総合
(ろぐ112)


←Prev ↑Home ↑Billboard (Current) ↑Index of the Archive →Next

ここはわたくしフランソワが逃げた兄に代わり仕切っていた(過去形)掲示板ですわ。
大体何でも好きに書き込んで下さって構いませんわ。わたくしが気に入らない書き込みはプチ消しますけれどもね。ぷん。


【名  前】vちのs
【タイトル】あ、いや
  11/07 22:58
Mail:
URL:
【メッセージ】
アイデンティティとしての規範意識というのは、
我々のそれとは異なったものではあっても一つの例となりうるのかもしれませんね。

そうしてこちらの国には、流行の趣味のように適当に言説を選択し、
それをまるで自分の規範意識のように人に、自分に語る者達。

自分から出たものだけに意味があるとは言いませんが。
何も無いのならば自分の心臓を頼ればいいのに。


【名  前】鯖@一行
【タイトル】成る程。
  11/07 21:43
Mail: 省略(をい)
URL:
【メッセージ】
そういう「根底に持っている意識」が「規範」なのでしょう。

我々が、自らの内のそれを見失っていかばかり経たか・・・


【名  前】vtinos
【タイトル】欧米型の人間性
  11/07 20:13
Mail: mani@ceres.dti.ne.jp
URL:
【メッセージ】
鯖さんは結構手厳しいですね。

私も単車に乗って気が高ぶっている時にEOEのことなど考えると、
「チクショウ」とかつい口に出ますが。

>戦後民主主義と、そこに創られた「欧米型の人間性」こそをもういちど
>疑ってみたい、とあたしは思っている・・・

思いつきなのでどこまで真実に近づいているかどうかはわかりませんが、
私は欧米風のヒューマニズムというのはキリスト教における原罪意識なしでは
成立し得ないと思っています。

一票を投ずるときに、言葉を発するときに、常に思い出す彼の言葉。
「汝らのうち、罪無き者、石を投げよ」

これがあってこそ混沌と混乱、愚かさに溢れてはいても決して醜くは無い民主主義が、
理念としての民主主義が可能になる。祈りなど無くとも、神などおらずとも、
この言葉だけで完全な救済すら可能だと思われる。

私はキリストが割と好きなんでこう思うだけかもしれませんが。


【名  前】鯖@更に言及
【タイトル】村上龍が嫌いな訳
  11/07 19:28
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp
URL:
【メッセージ】
庵野と一緒。

アイデンティテイの完全放棄・・・まぁ、日本の女垂らしは大抵
そういう傾向が在るかな?

やっこさん、「制度への反抗」を口にしながら自分は「持ってない」。
「戦後民主主義」のお陰で生まれた「社会的優位」の上にのっかって、
それを「叩く事で」スタイリッシュを気取る・・・

屑だ、と思ってしまう。

ま、良いけどね・・・


【名  前】鯖@戯け者一代
【タイトル】流石あにき、Vtinosさん(喝采)
  11/07 19:17
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp
URL:
【メッセージ】
うん、「言いたいのに自分の言葉にならない」事を言って頂いたっつー
感じ。

あたしが「EOEは駄目だ、それに引っ張られた感覚の上に乗っている
ものも好きにはなれない」と言うのは、正にその辺なのかもしれません。

ヲッサンは「アイデンテイティを求める意志を放棄した」んだから。
奢るものがウルトラマンとしての資格を剥奪されるのは「奢っている
うちは実は少しも抜きんでていない」からだと言う気もします。

つまり「相手より優れていると言う相対的価値でしか自分を計れない」
奴は「超越者」の資格はないのです。超越とは「力」ではない。

「一段高い所にある意志を自分の中に持っている」事でしょうから。
競争原理に取り付かれた奴はしょせん「凡夫」に過ぎない。
「あたしが一番なのよっ!」な人間は絶対到達できない境地なんで
しょう。その「意志」が「アイデンティティ」だともあたしは思う。

戦後民主主義は結果として「アイデンティティを持つ事を禁止」した。
それを支えていたのが「弱者の泣かない社会を作ろう」と言う、全体主義
のなかで育った人達の「アイデンティティ」であったのは皮肉としか言い
ようが無いけど・・・

今は、もう直ぐその支えも無くなるでしょ、多分・・・そんな人達がどんどん
居なくなるから。あたしらにとって「固定された「絶対主義的な」倫理を
持つ事は間違っているのだ」と言う意識は常に何処かに在る・・・

「弱者を支える為に」「絶対的倫理を持つ事を禁止」した結果、「欲求の侭に
、多数派の力によって処世術に徹する」人間しか居なくなる・・・

で、「その間に何らかの基盤を持ち、その上に立った優位な存在」は
「欲求の侭に、何の自律的規範も持たずに、『強者の権利・多数派の権利』
だけを主張する」様になったと。「それが正しい事」な社会に住んでいるんだから
無理も無いが。

あたしが最近の「自由主義的」発想が嫌いなのは「彼等が権利として行う
自己主張」は「相対主義的な他者に対する優越感を満たす為の、欲求の侭
の余りに「視界の狭い」主張」だからかもしれない。「人より優れている
事」だけが自分の価値?・・・「なら、あんた、結局何をしたいんだ?」

結局「極短期的、刹那的目標」しか持ってないじゃねーか・・・

まぁ、そういうのでも向上心とか自己実現とは言うのかもしれんけど。
(実際、こういう社会で成功するのはそういう人達が多いようにも見える)

徹底して「獣の欲求」にまで掘り下げたら何か見えてくるとも思うんですけどね。
今の「自由な自己主張」はその辺「結局、他人の言葉に依った『人間らしさ』を
トレースする事で安心・満足している」様に感じるから・・・

「教科書やマスコミが作り上げた『人間性』の基準に照らして」・・・相対的だ。

庵野って結局「そういう現状を肯定して、そこに適応する」と言う結論に達した。
「テレビの向うの社会は所詮、俺とは無関係なんだよ。それで何が悪いってんだよ」
と言う開き直り?

