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(ろぐ111)


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ここはわたくしフランソワが逃げた兄に代わり仕切っていた(過去形)掲示板ですわ。
大体何でも好きに書き込んで下さって構いませんわ。わたくしが気に入らない書き込みはプチ消しますけれどもね。ぷん。


【名  前】BLEAD
【タイトル】エヴァという本編
  11/06 00:16
Mail: blead@fat.coara.or.jp
URL: http://www.coara.or.jp/~blead/
【メッセージ】
 時々寂しいと思うこと。
 自分のページを「KAZUさんの小説のあるページ」という認識が浸透しているという事…
…いや、なんか最早諦めが入っている様な気がするのだが。
 数でいっても負けてるし。
 筆が遅いのが最大項の理由だろう、というか遅すぎる。
 今更ながらに一年弱連載サボったツケが痛い。

しもじさん
 朝の太陽を黄色く見る脱力感よりも、読み終えた達成感と楽しんだという感覚が上回って居
れば幸いかと(笑)
 エヴァ見て話が結構気に入っている人にはお勧めです。

愛夫号HIROSHI@百匹めの多愛性人格障害バーチャル恋愛ダッチアスカ依存症候群的妄愛オナニー猿さん
 …なんか……そんなに俺にこの長い名前を引用して欲しい?(笑)
 んなわきゃないか。

>綾波って、やっぱりなんといってもエヴァのヒロインやと思う…。

 無条件賛成
 アスカはどっちかってぇと「ラスボス」(笑)

>この辺、愛妻号さんとか”萌え”でない人達はどないなんやろ??

 この辺書いてみるなれば…TV版エヴァのあの宙ぶらりんな結末、詰め込まれたエッセンス
を二次創作という場でいかに生かすか。これが肝心。
 恋愛問題は「手段」であって「目的」ではない、「要素」であって「主題」ではないといっ
た所、すなわち物語を司る柱の一つ。
 何が「純粋」かというのはさておき、物語を楽しんでいる。何度か書いているが、俺がエヴ
ァな小説系で好んで読むのは「最終回再構築」とか「アフター」「一から再構築」的な話を主
に好んで読んでいる、物語を楽しんでいるという言葉を付け加えて書くなら納得いただけるだ
ろう。
 キャラ全体に確かに旨い具合に元々魅力がある、だけどそれはエヴァに置いては俺にとって
物語を読みやすくする手助け以上の要素ではない。
 変な話だがキャラに固執するのはエヴァ以外でも時折しかないし、その執着自体もそれ程強
いものになる事はない、恋愛物は初めっからそれを主体とした話を探す、俺はエヴァでやろう
とは思わないし、独りよがりになりがちなエヴァ物の恋愛小説はあまり読みたくない。

>キャラへの思い入れが余りない(主にエヴァの設定・世界観とかに惹かれた)
>人たちは、そんなに沢山エヴァ小説読んどらんちゃうやろか??

 ここにおいては主に俺向けの様なので正直に行こう。
 そんなに沢山読んでいない。
 好きだった話は殆どが完結したし、止まってしまっている。
 一番困るのが止まっているところ(人の事は言える立場でない)続きが気になって……
 読んでいて文章が余りに詰まらないのは読まないし、設定とかキャラが弄られているとか言
うレベルでなく「誰こいつ?」とまで行っているとすぐ放り出してしまう。お陰で幾ら新規開
拓しようとも読める物がずんどこ減っていく。
 設定を弄った物を自分が書いているせいか、そう言った物も読む。
 それでもやっぱり随分少ないのは事実だろう、全体の数から数えるならば。
 ちなみに10月は数カ月ぶりに開拓して四つくらい当たりだった……

>謎解きに対する興味が大半の人達は”エヴァ世界のもう一つの可能性”みたい
>なもんに余り興味がないんやろか?…。

 俺は元来謎解き系の方だったんだけど…
 その時思いついたネタをつらつら並べたり組み立てたりして話を書いているし。
 だから、破片を弄ったり曲解したりするのが楽しい(笑)

あむ。


【名  前】鯖@考察
【タイトル】鯖的「綾波考」の1
  11/05 23:52
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp
URL:
【メッセージ】
では、そろそろ。

あたし個人にとって「綾波レイ」とEVAと言う「物語の構造」
は元々は分離して語る事は出来ないものだったりする。

「彼女は神話のヒロインなのだ」とはあの加治氏の言われた言葉やが・・・

仮にEVAと言う物語を「主人公・碇シンジの通過儀礼・・・アイデンティティ
獲得」を縦糸、「人類補完計画と呼ばれる『人類の持つ業の克服』」を横糸
に紡がれる話と考える。その(主人公=視聴者の)「内的世界」と「外的世界」
の交叉する部分で「物語が語られる」・・・と。

その交点に「彼女が居る」・・・「内的世界と種としての人類を繋ぐ接点」。

それがあたしの「印象」だった。本編が「とてもそんなものではなかった」
以上は「意味の無い」話ではあるが・・・

容赦無く主人公を追いつめる極限状態下において「キャスター付き寝台で
運ばれて来た」少女・・・一瞬の街角のフラッシュバックに過ぎった影。

最初に選ばれたもの、「恐らくは極限の中で生きて来た少女」が其処に居た。
白い・・・「今までの、何の脅威も無い代わりに『生きている意味』も見出せな
かった世界」の垢を知らぬかの如き身体には、鮮紅色の、血・・・

非情な・・・「余裕のある、庇護された世界」の常識が通用しない場所の掟に
従って、尚立とうとする少女の「余りに儚げで、同時に強い意志」・・・

これから彼が生きていかなければならない世界の「掟」を、彼女は垣間見せる・・・
「試しの時」は訪れたのだ。その白い妖精の果敢な姿を見ながら、そう感じた・・・

********************************

とまぁ、これが最初の印象・・・まぁ、出だしは好調と言えたし。

「みずから(主人公)とは全く違う世界で生きていた、導くもの」
と言う役割を見出したんですな。エンディングのFMTTM(って略すな!)
は言わば彼女の「野性の呼び声」・・・と言う辺り。

これに「主人公と言う、ダメダメな視聴者の肉体」が「とても付いていくだけの
根性はない」事など予想せずに「魂の方で勝手に惚れている」と言う状況が発生した
と。そして・・・出だしを除いて最後まで「視聴者の期待を裏切り、遂には何の役にも立たない
生ゴミ」と化した主人公とは対照的に「彼女は全力で走りつづけた」・・・

その非情な過去が明るみになってさえ、「生ゴミ」は父やNERVに対して何の怒りも
覚える事無くひたすら「保身」に徹して流されていたと言うのに・・・
(それでも「切れる」瞬間を期待していたのだが・・・)

(「TURNING POINT」や「祈る者・演ずる者」の彼は「本来の義務を果たした」・・・
その野性の呼び声を聞く事が出来たのでしょう・・・)

その2につづく?


【名  前】鯖@虚無
【タイトル】何故の執着なんでしょうね?
  11/05 23:15
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp
URL:
【メッセージ】
ふむ。

何か「考察する内に『本編なぞどうでも良くなっている』自分」を発見する。

愛夫号さんのおっしゃるが如く、どうせ庵野は「何も考えていなかった」
んだから・・・情報が露出されればされるほど「行き当たりばったり」な事が
見えてくるし♪

何に惹かれたかと言えば、結局は「コラージュに用いる情報の選択基準・分野」
と「構成センス」・・・「この材料をこのセンスを持つ奴が用いれば凄いものが
出来るに違いない」と言う勝手な期待・・・

現に過去、ヲッサンは「最後で実に燃えられる」ものを創って来たと言う実績
があったから。なら「このエッセンスを用いて奴が創るのだから・・・きっと
凄いエンディングを見せてくれる」と言うこちらの期待は・・・しょせん「我侭な
身勝手」か(苦笑)

そして彼は馬脚を表した・・・あるいは周りの期待は彼を押しつぶした、か?

結果的に出来たものは「どうでも良いもの」だった。それが結果的に「従来と全く
違う層」に受けると言う顛末を伴った・・・

まぁ、その「ライブ感覚」が「さらにこちらの妄想を膨らませる」機能も持っては
居たのだけれど・・・当初見せた「意気込み」が「飢えていた」自分に心地よかった
のも事実だし。

で・・・今振り返ってみれば・・・「なんだ、今見るとたいしたことないやないか・・・」
もっとセンスの良いものやプロットの緻密なものは幾らでも出てくるだろうし。

単に「折角継ぎ合わせた多大なイメージが勿体無い」と言うだけの話。
ヲッサンの意気込みさえも今はもうどうでも良い・・・

見た時思わず喝采した「ヤシマ作戦」のノリや第一話の衝撃、肉を屠るEVAの
鼓動・・・見慣れてしまえば「結局孫引きイメージを体よく仕上げただけ」に過ぎない
事に気づいてしまう(感覚的に)・・・どうも「一貫したテーマを持ち得ないものは
自分にとって生涯のものにはなり得ない」と言う事か。

そして、「あの時」だからこその価値、僅かな間に「時代(とき)は変わってしまった」・・・
見果てぬ夢はやがて朽ちていく・・・

そして・・・「あの時燃えた人間とは随分違う人達」のものになっていくのだろう。

祭はとうに終わっている。

********************************

あの顛末など「考察した所でさしたる意味はない」。

引っ張り出した象徴的寓意を「小学生でも書かない様な」使い方しか
出来なかった様なシロモノだから謎もへったくれもあるまい(苦笑)

