、もし万が一の
事態に陥ったら、日本は全面的に米軍のお世話にならざるをえないかもしれない。
う〜ん……２１世紀に突入したら、本当に戦略自衛隊にバージョンアップされ
たりして…（苦笑）。そうならないことを祈りたいです。

　ではでは。

　まゆまゆっ！　どーも、Aoi Ryuでございます。

　書き込まない訳・・・何もつっこめませんので。
　最近MEGURUさんを見かけないのですが・・・どうされたのでしょうか。＜何か用でもあったのでしたっけ？

　「連絡網」に書こうかと思いましたけど、ついでなのでこっちに。
 

●BLEADさん

　高校三年目にして初めて、「地鶏ラーメン」を食べました。
　いやはや、五百円であのボリュームと味。あれはお得ですねぇ。

　まぁ、別府の浜脇の「鍋さんラーメン（豚骨）」なんかが私のお気に入りですが。あっさり塩スープはあ
んまり・・・。九州人だからでしょうね。
 

●何も突っ込まずと言いつつ・・・

　>亜米利加に絶対のカリスマを持つ存在は居ない、それでもやはり強い。何故だろう？
　>エリート主義のなせるワザか…

　単純な国力の違いもあるでしょうが、「アメリカは強国である」と国家全体が信じ切っているためではな
いでしょうか（私的にはそう見えるというだけですが）。

　・・・ある意味、集団幻想なのでは、と。
 

●鯖さん

　話がスコーンと変わりますが、そろそろ防衛大学を始めとする大学校の受験シーズンになりました。＜下
手な手紙みたい（笑）。

　で、ウチの学校にはけっこう受ける生徒がいるのですが、入ったときはどれぐらい鍛えられるものなので
しょうか？

　防大を受ける私の友人が興味があると言っていますので。・・・私は夢にも受けようと思いません。つと
まらないのは目に見えてますから。
 

　閑話休題。T.OKAさんのページに寄稿される論文楽しみにしてます。・・・もしよろしければ、私の発行
するメルマガにも何か書いて欲しいところです（ヲイヲイ）。

　もう少し読者が増えないと意味がないでしょうが。＜過去ログは私のページに置かせていただきますが。

　・・・読者層もよく掴めていないしなぁ。アンケートしても駄目でしょうし・・・まあ、登録・解除は
個人の自由意志によるものですので、「こんな気に障るものを・・・云々」という人はいないでしょうが。

　・・・一人もいないとは思いませんが。
 

　----現在メルマガ登録者数は５５、のAoi Ryuでした。

のりさん
　高槻にて俺は梅谷さんに「文章より外見が幼い感じがする」と言われた…でも話をしていると「やっぱり喋りは文章そのまま」と…そんなに童顔なんだろうか？
　なぜだか年齢より若く見られることが多い（現在２１だが、高校生と間違われることが…一回平日の昼間に買い物に行ったら補導されかかった……学生証見せたら引き下がりやがったが……）
　ちなみに、俺も小猫オフ（１５日）の写真を見ながらＫＡＺＵさんに説明受けて「嘘ぉん」と思ったことをここに記す。

あむ。

「兵士に聞け」
・・・どういうわけかなかなか読み進まない。
　宣戦布告など、あっと言う間に読み終わったのに・・・
　ま、仕事は相変わらず忙しいし、例のキャラ論のＨＴＭＬ化を優先したり、
他のエヴァ小説を間に読んでいることもある。

　で、途中までの感想。
　日本と言う国家は、本当に「人」にお金を払うのを惜しむという気がする。
　まるで、人は「志」だけで生きるに十分であり、それさえあれば、霞を食っても
生きていけるという精神主義は今も変わらない感じがします。
　ワタリなどで、手厚く職員に報いる（自治労の勝利とも言う）地方自治体とは、
雲泥の差があると感じました。

「宣戦布告」
　官僚達が現場を知らないと言うのは、まさに、その通りなのであるが、彼ら（特に
若手）もまた、ある意味「現場」にいて、システムの犠牲者なのです。
　その辺、お見逃しなきよう。

　ところで、具体的に、自衛官のどの辺の描写がファシズム？
　彼らは、逃げたくて、怖がっていて、ちょっとしたことにも暴発しそうに書いてある
（つまり、割とリアル）と思ったのだが、勘違い？
　例えば、海上自衛隊とかヘリ搭乗員とか、そういうかなりアグレッシブに描かれ
ている部分のことですが？ファシズムとは？

それでは。

かなり毒づいてますが、これは「結構本気」。

下巻を読み進める･･･陸自の動き自体に関しては少しそれっぽくは
なってくる（ＤＨＱの開設場面とかなら）

しかし･･･あの会話の中身は何？？？

初歩的な「説明の為」の会話と言い、相変わらず「お前らこそ北朝鮮軍だろ？」
と言いたくなる「偽善に満ちたファシズム全開ノリ」･･･

お涙頂戴、根性だ！、な･･･自衛官描写。一昔前の共産党のプロパガンダもここまで
酷くはないやろ。「善良で愛国心に満ち、上官を疑う事を知らない無私で純粋な自衛官」？
これが「ファシズム宣伝」じゃなきゃなんだ？

これ見て喜ぶ若い陸士やベテラン陸曹が居ると思う？出鱈目でお題目ばかり並べるエリート幹部
こそ彼等の最大の敵なのにね･･･彼等は人間だ。生身の。永田町や霞ヶ関のロボットじゃ無い。

シビリアンコントロール云々以前の問題やろ？是見て何で誰も疑問に思わない？
「反吐が出る」、それこそ･･･

これが広報紙の「営業用記事」なら別になんて事は無い、何時ものお題目。しかし･･･

「役人・政治家」をある程度まで「人格描写のあるキャラクター」として主役等にすえ、
役所の中やパーティ会場等だけが「リアリティを持つ世界」･･･で、
「実際の市民」「現場で動く下っ端」は「その世界を演出するための大道具・エキストラ」。
背景。事件の現場そのものや実際に傷付く人間達が。

自衛官や市民は「役人や政治家が恰好良い台詞をはくための道具」に過ぎんって訳か。
本気でんな感覚なのなら･･･それこそ官僚は「亡国の徒」やな。マスコミの有象無象所じゃねぇ。

平安末期の平家、幕末の上級武士、或いは古代ローマの支配階級なんてのは「粗食に始まり美食に
滅んだ」ってな所やが･･･そのシステムを作り上げ、維持する立役者が「慢心し、貴族化する」と
そのシステムの崩壊は近い。平安期の貴族社会が長期にわたり維持されたのは「低成長による不変の
社会」であった事と同時に彼等が「時間を掛けて貴族化し、それと共に実権・実用から離れた存在」に
なる事が出来たから･･･「貴族」ってのは「力を持たない」事こそが華なんではないかな？戦後の皇室が
「質素」にこだわり「実権」を放棄し、「徳」の象徴的存在になる事で存続したのは「最も正しい姿」
なんではないか？結果的に･･･

逆を言えば･･･「実力」を持つものはそう言う「徳」は持ち得ない。享楽・美意識・自己が力を持つ事の
認識･･･全て。何とかは金と力は無かりけり、と言うが。「精神的価値」になり得ないものが貴族化して
永らえる事は出来ないのではなかろうか。

結局「貴族化」した所で武士も官僚もその本質の「力を持つものの卑しさ」から逃げる事は出来ないし。
何れは「高逑」として斬られる時が来るんではないかと思う･･･

なんてね（ますます書き込みにくくしてどうする）

はむー（あのな）