でも、あたしは御免だ。それを「捨てる」なら生きている価値なんて何処にもねぇ・・・

「民主主義を作ろうとした人達が欲したもの」を求めるんじゃ無くて、「結果として
出来たそのシステムに胡座をかいて、それを利用して都合よく生きる」様な
無様な真似はまっぴらだ。反吐が出る・・・

信じられなくても、信じたいんだな、多分・・・。

あにきがおっしゃった事、一部は結びに使おうかとも思ってたんですけど(笑)

「綾波レイは、庵野が求める事を捨ててしまった『アイデンティティの残滓』
なのだ」・・・って。

(それを求めない人達が其処に何の価値も感じられないのはある意味当然の事でも在る)

怪獣

これに触れてあにきが何もおっしゃらない訳が無い、と思ってはおりやした(笑)

まつろわぬもの・・・これもまた、あたしが「綾波的現象」と思っておる
ものの一つでもありやす。「本来そうして存在していたものが、人間の「価値観」
によって抑圧されている」・・・「高慢で奢り高ぶった「文明人」・・・「欧米列強」の
西洋的価値観によって「教育される」未開人」・・・「そこにある搾取・抑圧」、
それを「全くの善意で、自分がやっている事を一度も疑う事のない」人間の無神経さ。

これは本編よりも多くのFFにおいて感じた事。「彼等は文明を知らない可哀相な
野蛮人なのだ、だから「西欧文明の素晴らしさ」を教育して「ちゃんとした人間」に
してやらなければ・・・」・・・未開にこそ存在する数多の価値に全く気づく事が無い。

学ぶべきは我々の方なのだ・・・

どうしたって「心の中に一片の野性も残ってはいない」人間に、その高貴な
「野性の呼び声」が届く筈はないのだが・・・

西洋人にはアボリジニや明治初期の日本人が「幼児」に見えた。それは
彼等のものさしが「異文化を知らなかった」、と言うより「それに対する
敬意」を持っていなかったからだ。

戦後民主主義と、そこに創られた「欧米型の人間性」こそをもういちど
疑ってみたい、とあたしは思っている・・・

先住民の文化を根絶やしにして、又、自分の中のそれさえ、
自分の手で潰してしまわない内に。

まう。
 


【名  前】SOU@ハイドランジャー
【タイトル】つまり、なにが言いたいんだ自分?。
  11/07 17:45
Mail: sou-1701@qc4.so-net.ne.jp
URL:
【メッセージ】
庵野監督は学生時代、自主フィルムでウルトラマンを撮っていたのは周知の事実。
確かに、その中にはウルトラマン(超越者)と、隊員達(普通人)の間のあつれきを
好んでいる節が多々見受けられる。
超えた人間と超えてない人間のあつれき。
これは、今にいたるまでウルトラシリーズでは手を変え品を変え語られる
もっともポピュラー(ウルトラとして)な話しのながれである。
そのどれを採っても、超越したことにおごりたかぶるものはその力によって
滅びることになっている。
超越してもそれにおごらず、おぼれず、またひけらかすでもなく行動する
ウルトラの主人公達。
ティガにおいて、古代ウルトラ戦士の遺伝子情報を持つものは主人公ダイゴだけでは
なく、また一人マサキ・ケイゴなる人物も存在した。
かれは、自分がウルトラマンになる時のために身体を鍛え、学問を究めた。
だが、選ばれたのはあくまで普通のダイゴ。
僅かな前後編で彼らは相対するが、結局巨人の力に負けたマサキは暴走する
ウルトラマンとして、ティガに破れる。
どうも、この展開も髭の監督さんには気に入らなかったようである。
もともとマサキは努力はしているが何でも出来る天才。
その努力とやらが、他の天才でない人間の努力とはどう違うのかわからんが。
かたや、ダイゴは何でも出来るわけではなく、努力あるいはそれなりに
訓練をうけて成長してきたタイプ。
そんな、はっきり行って劣っているダイゴに天才のウルトラマンが破れる。
彼は、多分にそんなところが嫌だったのだろう。
テレパスの人間もでてきたが、力によっていじめの対象になり、疎まれてきた。
彼は、力によって賞賛されるダイゴに嫉妬する。
だが、かれは戦うダイゴの姿を見て、考えの間違いに気づく。
力を正しくつかっているから賞賛されるのだ、と。

監督はどうだったのだろうか?。
EVAを進めていくうちに批判が出る。
これは当然のこととしてうけとめることが出来なかったのだろうか?。
批評、批判はプロとしてやるいじょうそこに現れる。
それを受け止めるのもプロの義務であるが、彼はそれを拒否した。
つまりプロとして逃げたのである。
一連のオタク非難を行ったのもそのためではなかろうか?。
これだけの物を作る俺に、ただ受けるだけの一般のオタクが文句を言うな!。
本音はこれだと思う。
彼はみずからをウルトラマンだと思った。
だがじっさいは違い、かれは怪獣扱いである。(と、本人が思ったとして)
彼は、破壊することが義務だと思った。(のだったら救いはあるが)
だが、彼はそうではなく稚拙な自己憐憫に浸ったのであろう。
そして、作品を完成するというやらなければならないことをなげだし
ファンが悪いと、取れるような発言をくりかえした。
彼は、怪獣でもウルトラマンでも無くなったのだ、その時点で。