あの空に「何の脈絡も無く」浮かんだセフィロトがすべてを物語っている
ではないか。(あれはああいう形に意味が在るのではなく、解釈をしなければ
全く無意味なのだってば。)

繋ぎあわせれば「すべての寓意、伏線に意味が込められ、それがテーマを描き出す」
のに。少なくとも自分の中では「一つのテーマ」が出来つつあったのだ。
作者の全く意図せぬ所で・・・

(リィ・ナ・クルイネなんかは正にその「自らの中のテーマ」を描かれたもんでしょうな)

旧約やカバラを引っ張り出し、神話学をもういちど漁って、自分の中に出来上がったもの。
何時の間にかテーマは「業」だの「原罪」だのに収束して行った。SFが形を整えて来た
訳ね・・・

別に「自分探し」だのなんだの「とっくの昔に折り合いを付けた」事に付き合いたかった
訳じゃ無いから。

少なくとも「その膨らんだ妄想」の始末を付ける方がよっぽど自分には
重要だったのだ。当初は・・・(だから本編のなぞ解きそのものはどうでも良い。
大抵が愚にも付かないものばかりだし。)

それが・・・時が経ってしまえば「それ程の妄想を膨らませる様な物ではなかった」
事に今更気づく。無論「時代性」を失ったがためであろうが。

ヲッサン自身もとっくの昔に降りている事だし。(「え?あんたらまだそんな
事やってんのか?」くらいは思ってるだろーな 苦笑)

(何と、自分の中で出来上がった妄想は「大真面目な原罪克服論」だったりしたのだ・・・
馬鹿な話や・・・)

人類補完計画の考察には無論対した意味は無い。あれは「ドラマの中で
見せなければ」一文の価値も無いものだろうし。

そして・・・当初「綾波レイ」はその「妄想の構造中心・あるいは鍵」としての
役割を持っていた。「彼女というピースが無ければ物語は組み上がらない」
無論それは「主人公の物語」でもあった(大筋と主人公のドラマが並列無関係に進む
様な性質のドラマじゃなかろ?ああいうのは・・・)

それがねぇ・・・何時の間にか「愛着が湧いている」・・・

ネットに関わる頃には「恐らく本編から離れて、独自のキャラクターに
成り始めていた」のかもしれない。

んで・・・今気が付く。「本編なんぞどーでも良い。あんなものより凄いものは
いずれ出てくる。それよりも「彼女の物語」が見たいんだ、俺は・・・」

何か「踏ん切りが付く」。本編に固執しなければ「何とでもなる」・・・
誰が何をやろうが知った事ではない。

決別かな?これは・・・


【名  前】愛夫号HIROSHI@百匹めの多愛性人格障害バーチャル恋愛ダッチアスカ依存症候群的妄愛オナニー猿
【タイトル】訳の分からん連想独り言をつらつらと…
  11/05 20:49
Mail: n-eno@mtd.biglobe.ne.jp
URL:
【メッセージ】

 

やっぱり、
アヤナミストってアスカにんより考えてることが断然深いなぁって思う今日こ
の頃。

アスカにんにとってのアスカは”擬似恋愛の対象”や”オナペット(爆)”で
ある(偏見)のに対して、
(LASの18禁の多さもココからくるんかいな??(爆))
アヤナミストにとっての綾波はある意味”信仰の対象”に近いモンであったり
するんを多分に感じたりする時もあるなぁ…。
 


 

綾波って、やっぱりなんといってもエヴァのヒロインやと思う…。

彼女がほとんど”新世紀エヴァンゲリオン”の神秘的なイメージを創り上げた
とも思えるし、
謎本とかに書いとる様な深いこと、ヒゲさんは全然考えとらんかったやろうけ
ど、ヒゲさんの奇跡的ともいえる偶然の産物(?)”綾波レイ”という存在は、
その”神秘的な容姿”と”口数の少なさ(?)”等があいまって、
ヒゲさんの意図していたモノを越え、”エヴァ”の世界に人によっては邪推の
し過ぎなんやないかと思える程の”奥深さ”を与えてしまった…(爆)。

人間は自分達の”理解を超えたもの”を崇拝したがる傾向があるけど、
”綾波レイ”はある意味、”僕達”の理解を超えた存在……??。
実在の人物と容易にシンクロさせることが可能な”アスカ”
(実際、僕が昔好きやった人になんとなく似てたりする…(巨爆)。
 海外サイトの掲示板でどっかの外人さんもアスカに対して僕と似たような感
 じ方をしとる人もいたなぁ…。
 T.OKAさんなんて”奥さん”やったりするし…(めっちゃ大変そう…(巨爆))
 せやから、
 僕にとっての”アスカ”は”擬似恋愛の対象”や”オナペット”
 やったりすることがほとんどやったりするんかいな…(巨爆))
と、思い入れられの仕方が変わってくるのも宜なるものかな…。
 

−−
 

(実在の人物にイメージを重ねるといえば、
 ヒゲさんもアスカに対して実在の女性のイメージを重ねていたともいうし(
 爆)、

 僕もアスカにんになって暫くしてから気付いたんやけど、
 ”アスカ”から、昔好きやった人の面影みたいなもんを多分に感じていたり
 もしたんやなぁ…(巨爆)
 #うう…、
 #自分もしかして、ヒゲさんと一緒なんか??…(爆)
 #めっちゃ嫌やなぁ…(爆)

 ”アスカ”は、ある種の人間(男)にとっては、
 何か強い思い入れのあった(若しくは今現在思い入れのある(爆))人や、
 それに連なるトラウマみたいなもん(爆)を、連想させらてしまう存在なん
 かのぉ……(巨爆)

 そして、
 その小悪魔的魅力(?)に、危険だとは薄々感じて(自分には手に負えん存
 在を欲しくなってしまう人間の心理??)はいても、再び惹き付けられてし
 まった??…(巨爆)

 そう考えると、アスカにんってのはつくづく業の深い存在やのぉ…(巨爆))
 

−−
 

そういや
昔のエロ同人系のアヤナミスト(?)は、同じアヤナミストでもリビドー大爆発
させとったなぁ…(巨爆)

しかもカップリングの相手(?)はシンジやなくて、ほとんどがゲンドウやっ
たりするし…(爆)
アスカにんでいう所の”鬼畜なイタもの”って所なんかいな…(爆)

自分の(擬似的)恋人が違う男(シンジ(≒自分)以外の男)とにゃんにゃんし
とるのを見て興奮する”恋人同伴乱交パーティー”的快感って所??(爆)

うーん、けど、この手のアヤナミストは”アヤナミスト”の中ではかなりの少
数派やろなぁ…。
(アスカにんだとかなりの割合で存在するやろうけど…(巨爆))
その少数派が”同人”の世界では一時期多数派であったのが、なかなかに不思
議な所??

んーにゃ、それにしても、そのリビドー大爆発なアヤナミストによるアヤナミ
論ってものも、ぜひ聴いてみたいもんですなぁ…(爆)
 


 

今まで小説とかほとんど読んだことなかった僕が、ここまでエヴァ小説にハマ
ったんも”萌え”(≒キャラに対する強い思い入れ・愛情や、時には恋愛感情
に近いモン)の御蔭やなぁ思う…(爆)

なんてことない話でも、登場人物の名前がアスカやシンジになり、エヴァ世界
との繋がりみたいなモンを感じさせてくれるだけで、それなりに楽しめたりす
るし、
良く出来た話の場合、恋愛しとる様なドキドキとか、失恋した様な喪失感みた
いなモンも強力に感じたり出来たりもする…(爆)
普通の小説よりも”強い思い入れ”が入っている分、色々な感情が湧き易かっ
たりするなぁ…。

小説ってモンはある意味バーチャルな体験を楽しむっていう側面もあるから、
”強い思い入れ”によって様々な感情の強力な疑似体験が出来てしまうエヴァ
小説が非常に面白く感じられるのも宜なるかな…。

そう考えると、
”萌え”がないと、ほとんどのエヴァ小説が味気の無いものになってしまうん
やないかなぁ…??。
(この辺、愛妻号さんとか”萌え”でない人達はどないなんやろ??)

同じエヴァ小説でもレイにんのほとんどがLAS小説やLASテイストの濃い
小説を読んでも全然つまらんやろし、
アスカにんのほとんどがLRS小説とか読んでもつまらんやろし、

自分の愛するキャラクターの色々な物語を見てみたい(物語をエヴァ本編だけ
で終わらせたくない)ゆう気持ちからエヴァ小説読んどる人が多数派やろし、

キャラへの思い入れが余りない(主にエヴァの設定・世界観とかに惹かれた)
人たちは、そんなに沢山エヴァ小説読んどらんちゃうやろか??
 

−−
 

HPの分布の仕方とか見てたら、よぉ感じられるけど、考察系のサイトで小説
系のサイトと関わりを持っとる様に感じられる所、ほとんど無いもんなぁ…。

謎解きに対する興味が大半の人達は”エヴァ世界のもう一つの可能性”みたい
なもんに余り興味がないんやろか?…。

その手の人達は、ヒゲさんがやたらと創り上げ散らかしたパズルの破片を、な
んとか組み合わせようとすることばかりに労力を費やしとる様にも見えたりす
る…。

それに比べて”小説系”は、
パズルの破片をネタに色々とオナニーしてみようとする姿勢の人が多いように
思える…。
そして、”その破片”自体もどーでも良いと思える人達もいてたりする…(爆)
 

…楽しみ方も人それぞれ…
 


 

いんや、えらい中学2年生がイタもんだ…(爆)

「中3カノジョに売春強要。
 別れたくなかったらエンコーして金稼げ。」やて……

シンちゃんにもこの図太さを少し見習って欲しいわな…(爆)
…って、それはそれで、めっちゃ嫌やな(爆)
やっぱり、
ナヨっとしてて、むっつりスケベなシンちゃんが一番や(爆)

…せやけど、
現実の事柄や自分の中学時代とかに照らし合わせてみると、エヴァキャラって
年の割にはつくづくスレてなくてウブやなぁ思う…(爆)
(まぁ、スレてたらスレてたで、物語として全然面白くなくなってしまうやろ
 うけど…(爆))

「フケツよっ」とか「エッチ、チカン、バカ、変態、信じらんなぁーい」とか
「膨張してしまった」とか「私には他に何もないもの」とか「ママ、アタシを
見て」とか「逃げちゃダメだ」とか悠長なこと言うてたら、
現実世界ではすぐに恐喝されたり売春させられたりしとるで、ホンマ(巨爆)

実際はエヴァのパイロットとか云々よりも、ずっと身近な所に”地獄”なるも
のは待ち受けとるもんやからなぁ…(爆)

…それでも
エヴァキャラが場合によっては実在の人物よりも、とても愛おしく、哀れに思
えてしまうのも”惚れてしまった弱み””我が子は可愛い”ってな所かいな??…
 

…あぁ、愛しきチルドレン達に幸あれ……(T_T)
 


 

綾波には色気がないとかいう人おったりするけど、
確かに、すっぽんぽんの時ぐらいはア○コ隠してイヤンイヤンみたいな恥じら
いぐらい見せてくれんと色気ないかもしれんなぁ…(巨爆)

ア○コ隠さんで大股開きで女風呂に入る、既に女性とはいえない(爆)オバハ
ン達に通じるものがあるかもしれん…(爆)

…けど、綾波やと、またそういう無防備な所がソソられたりもするんやなぁ(爆)
ミサトやアスカとはまた違った色気がある思う…(爆)

なんといっても
綾波は僕にとってアスカとならんで、2次元オナペットの二大双璧ともいえる
存在やからなぁ(巨爆)
 

−−
 

レイにん、アスカにんが時に対立する様な様相を示してしまうんも、この魅力
的なヒロイン達の為せる業…?
エヴァが大勢の人間を惹き付けたんも、違う客層をそれぞれが取り込んだ(?)
この魅力的なヒロイン達の為せる業…?

”エヴァンゲリオン”という物語にどちらか一方が欠けていたとしたら、
今のエヴァ小説界はどのような様相を示していただろう?
多分、今より幾分”平和”であったろうにも思えるけど、”ツマラナイ”もの
になった様にも思える…。

強い”愛(執着)”が生ずれば、その”愛の対象”に対立する様に思える存在
に対する”憎しみ”も同時に生じたりもする…。
エヴァ小説界にいざこざが多い様に見えるのも”エヴァに魅入られた人達”の
その愛の強さ所以なのか??
(それともエヴァの狂気に魅せられた変態さんが一杯集まってきたから??…
 (爆))

…愛は盲目…それとも心眼?
何かを強く愛するが故に、平静時には見えなかったものも見えてしまう…?。
それが自分にとって不快なものだろうが、なかろうが……
 

−−
 

…それでも僕は何かを愛し続けたい…

何かを愛する喜びは、何ものにも代え難いものだから…
 
 
 

キモチ悪くも意味不明なママ唐突に終わる(爆)


【名  前】SOU@ファイターEX
【タイトル】とはいえ、鯖氏は前振りが
  11/05 20:20
Mail: sou-1701@qc4.so-net.ne,jp
URL:
【メッセージ】
長くなりすぎるきらいがあるような。
もう少し、まとめると真意が伝わりやすくなるかもしれない。
ならないかもしれない。

あ、わたしは前振り無しで始めることが多いのでいろいろ困ります。
特に、リアルワールド。

わたし、ミサト的といわれてしまったのよねえ。
わたしにエヴァを進めた友人に。
それはただ単に大酒のみということでだけだろうか?。
いや、いいけどね。

MEGURU魔王閣下
日本人の食文化であれば、そのまま生で食べるのが通であろうと
なかろうとかまわないとおもうだが。
ただ、どこの食文化にも理解を示そうとせず自国の食文化に固執する
あまり、そのものを見失ってる自称食通は多いようなきがするなあ。
だれとは言わないけど、美○し○ぼの原作者。
食に対してさほどのこだわりのないわたしからみても違うんじゃないとか思う
時が多いもの。

まあ、嫉妬なんぞとかを抜きに考えてもワインに限らずその他でさもさも知ったか
ぶりぶりな口調で蘊蓄ならべるオヤジは困るけどね。


【名  前】鯖@言論ゴロ(わはは)
【タイトル】あたしは綾波論の前振りやってるつもりなんですけどね・・・(汗)
  11/05 12:51
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp
URL:
【メッセージ】
いや、ね?

彼女に付いて考えれば考えるほど「女性史」とか避けて通れなく
なるんですよぅ。非常にフェミニスティックなのね、綾波って・・・

(まぁ、いろんな人かそう言うとる様に・・・)

で、それに付いて「純男性的」視点で見ても、あるいは「それへの
反発である近代フェミニズム」の視点から見ても「穿った見方」にしか
ならないと。「観測者の『立っている制度を守ろうとする意識』によって
歪曲されてしまう」・・・そんな気がしましてね。

なら「脱近代」だ、と言う比較的安直な発想(汗)

身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ・・・位のつもりで行かないと(笑)

詳しくは後程。(実は小谷先生の意見を半分は肯定してるんですよ?)

T.OKAさん

成る程(奥様と御母様とアスカの話)・・・

いや、実は「思い出した」んですが・・・ぶっちゃけた話、
実は「うちのお袋にミサトがオーバーラップする」んですわ(汗)

・・・イメージ的に凄く・・・(汗)

多分「ミサトに母親を重ねて見ていた自分」が居る・・・
その辺で色々本編当時の事を思い出しまして。

又後程。


【名  前】T.OKA
【タイトル】何故、そっちに話がいく〜
  11/05 12:14
Mail: t-okazak@tkb.att.ne.jp
URL:
【メッセージ】
 アヤナミ論やってた筈が、何故か、皆、EOEにおけるシンジ=カヲル論の方に
ばかり興味が行くみたい。・・・なして?

 しかし、鯖さんの書き込みは、それだけ読んでもワケワカメでしょう。
というわけで、きんちゃんに怒られそうですが(説明しちゃ駄目!)、少しだけ。

>「女」と「母」の相克と言う悲劇(?)
 こっちの発言は、小谷真理さんの「聖母エヴァンゲリオン」を読むとかなり意味が
通ります。と言っても、「聖母」自体が難しくて私にはよう話からん所も多かった
のですが・・・
 ただ、鯖さんのはそれに対する反対意見というかそんな感じなので、さらに難しい。 

>アナリシスの1
 こっちは、Aoiさんの発言とセットなので、それと合わせて。

>説明は付くけど「しかし、あくまで理論的には筋が通るが実感は湧かない」
>部分。丁度「現在の情緒不安定状態に関する納得の行く説明の為に
>チャイルドアビューの過去をカウンセラーが『創り出し』、本人もその
>時点で『記憶の改竄』を行う為に『原因が時間的に遡行して作られる』
>様な・・・所謂「自称アダルトチルドレン」になんか似ている・・・

 ここですが、他の部分の解釈はともかく、シンジ・カヲル一体化の場面は、
確かに鯖さんの言うとおりしっくり来ないのです。

> 纏めると、あのシーンの一瞬前では、
>  ・父さんは愛してくれない。母は最初からいない。
> ・カヲル君は既に死んでしまった。
> ・ミサトさんは「『帰ってきたら』続きを」と言った。
> ・必要とされる可能性のあったアスカは手遅れになった。
> ・目の前の綾波は恐い。
> と言う状況だったはずです。

 この前提の前に、シンジに女性恐怖が女性恐怖が植え付けられていた
というのが、Aoiさんの論旨なんですが・・・
 むしろ、私にはシンジはミサトのキスで、女性恐怖を取り除かれたような
気がしております(特に、嫌がっている風でも無かったし)。

 そうすると、それ以外では、Aoiさんの言うとおりの条件があったとすると、
カヲルよりつきあいの長いアスカ(それも、シンジを嫌うアスカではなくて、
FFに良く出てくるシンジにべたべたのシンジのアスカ)の復活でも良かった
のではないかと思うのです。
 カヲルは使徒だし、同性だし、その方がむしろ自然なのではと思います。

 こうした方が、LCLの海からの復帰も、偽物・妄想の産物のアスカとの
安寧から、現実のアスカへの正面からの対決となって意味が通りやすいし。
(しかし、そもそもそういう意味を見いだそうとすることが間違いなのかも
 知れませんが・・・「胸骨の夢」を読んで)