そんなこんな事を、考えれば映画は確かに簡潔しているし彼がコミックスの
1巻でいった、フィルムに自分の心証を焼き付ける。
それは、はなはだ成功しているといわざるを得ない。

その中に、鯖君の求めた綾波レイも存在はしない。
彼方に帰ってしまったのだ、監督の心の中からも。
抜け殻の、影を繕って作ったものがそれになるはずはない。
EOEで語るよりも自分の印象で語るのが一番得策と思う。
なぜなら、テレビシリーズの最終回2本(と、よべるかどうか)以外までが
監督の心の中に光りがあったときなだから。


【名  前】SOU@ホーク3号
【タイトル】なぜ怪獣という言葉でこんなに燃えてるかのう
  11/07 17:21
Mail: sou-1701@qc4.so-net.ne.jp
URL:
【メッセージ】
わし。

怪獣は暴れたくて暴れているわけではない。
怪獣は、そこに本来住んでいる者が自分の住処を追われたことにより
復讐者として現れる。
日本の怪獣の鉄則にすらなっている。
これを破ると怪獣はあまりにも印象に残らず、ただのでっかい的に成り下がる。

最近は外国でもそうなのだが。(ガジュラという情けない邦題がついた
ビデオを見てみるように(って誰に言ってる)

なぜに怪獣でこんなに書き込んでいるのか。
それは、あるウルトラ関係のフェスティバルだったかトークライブで庵野監督の
発した言葉に由来する。
彼は曰く、最近のウルトラマンはいかん、といった。
これはティガに対してなのだが、曰く「最近のウルトラマンはいけない。
主人公は、その力を手にしたのだから他の人間より優位であるはずなのに
自分がその力を使って、人として行動しようとしている。
自分が人としてその力を使い人として動こうとすることに問題がる。」
ここまでならいいのだが(いや、実際ティガファンのわたしにはよくない)
「ウルトラマンは、帰ってきたウルトラマンの初期のころのように特別な
力を持った主人公と普通の人間である防衛隊チームの中であつれきが生じていた
ころが一番いい。」
だ、そうである。
これは、どうやらその後円谷プロとの間でも問題になったようである。(噂半分)


【名  前】SOU@ホーク2号
【タイトル】怪獣電波がとまらん
  11/07 17:11
Mail: sou-1701@qc4.so-net.ne.jp
URL:
【メッセージ】
その怪獣達の存在が殺されて良い者でないというのをあらわした回が
怪獣墓場。
そこの現れるシーボーズは、地球に落ちてきてしまっただけで破壊するつもりも
なにもなく、ただ静かに暮らせる怪獣墓場に帰りたいだけの存在。
この回の冒頭には、科特隊は怪獣供養をしているし、怪獣墓場に行ってしまった
ハヤタはウルトラマンとして心から彼らの冥福を祈っている。

ウルトラマンの後、ウルトラセブンに話しが変り(時間軸はつながっている)
宇宙間大戦争の後に、その煽りを食らった地球は地球防衛軍を結成。
そのエリート部隊で極東配備のウルトラ警備隊をメインに話しは進む。
侵略者の意図は明確化され、そこにM78星雲から来た宇宙人ウルトラセブンが絡んで
話しは進む。
怪獣は登場しても宇宙人の兵器として(軍用犬のように)現われ、またセブンも戦えないとき
みずからのカプセル怪獣を出す。
侵略者もまた、食料工場として人間を使う為に侵略したり欠番ではあるが
みずからの開発した兵器による放射能によっていきることができなくなり
地球人の血液をねらってくる宇宙人などが多い。
なかには、母星を防衛軍の兵器実験で失い復讐の為に富んでくるギエロン星獣も
いるが。

そして、ノマルト。
かれらは、原地球人であり元々地球に住んでいたのに今の地球人が侵略して
海に追いやられたという。
そこには、ほんとに人間は正義か?、のメッセージがあった。
後味の悪さはシリーズ屈指であったが。

セブンとAを除くほかのシリーズでは基本的に怪獣は暴れたくて暴れているわけでは
ないということが基本的な設定である。
他の作品が怪獣メインであるからこういう比較になるのだが


【名  前】SOU@ウルトラホーク1号
【タイトル】ウルトラシリーズの怪獣なんぞという言葉を聞いたらそれについて
  11/07 16:58
Mail: sou-1701@qc4.so-net.ne.jp
URL:
【メッセージ】
なんか言わなくちゃ(脅迫観念)

怪獣という概念は昔からあったのであろうが、文明、科学そしてそれらの
発生させる副産物の象徴と怒りの象徴、そして時にはまつろわぬ民の
代表としても現れる。
それはゴジラしかり、ラドンしかり。