 しかし、これは、あくまで、あの場面が母からの分離の成功の場面である
と捉えた場合の話です。

 上手に纏まりませんが、私的には、やはり、あの場面は、逆に、

1 「龍退治」の失敗(鯖さんと同じ解釈)
   ↓
  グレートマザー(=レイ=リリス)からの分離失敗・再度の同化
   ↓
  母への回帰 という場面に思えました。

2 従って、リリスは、シンジと再度同化するための方便として、シンジに
 とって不気味である、レイの姿を捨てる必要があった。
  或いは、シンジの側から見て、グレートマザーと同化するには、それが
 受け入れやすい形に見える必要があった。

3 そう考えると、新たな姿は、母であるユイが一番自然なのでしょうが、
  しかし、ユイはレイに似ていて(本当は逆なのでしょうが)駄目。

4 次は、(仮想の)姉であるミサト。しかし、キスで女を意識して駄目。
  当然、、アスカも女を意識してるから駄目。

5 消去法で、カヲル?となってしまいます。
 しかし、消去法で一度あっただけの他人をグレートマザーとして同化。
 本気ですか? って感じになります。

『まとめ』
 要は、あの場面を
1 グレートマザーからの分離の場面と捉えると(私には、どう見ても
 そうは見えませんが)、相手はカヲルよりアスカが相応しい気がするし・・・

2 グレートマザーからの分離失敗と捉えると、カヲルは消去法!で、
 選択されてしまったことになる。

 そこに、どうしてもしっくり来ないものがあるのです。
 だから、ファンサービスで、2を選んでみせたって感じなんです。

 ところで、この分析、全くの耳学問ですが、MEGURU氏的にはどの程度
真面目に聞けるもんなんでしょう?きっと、矛盾だらけなんだろうな。
 

★鯖さんへ
>やっぱり、アスカと「理想の女性像」と奥様と御母様って、
>イメージ的に一つのラインで繋がるんでしょうか・・・

 勿論、それぞれの間に大きな相互作用があると思いますが・・・、

 世の中の女性は、アスカと妻と母だけしか居ないわけではないので、
一直線には繋がりません。

 そう単純なものではなくて、「理想の女性像」は、私と世界(女性、
男性含む全て)との相互作用の影響で、日々、変容していると思います。
 つまり、ある部分は母や妻に準拠し、ある部分は妻や母を反面教師とし、
また別の部分は、別の女性の魅力を取り入れて、移り変わっていきます。
 そうは言っても、その核となるイメージは準拠するにせよ、反対になる
にせよ、最初の異性である母の大きな影響を受けているのは、世の他の
男性と同じだと思います。

 従って、答は、Yesであり、Noである。と言ったところでしょうか?

それでは。


【名  前】しもじ
【タイトル】テクニカルタームは素人には難しい
  11/05 01:46
Mail: HGA01077@nifty.ne.jp
URL:
【メッセージ】
と言って、それを使わずに説明するというのはもっと難しいから仕方がないが。

○魍魎の匣
今日買ってきた。その分厚さに読む前からくじけそうになる。
が、この程度でくじけていてはこの先に立ちはだかるさらに大きな壁を乗り越える事はできない。
ここはやはり頑張って読むしかないか。

> いえいえ。実は、総合が京極の読書サークルみたいになってしまった全ての原因は、
>Bleadさんにあります。私も、それで読んだので。(T.OKA様)
そうですか、ではBLEAD様。ありがとうございました。
おかげで心地よく朝日を拝めそうです(笑)。
 

○続々「私的民主主義」論 >MEGURU様
前にも書いたが、社会科学系の議論は専門外かつ不勉強なもんで、色々知らない事が多
い。こういう機会があると、なかなか勉強になる。

さて「法治主義」だが、広辞苑の「民主主義」の項目の中に法治主義も含まれていた。
情けない話だが、手元に有る中で最も一般的そうな資料だったので、まあこれを信用し
た訳だ。ついでにその広辞苑には「王の統治権の絶対性を否定し、法に準拠する政治を
主張する近代国家の政治原理」とあった。用語の選び方が不適切だった事は後述の様に
認めるが、それはそれとして、「法治主義」というのはやはり「近代民主主義」の一要
素ではないのか?「女王様」云々の話はもっともらしいが、そもそも「王権」が最初に
「法」に準拠していないのに、それを「法治主義」と呼んで良いのだろうか。

> それから「信奉するのは制度ではなく理念」というのは、どういうことなのか?
これは前に一度述べた。要約すれば制度は信奉の対象にはなりえない、という事か。お
経の中身ではなく、経本そのものをありがたがる奴が世の中に多い、という事だ。それ
以上でも以下でもないので深読みしないで欲しい。理念を信奉すれば、制度化し維持し
改善する努力はするんじゃないの。無能な夢想主義者とやら以外は。
ところで、夢想主義ってどんな主義?エヴァに憑かれた者達は皆夢想家的傾向を持って
るだろうと思うんだが、夢想家と夢想主義者との違いは?

> 主権在民の概念は平等から来る。
> 「王族、貴族、金持ちだけではなく、俺達(いわば庶民)にも政治的権利を与えろ」と言うのが、主権在民の始まりのはずだ。
その通りだろうと思う。だがそこに含まれているのは政治的平等だけであって、社会的
平等は含まれていない。社会的平等は別のところから(キリスト教的博愛主義かな?社
会主義かも)やってきて後から取り込まれたと考えていたのだが、間違っているか。

>「自由・平等」が含まれていない、又は軽視されている....
別に自由と平等を達成するために民主主義が成立したんじゃないんだから、本質ではな
いんでないの、と思ったからそう書いた。フランス革命ではじめて民主主義が世に出て
きた訳でも、古代ギリシャが最初と言う訳でもないだろう。もっと単純な所から出発し
たのではないだろうかと。人が何人か集まって利害が対立したときにその調整の手段と
してできあがったものが、色々と紆余曲折を経た末により大がかりになって近代民主主
義政治という形にまで発展したのでは無いか?こういう民主主義と歴史の認識が前提に
ある。近代民主主義は絶対王制に対するアンチテーゼとして確立したのではあろうが、
近代民主主義だけが民主主義の全てではないんじゃなかろうか。原始的民主主義と言う
言葉は存在するのだろうか?(原始的共産主義社会と言うのはあった筈だが。)

民衆が決定に参画し決定に責任を持つ、ということが民主主義の基本理念であって、そ
れで何を決定するか、何が達成されるか、は二義的な問題である。民主的に独裁者を選
ぶ事だってできてしまう。「自由・平等」は決定を公正にするためにある程度は保障さ
れねばならないのは確かだ。が、その辺は民主主義的な制度を実現するための技術的な
問題であって本質では無い。かように理解していた。

どっかで主客が転倒して「自由・平等」が民主主義の最も重要な理念になってしまった
のなら、それは先に私が信奉していると述べた物とは完全には一致しない。「自由・平
等」がどうしようもなく下らない概念だと言うつもりも無いが。

> 「主権在民、多数決原則、法治主義」というのは制度であり、理念ではない。
ならば、それら制度の根本にある理念、と言うべきだったのだろう。それを表現する適
切な用語を知らないというのは、やはり問題だ。「主権在民」とか「法治主義」とかい
う近代以降に成立した言葉は使うべきではなかったかも知れない。よくよく考えれば主
権在民と言うほど国家を意識しての物ではない。法治主義にしても王権との対立の歴史
を無視して、単に自分達で決めた法には従う、程度の意識で使ってしまった。
 

>> さて、そもそもの前提・認識・言葉の定義が違うと議論にはならない。
> これらを理念とする氏の見解は、理論構成に明らかな欠陥がある。
> それは認識の相違ではない。 
私が間違っているのなら、やはり違っていることには違いない。間違っている、と言っ
て指摘するなり無視すればいい。欠陥がある理論から導きだされた結論を相手に、異なっ
た前提から議論をすることは、その前提が正しいにしても、先に欠陥を修正していなけ
れば意味の無いことだ。言うだけ無駄で、疲れるだけだろう。疲れませんでしたか?

私の見解は我流だから欠陥ばりばりなのは仕方ない。だから機会があれば学習し、修正
し続ける。今回の件は、思わぬ一言から深い勉強ができた。


【名  前】鯖@分析
【タイトル】「女」と「母」の相克と言う悲劇(?)
  11/05 00:45
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp
URL:
【メッセージ】
「男女の生物学的性差など生殖器の形状の差異に過ぎない、言われている
性差とはすべて「創られたもの(=社会的性差・ジェンダー)」なのだ」

と言うお馴染みの言説・・・「母性など男性至上主義者の創り出した
身勝手な幻想に過ぎない」と言う人達も無論、この言説を基盤の一つと
するだろう。が・・・

ここで問題は・・・「生殖器(陰茎・精巣と子宮・卵巣・乳腺)は違う」
と言う事はやはり不可避な現実とすると・・・

「ならば、再生産の為の器官である生殖器・・・受胎・妊娠・出産の機能が
女性である事の唯一の区分」と言う事になる・・・皮肉な話、「母になる
生物的能力」が「女」である事の唯一の条件、と言う話でもあると。

で・・・「生物的母性」。(赤子の泣き声に反応して乳腺が活動する、と言うのも
又、『後天的刷り込みから来る心理的反応なのだろうか・・・?)

アブジェクションを「母と女の相克」によって起こる現象と考えるなら・・・
残念ながらその感覚は「不可避なもの」と言えるのではなかろうか?

「母親であると言う事は『性的に女』である事も意味し、女であると言う
事は『生物的に母になる機能を持っている』・・・どちらも生物的に『生殖器』
の存在によって規定されている事になる・・・」

「母」と「女」と言う両概念は生物学レヴェルではある意味不可分なもの
とも言えるのでは無いか・・・(人格的な部分はこの際無関係。生理的な感覚
の問題だから)しかし・・・「男」はそれを「分離したがる」し「近代」と言
う制度は「両者が同時に存在してみせる」事を極度に嫌う・・・

自分の立っている制度そのものが揺さ振られるほどの「嫌悪感」・・・
(男は最初は「使い分け」を、やがて「母と女の分業」を要求する様に
なり、「自らを近代化しようとする女性」は時に「自己の中のアブジェクト
そのものを嫌悪・棄却する事で適応しようとする」・・・)

しかし、現実は「母は結局「女」に過ぎず(純粋な母性と言う都合の良い幻想
に支配されるが故に少年は絶望を味わう事になる)、女はやがて「母」になる」

その「レトの娘」的な三位一体性を「嫌悪する」か「受容する」か・・・
(緩やかに繋がっているそれらを「それぞれ独立した原理」と見なして壁で
隔てようとする心理自体が「近代における性の矛盾」の原理なのでは無い
か?)

多分答えの無い疑問・・・(ちょっち飛躍。)


【名  前】鯖@分析
【タイトル】アナリシスの1
  11/04 23:32
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp
URL:
【メッセージ】
来た来た、それですわ、妙な感じなのが・・・

Aoi Ryuさん

なんか丁度な時にネタ振ってくれた(笑)
 

EOE解釈におけるフロイト、あるいはユング等の引用・・・謎本系の。

説明は付くけど「しかし、あくまで理論的には筋が通るが実感は湧かない」
部分。丁度「現在の情緒不安定状態に関する納得の行く説明の為に
チャイルドアビューの過去をカウンセラーが『創り出し』、本人もその
時点で『記憶の改竄』を行う為に『原因が時間的に遡行して作られる』
様な・・・所謂「自称アダルトチルドレン」になんか似ている・・・

本当のアダルトチルドレン・オブ・アルコーリック、の人達は過去に
重大な心身への虐待を受け、深刻な恐怖心を植え付けられています。が・・・

たかが日本の「受験社会の重圧」や「両親の過大な期待」で彼等と同等の
症状が出た・・・など不遜にも程がある・・・とあたしは思ったりする。
「似た症状が出ようが、基本的に深刻さのレベルが違う」

EOE解釈ネタにおける心理学引用を見るにつけ、大抵それと「似通った」
印象を拭えない・・・

つまりね、結局「只の逃げと甘え」に過ぎないシンジ君の行動を「無理からぬ事」
にしてしまうのはどうかね・・・とつい。

ま、それは良いけど・・・

「アブジェクション」の概念

永瀬唯氏の「アブジェクション」の概念は小谷真理氏やサイボーグ・フェミニズム
論で著名なハラ・ダナウェイの影響下にあるものですな。

まぁ、永瀬氏の解釈はフェミニズム論客が槍玉に挙げる所の「フロイト的」
側面が濃厚やけど・・・

ここで少し上げておかなければならない事は・・・

小谷女史と永瀬氏の「アブジェクト」に対する姿勢は若干異なると言う事。

永瀬氏の「アブジェクション」は言わばフロイト的な意味での「男性性確立」
と言う、あんまりこの言い回しは使いたくないが「男社会の視点」で語られる
概念・・・(絡新婦、でも触れているが・・・フロイトが極めてユダヤ教父権思想の
スタンスから『女々しいもの』を切り離す事が自己確立と言う理論を打ち立てる
結果になっており、それを織作葵嬢がこっぴどく批判する下りがある)

逆を言えば「なら、月経と言う言わば『女性的アブジェクトの象徴』を自己の
内側に認める事が『女』になる段階として不可避な女性は、母子一体状態からの
分離とは無縁」と言う事になりはすまいか???と言う問題。
(だから、フロイトは「女を人間と認めていない」と言う攻撃を受ける事になった)

・・・人間=男、の図式になるんですよね、「母子分離の為のプロセスにオブジェクション
が発生」と言う説は・・・しかも「文化的一般性を若干欠いている」。

むしろ「オブジェクションに対する抵抗の減少」を「性的興味の発芽」、と解釈する方が
理に適っていると思うんですけどね。(十九世紀西欧的なんですよ、永瀬氏の説は・・・
女を家庭に押し込めて、社会や人間の意識表面から『女性的なもの』を『悪魔的』概念に
重ねて『封印』した・・・キリスト教による原始宗教抑圧のプロセスと同じ)

それに対して小谷女史は例の「ガイネーシス」を持ち出す・・・

つまり「女性的な、おぞましきものによる『男性性』と『父権的なもの』への
侵蝕・・・これが女性にとり心地よく、一つの「戦略」となりうると言う発想。

つまり、「脱既成概念」の手段として「アブジェクト」を推進する立場なんですな。

でありながら・・・恐らく永瀬氏は確実に小谷氏やダナウェイの影響下にそれを語って
いると。(マギがクリーチャー化して「牙の生えたヴァギナになる」と言うラストを
自己イメージとして出した人やからなぁ・・・汗)

で・・・「アブジェクション」=「母子分離」説にはあたしは懐疑的。

って言うか「男の子は母親に女を見出す事をタブー視する、嫌悪する」
と言う文化的傾向があるでしょ。「母親を内臓っぱい生身の女のイメージ
から遠ざけようと努力する」・・・それって「近親姦抑止」と言うより
「母親が『女』になる・・・自己の中で母親である事を止めてしまう恐怖」
なんではないかと思うけど・・・(母親を遠ざけない・嫌いにならない為に
それをしようとするものね、大抵)

で、分離してしまったら「母親が何処の男と何をしようが」精神的には
問題なくなる・・・(母はオンナであってはならない、と言う文化的規範と
アブジェクションの理論は相反する)

「母性をおぞましきものと感じる様になって棄却する」と言うより「母の中に
母性と相容れない筈の『女=アブジェクト』を発見してしまい、自然と距離を
とる様になる」が正解なのでは?(その段階で「近親姦」の忌避の為の行動が
とられる・・・)

姑獲鳥が「生物としての母性」と「人間としての母性」の相克が生んだ妖怪なら
アブジェクトと言う概念は相反する「母性」と「女」が同居する事を発見したが
為に生まれる「妖怪的概念」である・・・と。

で「母」が容易に断ち切れない人間は「アブジェクション」の脅威からは
程遠く無縁、という事にはならんかいな?とね。

アブジェクションは「母子分離の為のプロセス」と言うより「母子分離の過程で
起きる副産物的現象」か、精々「母子分離が起きる原因の一つ」と考えるべきでしょう。

故に「メカニズムの説明としては成り立たない、本末転倒な解釈」であるが故に
「理屈は通ったような気になるが、感覚的には疑問が多々残る」事になる訳では?

むしろ「龍退治」(アニマ獲得)失敗によるグレートマザーの暴走、と言うユング的
文脈で語られていると見た方が妥当なような気がする・・・

(この場合、あたし的解釈だとアニマ=レイ(2・3人目) グレートマザー(エヴァ=ユイ、
地下のリリス、ユイの思想・計画としての人類補完計画=ネルフそのもの)分離失敗後の
グレートマザー=巨大リリスと言う風に見ている)

アブジェクト、については「イザナミ」や「ペルセポネ」、あるいは「オルフェウス」
に付いてもう少し詰める必要が有りそう・・・(本家リリスもアブジェクトの典型例か)
あと「大月姫」もかな?

まう。


【名  前】MEGURU
【タイトル】シャンベルタン奇憚
  11/04 23:00
Mail:
URL:
【メッセージ】
T・OKA氏は軽くシャンベルタンと書いていたが、レストランで「シャンベルタンください」と言ったら大抵酷い目に遭う。
T・OKA氏が言及したのはラミ・デュ・シャンベルタン(シャンベルタンの友達)というブルゴーニュ産のチーズだが、普通シャンベルタンと言ったら、ワインのことを指す。
高名な商品には類似品が付き物だ。「シャンベルタン」という名前にあやかりたい人間&商品は多い。正真正銘のシャンベルタンというのは、ブルゴーニュ地方ジュブレ・シャンベルタン村にある9つの特級畑の内、シャンベルタンとシャンベルタン・クロ・ド・ペーズの2つの畑で取れるものだけを指す。

シャンベルタンと名が付くものを整理する。
まず正真正銘のシャンベルタン。前述した2つの畑で取れたワイン。ちなみにシャンベルタン・クロ・ド・ペーズは、何もつかないシャンベルタンと表示することも認められている。
次に他の7つの特級畑から取れるワイン。すなわち、グリオット・シャンベルン、リュショット・シャンベルタン、マジ・シャンベルタン、ラトリシエール・シャンベルタン・マゾワイエール・シャンベルタン、シャルム・シャンベルタン、シャペル・シャンベルタンの7つである。
その下にあるのが、ジュブレ・シャンベルタン村にある1級畑のワイン。26ほどあるが、俺は全部飲んだことがないので詳しい名前は分からない。代表的なものにクロ・サン・ジャック、レ・ガゼティエ、ヴァロワーユなどがある。なおラベルに表示される時には「ジュブレ・シャンベルタン 1er クリュ クロ・サン・ジャック」というような感じになる。
この下に何も付かないヴィラージュワインのジュブレ・シャンベルタンがある。