ウルトラシリーズは子供番組で始めてヒーローが絶対の正義でない
ということを示唆した、記念すべきシリーズです。
ウルトラマンの前作、ウルトラQでは怪獣は自然に対する人間のおごりが
発生させる、アンバランスの象徴あるいは人の科学に対する過信、過剰使用に
よる被害者としての自然の逆襲の象徴でした。
そして、宇宙人もまた登場します。
なにかの意図をもって地球を侵略するもののその意図は一切開かされないまま
彼らは退治されたのです。
宇宙人は、その行動から文明人の勝手な解釈による他地区原住民に対する
横暴さの象徴としても描かれたのです。

そしてウルトラマン。
彼らは最初こそ、人類に対する災害以外のなにものでもなく退治されて
然るべき存在かのように現れます。
それは、ウルトラQからの時間軸が続いていることからも伺える自然のながれでした。
1話の怪獣ベムラーは事実凶悪宇宙怪獣で犯罪者としてのニュアンスが
言葉に含まれていたのです。
しかし、回が進んでいくに従い怪獣はその内容を変えていき、科学の犠牲者か
住む場所を奪われた巨大な生物としての本質をあらわしてきます。
あの、娯楽性にとんだ怪獣殿下。
あれですらゴモラは、眠りを覚まされて勝手な都合で万博に運ばれそして
殺されるという、いわばそこには今みると万博で浮かれる人たちをさめた目で
みるような感覚がそこにあったのはず。


【名  前】vtinos
【タイトル】また来ました
  11/07 16:42
Mail: mani@ceres.dti.nr.jp
URL:
【メッセージ】
以前に民主主義について考えたことがあります。
エヴァとは関係の無い文脈で、ですが。

私が気にしたのは混沌と矛盾と不完全の許容よりもむしろ、
民主主義が「多数」という一番強いものを一番上位に置くことによって
ホメオスタシーを獲得する、という純粋な力の論理を内在してる、
というかほぼ完全な力の論理の具現化という側面が強いということ。

多数者が安穏とそのシステムに浸かっている限り、このシステムは、
死なない。また、このシステム自体は個人になにも与えない。

鯖さんのいう、アイデンティティ、ですか、これは民主主義を基盤と
しては存在し得ない。民主主義は多数者の力を肯定するだけだから。
多数者の意見や理念を肯定するのでもない。ただ力だけを肯定し増幅する。

各々が何らかの方法で獲得したアイデンティティを
持ち寄り皆で問うという形でならば、
そういった「混乱と矛盾と不完全なものとしての民主主義ならば
おそらく嫌悪する要素ははるかに少ないのでしょう。

しかし我々には民主主義を与件として与えられており、
またマイノリティ、民主主義の場において弱者である者達が、
それでも自覚的に自らのアイデンティティを獲得し、
その一票をして民主主義に参加している姿を見ることも少ない。

代表的なマイノリティである在日韓国朝鮮人にはそもそも
投票の機会も与えられていなかったということも興味深い。

と、まあこんなことを。

私の感じているこのシステムに対する気持ち悪さは、EOEのシンジ君に
対するそれと同じものだと思います。倫理の欠如。他者に身を委ねる
ことによって多数というシステムに補強され強者になるという卑劣さ。

民主主義は人間の本能にきちんと合致して造られていると思いますよ。
戦後民主主義は、と言うべきでしょうか。


【名  前】鯖@戯け者一代
【タイトル】鯖的「綾波考」の3
  11/07 16:37
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp
URL:
【メッセージ】
その2において「綾波考」本筋からかなり離れた部分を書く。
しかし、前提になる「基本認識」に一度触れて置いた方が良いようにも
思う訳で・・・もう少し脱線。

「アイデンティティの喪失と希求」「通過儀礼」「社会・人間性と言う
『欺瞞』の解体」etc・・・

「怪獣のもっともらしい代替用語としての『使徒』」なら、別段ハードSF
めかしたもっともらしいポーズにも意味は無く、「プロットや謎」そのもの
について考察したりテーマを考える事自体が無意味だ。

「ロボット」を「モビルスーツ・コンバットアーマー」等の用語に置き換えて
見せたから所謂「リアルロボット」路線が成立した訳ではない。

「マッドサイエンティストや『悪の魔王』の僕としての『機械獣』=和製ファンタジー
における殺られ役としてのモンスター対「伝説の英雄」としてのスーパーロボット」

・・・桃太郎だのジークフリートだのの古典的英雄物語の「現代風?リメイク」から
(社会悪等に対する「正しい態度」を幼児に教育する教材、ってのが一般的効能やろうかね)

只の「産業機械と同等の価値しか持たない量産兵器」・・・商品であり、工業社会・近代国家の
部品に過ぎない「単なる道具」としてのロボット。パイロットは「只の兵士」・・・
使い捨ての利く「一時的契約によって雇用された工場労働者」と同じような存在でしかない。

英雄ではなく、「大衆の中に埋もれた一個の人間」だった。我々と同じ
立場である。「ロボット」を「モビルスーツ」と呼びかえる事はそれだけの意味の転換を
伴っていた訳だ。

だから・・・「考察に意味を求める」なら「使徒はあくまで「神の代行者」でなければならない」。

単なる「怪獣」や(ウルトラシリーズ等なら、一匹一匹に環境破壊だの科学への過大な狂信だの、
そう言ったものの象徴としての意味が存在したが)「利害の相反する敵対勢力としての異星人」
と同等であるならそれまでである。それは「災害」や「利害の異なる他の社会集団」の解りやすい
戯画化に過ぎないのだから・・・