俺が味わった感想としては、シャンベルタンとクロ・ド・ペーズは別格。他の7つの特級銘柄の内、シャルムはやや落ちる。例えば1級畑の中で、条件が良く、優れた作り手の作ったワイン(例えばアルマン・ルソーのクロ・サン・ジャック)より、シャルムが落ちるときもある。
主な作り手としては、アルマン・ルソー、ドメーヌ・ポンソ、ルイ・トラペ、フィリップ・ルクレールなどがいる。これらが作ったワインなら、シャンベルタンと名がつくもののどれを買っても失望はしないだろう。
 


 

レストランで飲んで美味しかったワインを、自分で買ってきて自分の家で空けるとあまり美味しくないと思うことがある。原因は大きくわけて5つある。
1つはグラス。2つ目はデキャンタージュ。3つ目は保存。4つ目は料理。5つ目は錯覚。
グラスについては前に言ったので割愛。簡単に言えば、グラスに投資しない奴はアホだ。2つ目は言い出すと長くなりそうなので後日に回す。あとは自明のことだから言う必要もない。

レストラン業に従事している知り合いの話を総合すると、シャンベルタンとレストランで口走る人間には2通りのタイプがいる。
1つはブルゴーニュの赤となれば、ロマネ・コンティとシャンベルタンしか知らないガチガチの初心者。2つ目はシャンベルタンについて語り始めるオヤジ連中。
「アホはシャンベルタンを飲む資格がない」と言いたいわけではない。そんなことを口走るのは、嫉妬に駆られた貧乏人だ。

ジビエの季節である。猪や蝦夷鹿、野兎などは食べられない人がいるだろうが、鳥類のジビエは割となじみやすい。青首鴨、窒息鴨、田鴫、山鴫などはシャンベルタンと良く合う。
特にマジやグリオット、リュショットがあって手が届くなら一度食べてみることをお奨めする。

と、シャンベルタンについて書いてきたが、最近の価格高騰は以上だ。味に失望することはまずないが、コストパフォーマンス的にはレストランで飲むならいまいち。
ただ、ジュブレ・シャンベルタン村の南隣にあるモレ・サン・ドニ村の特級畑のワインなどは、割と安い。
ボルドーでもメドックではなく、サン・テミリオンやポムロールにはお値打ち価格のワインが多い。

T・OKA氏の話を見て思ったのだが、日本人はチーズを刺身と勘違いしていないだろうか?つまり、なんでもそのまま味わうのが通的な食べ方だと思いこんでいる。
味覚がほぼ完成している人間が、無理に食べるのはつらい。だが、慣れていないというだけであれば、順序を踏むことによって食べることもできる。
ブルーチーズやウオッシュチーズは、じゃがいもと合わせたり、キッシュの中に加えたりすると食べられる人が多い。
フルール・ド・セルと引き立ての胡椒をかけて食べるとうまいチーズ(例えばリゴットやブリヤ・サヴァラン)も有れば、料理と組み合わせられるチーズもある。俺はブルーチーズをソースやアイスクリームにも使う。

食い物に対するスタイルがない人間というのは、見ていて無様である。


【名  前】二等兵。情報の森で右往左往中の巻き
【タイトル】re:(1)今日の錬成訓練は防御だっちゅうの・
  11/04 22:51
Mail: VZF10347@nifty.ne.jp
URL:
【メッセージ】
>身体を動かすことが、当然の身体になっている。おそろしいこっちゃ。ほえ。
>情報というものは、「大戦略」みたいに、発見や撃て、じゃないからね。情報部隊・第一線部隊・上級・隣接・協力・支援部隊からあちゃこちゃから殺到するは、間違い重複は当然なこっちゃ。情報、情報と御世間様は騒ぐけど、訓練でどんちゃん騒ぎだもんな。これ本番なら未経験の人は大混乱じゃ。ほえほえ。
>「心の地図」。はいはいなーと。文面なんて目に見えないものは、いったいどこにあるのかな。そうだ、心のイメージにそのウ”イジョンがあるじゃないかな。てなわけで、それで解析開始てなわけ。ほえほえ?
>鯖氏へ、これに参考にできる本を紹介してね。
>今日は、防御を訓練だ。ほえほえ。

【名  前】BLEAD
【タイトル】掌の宇宙
  11/04 22:26
Mail: blead@fat.coara.or.jp
URL: http://www.coara.or.jp/~blead/
【メッセージ】
 なんとなく、今日は一日中「戦巫女」をしていた…訳はなく、卒研だった。
 教授が無茶な事ばかり言う…結局動くのはなぜだか俺一人だけである…他の三名はどうもや
る気が無いようなのだ……その内絶対強制的に話振ってやると心に誓う。
 まぁいいが。
 しかしまぁ…誰か俺にRSA暗号のアルゴリズムと素数判定方法のアルゴリズムをプリーズ
……明日は図書館の地下書庫に籠もろう……DESでさえまだプログラムの骨組み作っていな
いってぇのに…それより本当に終わるのだろうか?
 いざとなったら強制的に終わらせる。

 んで、レイに関して…既に何度か書いている。
 書くとコレまでと矛盾がでる可能性はあるのだがとりあえず書いてみる。
 クローンは生物学的に人間だろう、彼女に「感情が無い」と言われるのはそれを学ぶことが
出来うる環境に居なかったからだ、つまり「感情があっても表現の仕方が判らない」とか「感
情が今まであまり発達してなかった」とするのが一番近いと思う。
 人の感情は対人で育てられて変な言い方だが鍛えられる。
 極論を言うなら親に愛情を与えられなかった子供は愛情を知らないし、仮にある程度成長し
てから与えられてもそれに戸惑うだろう。
 彼女を描く時はそう言った「感情に戸惑う」部分を書けると一番良い。
 狼少女アマラとカマラは無理矢理人間らしくを強要されて適応できずに死ぬ。
 二人目三人目問題だが、まず大体にして記憶が脳内でどんな形で溜め込まれているかなんて
のは多分未だに未知の領域なのだろうが、エヴァの話に置いては断片的に成功している…そう
考えるのが吉だろう。
 事実自らを「三人目」と称した少女はどうやらシンジの事を知っていた、だがそれは断片的
に彼の存在を「知っている」だけであり、そのシンジに対する感情がその記憶に含まれていた
とは思えない、なにせ彼女はシンジに対して何の感慨も抱いているように見えなかったから。
 記憶は確かに部分的には伝えられたかも知れない、だが記憶は感情を含まない。
 俺にとって彼女を描く時一番気を使うのが「感情」である。
 時に戸惑い、時に異様なまでに自然にそれが発露する。
 ある種、純粋である。
 以前に書いてしまった「騾馬」の例えを覚えておられるだろうか?
 田舎の騾馬は楽を知らないが故にそれが苦労だとは知らない、そんな感じであるのかも知れ
ない部分を否定は出来ない。
 書いていて思うのだが、俺のレイというイメージはグレートマザーとかのそれよりも幼い子
供というそれに近いような気がする。
 人外だと書く割には平気で人間として捉えている部分がある…
 ようは支離滅裂ということだろうか?

 変な言い方になってしまうのだが、一番「正解」に近い綾波論は…まぁ庵野総監督の意見が
一番近いのだろう、一応あれでも原作者だし。「スキゾ・パラノ」の二冊で語っていることを
一度読んで見ることをお勧めする。
 その考えを気に入るか否かはともかく、生みの親の考えを見るのもまた面白いだろう。
 あと、俺が次に正解だと思うのは貞本さんの漫画、あの人が彼女のイメージを作り上げた張
本人でもあるのだから。

 あと、コレは関係ないことだが最近思いついたこと。
 アスカと言うキャラは「今の永続を望むキャラ」ではないだろうか?
 コレに関しては理由はとりあえず書かないのだが、なんとなくそう思うことが多い。

T.OKAさん
>0:14の感想でんがな。

 26話ですが、初め見た時俺の周りでは「フィルムが盗まれたんだ」とかいう噂がまことし
やかに飛び交っておりました(笑)
 俺はあんまり気にせず見てましたが…
 実際には時間がなかったんだそうです、プロのやることじゃない。
 全26話の内、第一話放送までに完成していたのは半分、しかもその半分の製作期間が約一
年…んで残り半分を半年で作る……そりゃ間に合わないだろう。
 大月プロデューサー大弱り。
 ……と言う話が「スキゾ・パラノ」に書いてあった、事実か否かは謎ですが。

>どうしても納得がいかなかった点

 その1
 確か流れ出行くと「巨大綾波の瞳にびびる」「綾波顔量産型エヴァにびびる」の後にカヲル
の顔、でしたっけか?
 「綾波が怖い」とシンジは「Air」で言ってます、それがアレじゃあ脅えるのもむべなる
かななんですが…加えて「殺してしまった」相手にまるで「許して貰った」かのような微笑み
浮かべて貰えばもぉ……ってな感じで勝手に解釈してますが。
 飴と鞭ということでしょうか…

 その2
 「コレは違うような気がする」から他の方法を探しに行った。
 今ある状況から逃げて逃げて逃げまくった後に、一つの安住の地を手に入れた、そこは今ま
でとは思いも寄らないほど幸せだった、でも……
 ……御免なさい、なんか無茶苦茶言ってます俺。

鯖さん
 松尾大社?
 実家からチャリで大体5分…毎年初詣はそこでしたし、俺もそこで七五三を(笑)
 そう言えば酒の神様だったなぁ……

Aoi Ryuさん
 経済学科の方ですか…一年の取得単位が制限されてますんで頑張ってくらさい。
 そうか、そっちはまぁまぁ偏差値必要なのか…工学部は三流だからなぁ…

あむ。


【名  前】Aoi Ryu
【タイトル】「その気持ちは本当だと思うから」・・・京極堂の「動機」と一緒とか。
  11/04 22:13
Mail: aoiryu@aoiryu.net
URL: http://www.aoiryu.net/
【メッセージ】

 まゆゆーん。ども、Aoi Ryuです。

 SSのネタがあったのです。なのに、何でこんなことをしているのでしょう。
 

●京極夏彦

 一応、全部読みました。

 ・・・物語としてみても、前回と同じか、それ以上の面白さを醸し出してくるの
が並みの作家じゃないっす。尊敬。
 

●綾波論

 とりあえず、保留します。

 ・・・ただ、私はEOEの綾波はそこまで可哀相とは思えません。な〜んか状況に流
されている感の強い他のキャラよりは、よっぽど彼女自身の意志が感じられましたので。

 確かに、悲壮ですけど・・・。EOEの綾波は3人目って感じがしませんし・・・。
そこら辺が(私的に)ポイントかも。
 

●T.OKAさん

> ただ、どうしても納得がいかなかった点の1が、補完直前のカヲルの笑顔に至福の
>表情を見せるシンジ。個人的にかなり意味不明で、あれは単にヤヲイふぁんへのサー
>ビスとしか考えがつかなかったのです。誰か、納得のいく説明してくれる人が居ない
>でしょうか。

 もう、何度も挙げてきた『ザ・デイ・アフター・エヴァ(水声社・編者 永瀬唯)』
の中でも特に永瀬唯と齊藤環(「じいこん」でちょっとでてきた「境界例」でエヴァ
を読みとこうとした方)の対談を下地にしつつ、書いてみました・・・。
 

 あのときの綾波はシンジにとって、精神分析でいうアブジェクシォン的行為の必要の
ある、「おぞましきもの(アブジェクト)」だったと考えています。

 *アブジェクシォン
 母親との母子一体状態からの自立過程で、その母親を「おぞましきもの)」として捨
てる行為を指す。この際の「おぞましきもの」とは死体や便のような「おぞましくも魅
惑的な」物質であるとされている。
 
 ここまではあの巨大綾波の描写を見れば、まあ納得できる範囲だと思います。

 #巨大綾波が「母」であるかどうか(つまり、シンジが母性を感じられるかどうか)
については、私自身ちょっと疑問があります。・・・が、無いとも言い切れないので、
まあ良いでしょう。

 一般的な母子関係の場合、なんやかやいっても断ち切れるのでしょうが、あのシチュ
エーションでは「母」は容易に断ち切れるものではなく、逆に重圧になっています。

 #食い散らかされた弐号機をみて、現実を拒否しようとしていたシンジ(「退行」は
ちょっと不適切か?)にとっては、「悪夢」であったのでしょう。

 あの段階で、シンジに植え付けられたものは母性、ひいては女性性に対する嫌悪・恐
怖ではないでしょうか(重度のトラウマになっても不思議ではないレヴェルの)。

 そして、ここが一番重要になってきますが、シンジは常日頃から、人に「愛されるこ
と(必要とされるでも良い)を望んでいた」のでした。

 纏めると、あのシーンの一瞬前では、

 ・父さんは愛してくれない。母は最初からいない。
 ・カヲル君は既に死んでしまった。
 ・ミサトさんは「『帰ってきたら』続きを」と言った。
 ・必要とされる可能性のあったアスカは手遅れになった。
 ・目の前の綾波は恐い。
 
 と言う状況だったはずです。

 それを考慮すると、そこまで納得が行かないこともないと思います。カヲルは別段恐
怖の対象でもなく、「死んでしまったから逢えない」だけだったのですから、まだ、好
意は持続しています。

 あそこで唯一すがれるものだった・・・それだけではないでしょうか。
 

 #ところで、ちょっと変なことを思い付いたのですが、アレってもしかしてリリスと
カヲルがヒトであるシンジを籠絡しようとしたシーン・・・でも、ヒトも使徒なんだよ
なぁ。

 #ううう。なんだか最初の部分が意味が無く思える。大体、何のために引用したんだ
っけ?<最近、脳が疲れてるみたい(爆)。

 #結局・・・ヤヲイの徒だということを再確認(爆)。
 

●BLEADさん

 ええと、ログが遠い世界へ旅立ってしまったので良く分からないのですが・・・。

 とりあえず、経済学部です。・・・文学部志望だった頃が懐かしいなぁ(爆)。
 

 ----それでは、Aoi Ryuでした。


【名  前】鯖@徒然
【タイトル】下記宛先を忘れている(戯けもの)
  11/04 20:36
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp
URL:
【メッセージ】
T.OKAさん♪

【名  前】鯖@徒然
【タイトル】そう言えば・・・
  11/04 20:34
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp
URL:
【メッセージ】
やっぱり、アスカと「理想の女性像」と奥様と御母様って、
イメージ的に一つのラインで繋がるんでしょうか・・・

人間にとっての「異性の理想像」は「父母のイメージが根底に在り」
(まぁ、グレートマザーやオールド・ワイズ・マンが現実の両親と
ダブっていると言うべきなのか・・・)そこから生じて発展していく・・・

と言う説が「正しいか否か」の貴重な参考かもしれないです(力説)

(だーって、代目無し男には判断の付かん問題やもん・・・)

あむ。


【名  前】鯖@徒然
【タイトル】松尾大社・梅宮大社参詣に行く・・・
  11/04 20:17
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp
URL:
【メッセージ】
毎年霜月上の卯の日には、蔵元の多くが醸造の神にお参りに行く・・・

京都北山、桂川の辺にある松尾大社は渡来系、梅宮神社は土着系の
醸造神(大山祇神とその次女である木花佐久夜媛)を祭っている・・・

七五三と重なる為、境内には振り袖等で御めかししたおちびさん達
をつれた親様達がたむろし、その上関西圏の業者の多くが来る為、
社務所の受付は混雑を極める・・・(汗)

しかし、最近の神社の雅楽はアレねん(汗)・・・出来る人が少ないのか?

その後梅宮大社に参詣、茶室で薄茶を頂いて飯を食って帰社。

(茶室の様式についてはMEGURUさんでも待古庵でもないので詳しくは
不明。掛け軸もゆっくり見ている暇は無かった・・・残念。)

T.OKAさんの御友達が典型的な「スキミング販売戦略」に掛かっている(笑)
・・・まぁ無理も無いか。

二等兵氏

あ、「心の地図」ついにやるんだ・・・(あたしが要らん事要ったばかりに
混乱させてしまったのでなければ良いが・・・)何か面白い反応あったら宜しく♪
 

・・・カウビのエンディングが余りに坪なので昨夜酔いに任せて駄文を綴るも・・・(汗)
呑みすぎやな(あう)著作権に抵触せんか、あれ・・・

でもね・・・「男」って結局そんなもんなんじゃ無いかって時々思う・・・

感傷的やな(笑)

いやね、「成長」って言葉をEVAネタがらみで聞くたびに思うんですけどね。
(特にシンジに同情的(自己弁護っつー邪推な勘繰りはおいといて)な人の)
ああいう「異常な体験」と「それまでの不遇?」によるトラウマが可哀相だ、
彼は犠牲者なのだ、そういう「傷」さえなければ「健全な少年」として育つのだ
って言う考え方・・・だから「その傷を癒し、忘れさせてやらなければならない」
って言う説。

それに反対なんですわ、あたしゃ。

トラウマ・・・傷を受ける事でしか、彼が「大人になる」事は出来ないと思ってるから。
自己の深い処までざっくり切り付けられたその痛みを「忘れる」様なら、そんな奴に
はなんの価値も無い・・・傷は「癒すものではなく、克服するもの」だから。

それで潰れるような奴に用は無い・・・

何故様々な文化が「通過儀礼」を必要としたのか?「漸修で悟入は難しい・・・」(鉄鼠の檻より)

結局「頓悟」「決定的回心」だけが「アイデンテイティの獲得」を可能にするからではなかろうか・・・
それは段階的に積み上げていくものではなく、「ある瞬間に」訪れるものなのでは無いか、
一定の条件を本人が生かせるか否か・・・

トラウマを忌避する様じゃ駄目なんじゃなかろうか。アナクロかもしれないが「傷は男の価値」だから・・・
 

関係ないが、ふと新聞を見て・・・

77歳のアストロノート?これが「米ソ開発競争」時代なら
「我が共和国連邦は100歳の現役宇宙飛行士による・・・」とか
宇宙開発の高齢化競争が見られたかも知れんのに・・・残念(あのな)
NASDAは金さん銀さんの衛星軌道進出を検討すべきだろう。 

「高齢者市場は最後のフロンティアだ」・・・(をい)

まう。


【名  前】くわたろ
【タイトル】綾波システム
  11/04 19:30
Mail: kuwataro@speed.co.jp
URL: http://www.speed.co.jp/kuwataro/junk/index.html
【メッセージ】
綾波システム