だから、真相はあえてうっちゃって置いて、「意味が在るとすれば」と言う方向に考え
なければ「補完計画」だの「NERVの設置目的」だの「使徒」だのの意味も見えてこない
だろう。「単なるコンポジション(面構成)としての極彩色の映像でトリップする」事が
目的なら別だが。(どーもそっちの方に最終的意義を見出す人間も多いらしいな)

あたしの見たかったのは「文学としてのSF」だ。サイケデリックな絵でも「自称アダチルの
為のサイコセラピー」でもありはしない。そんなものは探せば他に腐るほど転がっているでは
ないか。(アニメーション作品でやったのが最初、と言うだけの話ではないか。)
サブカル系の「人権派」の「全ての分野への影響力の浸透を望む」心理にそれがマッチしたから
って何だって言うんだ?下らない。それこそ「欺瞞そのもの」ではないか・・・

生温い欺瞞を壊して「剥き出しの現実を突きつける」事が望みだったんじゃないのか?
安心して生活できる社会も、「健全な人間性」もすべて嘘の上にしか成り立たないと言う
事をもういちど突き付けよう・・・それを演出する為の「使徒来襲」であり、圧倒的に不利で
残酷な「絶対不可侵なる敵」との闘い、そして「欺瞞としての人間性」を振り捨てる事で
しか「彼等に立ち向かい、生きていく事が出来ない」と言う事実・・・

補完計画の途上で、日常生活の隅で、「仮面に罅が入り、音を立てて剥がれ落ち行く」・・・
(「成長ドラマ」、ではなく、「裏切りと絶望の連続」でなければならないんですな。そうやって
徐々に「追いつめられていく」・・・「最後に信じられるものって、一体何だろう?」と言う問い。)

まぁ、「裏切られる為には「信じなければならない」のに、彼は初めから「信じる事すら知らなかった」
と言う所かな・・・「信じてしまったら自分が傷付く、そんなの嫌だ」って。絶望すら出来ない人間は
それこそ最低としか言いようが無いが・・・故の「後半パートの実に中途半端な解体」・・・

主人公自体がミスキャストとは。(シンクロ率400パーセントまでは、それでも未だマシだった・・・
取り込まれた時に庵野と完全に人格交換したんでは無いのか? 苦笑)

小谷真理さんは「6話までが男性原理的で、以後解体されていくのが気持ち良い」とおっしゃる、
が「主人公はその解体?にすら無反応」では全く無意味だと思いません?あがかなきゃ。
あれは「全くのアウトサイダー」だわ。たまたま居合わせて「僕は迷惑してるんだ」としか
思ってない様にすら見える。「物語の中に巻込まれてさえいない」んではないのか?心理的には・・・
(ゲーム感覚って事を言いたいのなら、もっと別のネタでやるべきだろうし。そもそもあれは、
『ゲームの様にCRTの向うに入っていく事が出来ない』のではなくて『入ろうとする意志がもともと
無い』んであって・・・「テレビの向うにしか社会を見つけられない」のは「入っていこうとする気
がない」からだって言う事。)

やや脱線(又かい)まぁ「男性原理的な物語構造の解体」と言うより
「女性的・男性的と言う性差の乗っている文化的に構築された人間性」そのものの解体が
目指す所だったんだとあたしは思っている。(それがフェミニスト論客から見て「現行社会の
文化=男の視線による文化」の解体と映るのは無理からぬ事ではあるが。)

ここまで読んだ物好きな方はもう御解りかも知れないが・・・

あたしがEVAと言う物語に求めた結論は「人間性の否定」なのだ。

と言うか、「一度人間性そのものを否定する事が必要だ」と言う事・・・
再構築するなり、もう一度「嘘と知ってもそれを手にする」かは選択の
余地が在るが。EOEの様な「尼々の結論もどき」では駄目なのだ。

その為に・・・主人公にもっとも深く関わる女性は「ミサトとレイ」である
事が必要であると言う気がする・・・(感覚的に他のキャラクターが入ってくる
余地が無いのだ、その感覚で行くとあたし的には・・・むしろ正直「添加物」と
言う感さえある・・・)

多分、この辺の感覚はけんけんZさんに似ているかも。只、違うのは・・・

けんけんさんは「人間性の否定」を「人工物と言う無機物」に見る。しかし
あたしにとって「人工物」は「人間性」の極地であり「俗」の側のものなのだ。
人間の作るものは結局「どうしようもなく人間的」である・・・

あたしにとって人間性の向こう側にあるのは「獣性」なのだ。
脊椎動物だけではなく・・・むしろ腔腸動物や昆虫にも見られるそれ。

(彼女の「人外」性は「無機物としての泣かないガラスの人形」ではなく
「泣く事とは無縁の昆虫・・・女王蜂の無情さ」に近いと思う・・・有機的なのだ。
物凄く・・・)

つづく?


【名  前】鯖@めーるあど不在がきえる。
【タイトル】「くっきー故障につき・・・」の方が残るかと思ったが・・・
  11/07 02:01
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp
URL:
【メッセージ】
あのな>あたし。

あいでんてぃてぃ。・・・とことん指向せずに「流されるまま」の場合も
指向して「得てしまった」場合も結果としては「取り込まれて一部になる」

しかし、意味は違う、のか・・・(?)