まゆまゆー。くわたろです。
かなり久しぶりなので、改めて、はじめまして。
 
綾波論、という程のものは実は持ってないんです。関心はあっても
思い入れというまでにはいっていないせいでしょう。
 
彼女の、行動&思考パターンについては、正直よく分かりません。
レイ一人称の描写というと、TV本編での自分の感情を持て余して
いるようなモノローグが印象的でしたが、その時、彼女が何を考え
ていたのか、いまいち良く分からない。
心情を吐露する場面はシンジにもアスカにもあって、彼らの絶叫は
何というかウルサイ。でもそれだけに(前後との繋がりが意味不明
ということはあっても、その時点で)シンジやアスカが何を思って
いるかは分かります。
だけど、レイのモノローグって、それも良く分からない。で、どっ
ちかというと、そこをシンジやアスカに比べて気に入ってます。曲
解の余地アリというところ。(^^;
 
私にとって綾波レイが他のキャラと比べてもっとも際立って異なっ
ていると思える点は「死に様」「生き様」以上に彼女の「生き返り
様」にあります。
特に、二人目と三人目の間で、不完全ながら記憶が継承されている
点です。
命の定義を笑っているような綾波レイたちにはシビレました。
 
こんなところで、ばむーぅ。
 


【名  前】関犬輔
【タイトル】何か時ならぬアヤナミ論争が。
  11/04 18:34
Mail: tc7i6004@umi.ne.jp
URL:
【メッセージ】
  んー、他人に向かってナニを言えるほど私の綾波観は確固としていない
のだが、とりあえず「死んじゃ駄目だあ!!!」とは思うね。

 劇場版でも一番辛かったのが「綾波が死んでしまった(消滅した)」事だったし
(というか、あまりにも奇天烈な内容に脳が付いていかず理解できた事柄が
それしかなかったとも言う)。
 もっともあんな世界でキングオブダメ人間と化したシンジと二人っきりになっても
ろくな事はなさそうな。

 この世に生まれてきた以上何がどうあろうが生きて生きて生き抜いて、
涙と鼻水と小便と大便を垂れ流しながらでも、どんなに見苦しく足掻いてでも
「何が何でも生きようとする」のが生き物としての義務であり業である・・・と、
ここまで書いてふと、「だからこそ人間は美しく儚く散ることの出来るものに
憧れるのかも」と考えた。

 ともかく、綾波にはまだまだ生きて、色んな物を見て、感じて欲しかったですね。
 人はいつか死ぬ物ですし、永遠に生きていて欲しいなんてこれっぽっちも
思いませんが何もたったの14歳で死ぬことはないでしょう!
 作品としての完成度やキャラクタとしての宿命云々を抜きにすれば
やはり綾波には誰が何と言おうが、どんなに非難されても生きて生きて
生き抜いて(生きているだけで非難される要素がある、と言う事があるのか?)
シワシワのお婆ちゃんになるまで人生を全うしてから死んで欲しかったですね。

 私は生きている全ての者には「生き抜こうとする直感や力」が備わっていると
思います。
 「死の恐怖」や「生命の危機」は理屈抜きで体と精神にに力を与えてくれますし
(或いは「体にはまだエネルギーが残っているのにそれを動かすのに疲れた
精神」に力を与えてくれるのかも知れません)それが「生きようとする生物の本能」
なのかも知れません。

 別にポジティブな理由でなくてもいいのです。
 「生きるのは恐い、でも死ぬのはもっと恐い!死にたくない!」それでいいんです。

 「この日が来るのを待ち望んでいたはずなのに、今は恐いの」

 TV25話での綾波の台詞、これこそが戦いの果てに彼女が掴みかけた
「何か」の片鱗である、と思わずにはいられません。
 しかしこの台詞は劇場版ではきれいさっぱり無かったことにされていました。
 まあ、EOEの悪意の嵐ではあの台詞は浮いてしまったでしょうし、劇場版の
綾波はもはや自分の意志らしきものをまるで見せない(持たない)制作者の
代弁者兼補完計画の執行人、まさしくただの人形と化してたし。

 しかし、綾波レイのイメージって掴みづらいと言うか、何を思いついても
違うような気もするし、掴んでは消え、消えては現れ、その繰り返しの様な。
 だからこそこうして綾波について考えているんでしょうけど。
 んー、取り敢えず今日はこんな所で。

 ついでに言うと、私が最も好きなエヴァFF「聖母子像三部作」では、チルドレンの
「その後の人生」が描かれ、完結編の「この永遠なるもの」でレイは40代半ばで
シンジや養子のイチロウに看取られて大往生を遂げます。
 小説のテーマ自体が「母親のクローンと結婚した男の家庭」という物なので
物語の中でシンジとレイの夫婦は謂われ無き迫害を受け、苦しみ、それでも
シンジはちっぽけな勇気の全てを振り絞ってレイを守ろうとし、レイはシンジを
支えようとします。
 「この永遠なるもの」の中でシンジとレイの養子・イチロウはレイの葬式の後で
「僕は母から命以外の全ての物を貰った気がします」とアスカへの書簡に記します。
 たとえ真っ当な生まれでなくとも、どんなに呪われた宿命の持ち主でも、
この小説の彼女は立派に生きて死んで、それはとても喜ばしい、本当に素晴らしい
事なのだと思うからこそ私はこのFFを愛しているのです。

 また一貫していない文章ですみませんが、まあ許したってや。それでは。


【名  前】T.OKA
【タイトル】0:14の感想でんがな。
  11/04 16:39
Mail: t-okazak@tkb.att.ne.jp
URL: http://member.nifty.ne.jp/t-okazak/evarvwtp.htm
【メッセージ】
 めっちゃ時代に遅れている気がしますが、やっと見たので感想など少々。

 0:14。TV版第26話。
 私は、リアルタイムにエヴァを追っかけていたわけではなく、デスリバの前の週末深夜一挙放映でTV版を全部見たので、大体、26話が絵コンテみたいである。という話は、ニフなどから仕入れていました。
 だから、最初に見たときも、その点についてはそんなにショックではなかったのですが・・・。
 改めて見てみると凄すぎ。後半部分は、例の学園エヴァと拍手の場面の一瞬を除いて、ほとんど絵コンテ。学園エヴァもリナレイの反撃やミサトのからかいなどは台本だけだし・・・。
 ガイナックスも思い切ったことをしたもんです。そりゃ、ちゃんと作れってクレームつくわな。

 さて、内容の方、自己啓発セミナーみたいと揶揄されているわけですが、再度見て巷で伝え聞くそれによく似ていると改めて納得。勿論、本物の自己啓発セミナーには出たことが無いので、本当の所は分かりませんが。
 だた、流れ自体は、EOEよりも自然な感じです。どこがと言うと、「シンジが僕はここに居て良いんだ!」と啓示を受けるところ。このくらいなら、あの流れでも思い至りそうだし、それを拍手で祝福すること自体はそんなに変ではないように思いました。

 他方、まごころを君に。
 映像的には、凄いと思いました。(ただし、実写の所は、大したことない。おはようズームインみたいな感じですから。)巨大アヤナミを始め、これでもかこれでもかと繰り出してきます。ただ、アヤナミ顔量産機だけは、笑い抜きでは見れませんでしたが。

 さて、内容の方、映画館で見たときは、???だった部分も多かったのですが、こうしてじっくりTV画面で見るとこっちも大体頷けました。例えば、オペレーターズ&冬月のLCL還元場面、ゲンドウの初号機喰われ場面、初号機宇宙へ出発場面、どれもそれなりに分かりやすくて吉。(ちょっと、青葉がかわいそうでしたが。)

 補完が始まった後も、ミサトと加持のアレの場面を除いているアスカとシンジ。アスカの頸を締めるシンジ。と、自分なりに納得しました。

 ただ、どうしても納得がいかなかった点の1が、補完直前のカヲルの笑顔に至福の表情を見せるシンジ。個人的にかなり意味不明で、あれは単にヤヲイふぁんへのサービスとしか考えがつかなかったのです。誰か、納得のいく説明してくれる人が居ないでしょうか。

 納得行かなかった点の2。そして、これが最大の疑問。
 シンジ、どうして、あの状態から、みんなに会いたいとか戻りたいとか思うのかね。それまでの流れ(特に、Air)と今回見た映像だけでは、とても帰って来たくなる要素は無いでしょう。不思議です。今回は、TV版の自己啓発セミナーを見ていたから、多少は違和感が少なかったですが、それでもまだまだ違和感ありました。
 もう少し、ちゃんと理由を描けよ。などと、映画の時と同様に愚痴ってしまいました。

 そして、One More Final。
 映画の時に、あの頸締めと「気持ち悪い!」をどう解釈したものか悩みました(事前に、デスまでの解釈本でいろいろ予備知識があったのが仇になった)が、結局、どの解釈もしっくり来ませんでした。
 それで、その直後にニフでこれに関する解釈を山ほど読みましたが、やっぱり、しっくり来ない。
 今回も、しっくり来たわけではないのですが、それでも平静に見れました。というのは、一応、自分なりの解釈を拙作『Sadness is the Shadow of Sincerity』でしていたからでしょう。(決して、「弐号機に花束を!」ではない。)

 何にせよ、1年ぶりに見て、随分落ち着いて見れるようなったということで終わります。

それでは。