しかし、「それを持たない」人にはその区別が多分、解らないのかもしれない・・・

結局「全体から出で、又そこに帰る」んでしょうね、人間って・・・

「種としての意識」とか「社会認識」とか・・・
(幼年期の終わり、でクラーク大先生がやってるか、既に・・・)

その辺が多分掴めなかったのね、ヲッサンは。実感として。
(どうもアイデンティティ放棄型に落ち着いた感があるな。それはそれで
日本的な大人、の一つのカタチなんだけど。好きじゃないけどね・・・)

でんぱ。

(脱理論・・・それでも人は諦めないだらう・・・無論「嘆いているだけでは
何一つ始まりはしない」が。)


【名  前】MEGURU
【タイトル】システム
  11/07 00:52
Mail:
URL:
【メッセージ】
実を言うと、俺は民主主義について言及するのが余り好きでない。民主主義のエッセンスは、「混沌と矛盾と不完全の許容」である。
それは美しくない。美的感覚だけで言っているわけではないが、最も簡単に言うとそうなる。

平民が政治的権力を獲得するために、「自由・平等・博愛(これは誤訳だがまあ便宜上)」という理念を掲げた。
平民が権力を維持するための具体的なシステムとして、議会制・累進課税・法律・教育などが整備された。
民主主義の成立と完全にリンクしているとは言い難いが、個人主義や相対主義が台頭した。
民主主義は、何かを頂点としたピラミッド的価値観を否定する。
極端に言えば、優れた意見と愚かな主張は、「価値観の違い」ということで一緒に処理された。
最も優れた意見より、最も多くの人間が望む意見が採択されるようになった。

民主主義の基本理念である「自由」「平等」「博愛」は、三権分立のような状態にある。自由を極限化すると平等・博愛は危うくなる。平等を極限化すると自由が犠牲になる。博愛を極限化すると消えるのは自由。
やや相関関係にずれがあるが、3つのバランスを取りつつも、極限まで押し進めないのが民主主義の一面でもある。
分権を基本とする民主主義では、何かを絶対的価値として認めてはならない。

人間は混沌と矛盾と不完全が入り交じった存在である。民主主義は、人間が行き着く当然の帰結なのかもしれない。
人間が持つ本能・欲望を押し進めれば成り立たないシステムでありながら、人間の本能・欲望を最大公約数的に満たすシステム。
民主種には数々の弊害があるが、それに変わる長期的なシステムを見つけだせていない。
民主主義は雑然としすぎている。ゴミ捨て場を眺めているような気分になる。
 


 

「システム化されない理念に意味はない」前にそう書いた。誰かが言及すると思っていたのだが、レイ論に忙しい人々にはそんな暇はないらしい。
理念をシステム化しようとしないで、ただ嘆いている人間というのは無能である。だが、システム化に精魂傾けている人間は、所詮はシステムの奴隷である。
逆説的になるが、システムに対抗できるのは発狂と夢想だ。

言語化を含めて、表現化されない理念は他者に対する影響力を持たない。理念とはほとんどの場合、個人のマスターベーションではないのだから、表現化が必要になる。
理念というか、その漠然としたイメージは、表現化するに従って、曖昧だった部分がっはっきりとなり、理念そのもののイメージから離れていく。と、いうより別個のものになる。

理念を表現化して実践しない(又はできない)人間は能なしだが、表現化に血道を挙げている人間は魅力がない。
ここで言う理念とは、民主主義のお題目のように大規模な物だけを指して言っているわけではない。個人個人が持つ将来への欲求、願望なども含む。
 


【名  前】鯖@補足
【タイトル】実は・・・
  11/07 00:07
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp
URL:
【メッセージ】
あたしの中では(本編と全く違うけど)補完計画は八割方意味付け
は済んでます。その上でこその「綾波レイ」♪>しもじ様

彼女は「架け橋」なのだから・・・
(セフィロトも重要。空に浮かべる為のもんじゃない、あれは。)


【名  前】鯖@変な奴?誰?(空々しい・・・)
【タイトル】補完計画の目的?
  11/06 23:59
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp
URL:
【メッセージ】
勿論ヲッサンの「後先考えない大風呂敷」が真相でしょうが・・・

EOEでやったのは結局「辻褄合わせ」だろうし(無意味すぎ)

一番しっくり来るのは「神殺し」か「原罪の克服」のどっちか、
或いは両方でしょ。(実に身近なテーマですよ?これは・・・)

そうでなければ「面白くも何とも無い」。

まうい。


【名  前】鯖@変な奴?誰?(空々しい・・・)
【タイトル】鯖的「綾波考」の2
  11/06 23:10
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp
URL:
【メッセージ】
「嘘を、壊し続けたい♪」・・・っていきなりウテナかい?

でもまぁ・・・EVA本編に期待していたものって、それもあるのかもしれない。

何か「原体験としてのガンダム」に引きずられていると我ながら思うし、
・・・ある意味「それじゃビクトリーそのものじゃ無いか?」とは思わないでもない。
(エンジェル・ハイロゥさんごめんなさい)

強烈な「アイデンティティへの(確固としたそれが持ちにくい状況故に?)渇望」
ってのが自分にも在るし、当初は「創った側」にも在ったんだとは思うが…

初期のEVAってのは、その辺りを実に良く刺激したんですよね・・・
(それに対する彼等なりの回答が見たかった訳だ・・・似た様な感覚を持つ者として)
自分達の世代の「アイデンティティ像」の一つを示してみせて欲しかった、と言ったら
我侭で勝手な注文なのかもしれないが・・・

(あたしは・・・所謂EVA世代(当時二十代後半から三十過ぎのオールド・アニメーション・
特撮・SFファン)のあの熱狂の根底にはそれがあったのだと今も思っている)

結局、「ネットFF等から入った十代主体の若いファン層」とは対照的に、「嵐が過ぎれば
堅気な生活に戻っていった」人間の多くに支持されたのが「彼女だった」と言う気もする。

(あたしは「戻り損ねた」クチな訳だ 苦笑)

さて・・・又「戦後民主主義への懐疑」を蒸し返すつもりは無いが、結局あたしのそれへの
見解もMEGURUさんのそれと似たり寄ったりな所が在る。「人間そのものの持つ願望」に
忠実であればそれは成り立たないシステムである、と・・・

「こんな風でありたい」と願う自分と「自分に正直な自分」は、余りに違う。そして時に
それは入れ替わったりもする。

で、「民主主義」とか「道徳」って奴はまあ、「タテマエ」な訳で。
しかし、自分がそれを望んでいないのかと言えばそうでも無くて・・・

で・・・世間は「街に出ても」「メディアを通しても」、タテマエ100パーセント
の上に創られた社会の中で「自分にとても正直」な連中が我が世の春を謳歌する、
あたしには些か「居心地が悪い」。

そして、何故か「タテマエと言う嘘」が剥ぎ取られた世界では「自分の欲望だけでは
生きていけない」と言う状況に直面したりもする訳だ。どちらかと言えばそちらの方が
「気持ち良い」から好き好んでそちらの側による様にして歩いて来た自分が居る。
それでも・・・「やっぱり、必要になって得たこのタテマエも『嘘』なんだ」と言う何かが
自分の中で頭を擡げる様だ。

(弱肉強食な社会においてこそ「人は自らを律しようとする」。「人間の尊厳・権利」が
それなりに守られている社会では「誰も自分を律しようとはしない・・・」。皮肉だ。)

例えば五十数年前の日本とか、強要される以前に皆「自律的」になって、でも其処に
掲げられた「大義名分」はやっぱり「大嘘」だ。苦しくなって背に腹を変えられず、
手にしたそれさえ「偽者」に過ぎないと。(ましてや、豊かな社会でだれが本気で
「規範」を求める?)

だから・・・正直「社会と自分」の関係を規定する事が出来ない、やりにくい・・・
唯一確実なのが「アウトサイダーで居る事」とは。

庵野は「テレビで子供の頃、殴り合っている機動隊と学生を見て、何でわざわざ
痛い目にあって・・・なんであんな馬鹿なことをするのか解らなかった」と何処かに
綴って居たが・・・あたしは「彼等が羨ましい」口でもある。ちゃんと「殴り合う理由」
を自分の中に持っていた訳だから。客観的に見て「彼等の信じていたものも結局偽者」
なのは知っていても、また、それをやっていた連中が今どれほど恥を知らないか知って
いても・・・

実際「其処まで出来る何かが自分の中に在るか?」と問われれば・・・
明確な答えを出す事は出来ない。多分見つけても「これも嘘じゃねぇか・・・」
と思ってしまうだろうから。(だから信じてなくても取りあえず「殴り合ってみる」
事を選んだ訳ね)見つかる訳ゃあない。「社会と言うのは最大多数の為の幻想」なんだから。

そういう処で、「ヒューマニズムとか人間の尊厳と言う「嘘」が壊れていく世界」で戦う羽目に
なる少年の物語、と言うプロット(に見えた)はこの上なく魅力的だった訳だ。

つまり「戦う理由・大義名分」みたいなものを自分で壊しながら、それでもそうしないと生きて
行けない状態を「神の使いに抗う」事でやると言う訳だから。

こりゃ言わば「フィクションでありながらマジで「ハルマゲドン」になるかも」と言う在らぬ期待。

最後に「何が残るのかな?」と言う、些か不謹慎な・・・
(普通の「通過儀礼」はそれを経る事によって「大人達によって構成された、既製の社会」への
参加・帰依を認められる事になる。が・・・「全てが信じられない・欺瞞だと知っている」我々の
社会で(皆が嘘と知りながら都合がいいから嘘だと言わない)それは「意味を成さない」。
そして・・・その「嘘を壊していく」儀礼の果てに、一体何に「加わる」と言うのだろう?・・・
そこに「本当の断片」を描く事が出来る?と言う無茶な期待・・・)

今までどうりの「成長物語」(つまり「既製の社会が『嘘である』事を一端棚上げ)とは
一線を画したものが出来る?と思ってしまうでしょ?(あたしだけやろ 苦笑)

「謎」は疎の為の隠喩や小道具に過ぎない、ってね。

多分・・・裸に剥いていったら「生物としての人間と、言葉によって規定されるものとしての
人間」と言う所まで行くんじゃねーか、と思わせる「小道具がそろっていた」し。
(MEGURUさんの興味の方向に似ているわねん♪)

姑獲鳥の「猿の母性」と「人間の『母性』」みたいな話。「残酷な天使の・・・」って処かね(笑)

ここまで妄想は膨らんでしまった訳だ。

(だから・・・途中でそれ放り出して「人間社会と言う嘘」の範疇で理解出来るような話に
なったから残念でしょうがない訳だ)

ミサト姐にはもっと「人間としての母親未満・恋人以上?」やってほしかったし、
(残酷な天使のテーゼってやっぱり「わたし」はミサトでしょ。)
シンジは「人間性そのものへの懐疑」と言う所まで行かなければ詐欺だ・・・

(だから実際詐欺なんだと言うのに>あたし)

でも、「自分しか見て無」くて外に眼が向かない少年には「何が起ころうと」無関係
だったし(ほんっとに何も考えてないな、こいつわ#)、「自分って何者で、何処に
居場所が在るんだろう」とさえ考えなかった・・・

(つまり「自分に非常に正直なんだな」・・・即物的欲求を満たせる・満たせないのレベル
ですべて考えている。「怖い」とか「嫌だ」とか・・・最初はそうじゃ無かったろーが!!)

その辺りが「綾波へ向う」元に在る訳ですな、多分・・・

つづく?

無関係な考察(アブジェクト論がらみ?)

碇ユイ・・・ってとっても「露出の少ない」(曲解しないやうに。)キャラクター。

しかし・・・気が付くのは「彼女がもしかしたら・純粋な(人為的な)母」として
描かれているかもしれないと言う事。シンジの視点だから?いや・・・第三者的視点に
おいてさえもそうじゃなかったか?(冬月だけが若干違う・・・しかし、『乳飲み子・
しかも同志の息子を抱く母としての彼女の胸に視線が向き、女と母という性質の
アンビバレンツと嫉妬に混乱する』という下り・・・)

「女」として描かれてないんですよ、徹底して・・・
(これって凄く「生理的恐怖」を喚起する 汗)

これは仮説・・・「ゲンドウはユイに「女」は見ていなかったのではないか?」

つまりゲンドウが求めていたのは「女」ではなく「純粋な母」だったと。
「女」が怖かったんでは無いか?(行動と矛盾してる?・・・対象に「人格を
見出さない様にする」事でコントロールしてたんでしょ、リツコやナオコ女史
の時は・・・)そんな気がする。あれは「妻恋ゆる」ゆえの行動ではなく「母への
思慕」だ・・・(怖いな、これは・・・)

クロス・マザー・・・(猿の赤ちゃんを用いたこの実験を御存知の方もおいで
っしょ)「ナオコの女に耐え切れず」「リツコが反旗を翻した時、そこに激しい
女の顔を見て」彼は当惑する・・・そして「ユイは疲れていた」し「レイも遂には
愛想をつかした?」

・・・「髭面の赤ん坊」は女達には余りに重荷だ。

貞本版はあんなに渋いのにねぇ。

まう。


【名  前】しもじ
【タイトル】徹夜明け。夕刻のセミナーで思わず居眠りしてしまった。
  11/06 21:40
Mail: HGA01077@nifty.ne.jp
URL:
【メッセージ】
「魍魎の匣」昨晩というか今朝、一気に読んだ。気付いたら朝8時を過ぎていた。
今かばんの中に、今日買った「鉄鼠」と「狂骨」がある。夜が怖い。

○T.OKAさん
> Lettersの方に、多少、レイ論に繋がるのが書いてあったような。
あることはありますが...。ユイの不完全なクローンにリリスの魂とか、魂の転生と
かね。ただ、あれは人類補完計画から逆算していったレイ論だから、TVを見て感じた
事とちょっと違ったりもする。事実関係は概ねあの通りが私の見解と取られても良いが
なんと言っても感情移入をしていないから...。ついでに言うと、EoEの憑物「気
持ち悪い」落しのためにLASエンディングにしなくちゃならなかったため、アスカと
シンジはもっと実際の感覚からはズレている。

○私とエヴァとネット
私もやはり「謎解き」系からエヴァにはまった。ネットを探り出したのはEoEの後だ
が、まずはニフの「雅推委員会(だったかな)」から入った。EoEの憑物落しをした
かったからで、過去ログまとめてダウンして徹夜で読んだものだ。結局、憑物落しは自
力でやらざるをえなかった。謎本もいくつか本屋で立ち読みしたが、あまり共感できる
エヴァ論に巡り合えなかったからだろう。インターネットでは主にFFしか読んでいな
い。

エヴァを説明するのに、カバラの秘儀だの古代ヘブライのうんたらかんたらだの、訳わ
からないものを持ってくる物が多過ぎる。謎本なんか特にそうだが。ゼーレをフリーメー
スンなどの秘密結社などと結びつける陰謀史観も好きじゃない。あの辺は雰囲気を出す
ための小道具に過ぎない、と考えている。京極堂ならうまく説明してくれると思うが、
わからない事をわからない物を持ち出して説明してわかったような気になる、と言った
あたりか。京極ビギナーのわたしではうまく言えないな、やはり。その上これはヒゲ監
督の意向を無視した単なる私の個人的意見にしか過ぎない。彼はその訳のわからん物に
固執しとったかも知れん。

あと、キャラ論を語るのに心理学やら精神医学を持ち出す事。私はそういった類いのも
のは単なる統計に過ぎない、と思っている。偏見であるが。対象が目の前に入ればそれ
は治療とか研究と言った行為にもなるが、そうでなければ天気予報、あるいは占いと対
して変わらない。当たっている事もあるがはずれる事の方が多い。統計で一般論を語る
のは良いが、それで全てわかる訳ではない。

もう一度言うがこれは単なる偏見である。詳しく勉強した訳ではないので間違ってるの
かも知れないし、自分にそう言った知識がないことからくるやっかみも入っている。

○私的「綾波レイ」論考
さて話が大きくそれたが、「謎解き」からエヴァに入った私には、やはりリリスでもあ
るレイは人類補完計画と一体である。何のために生まれ、何を考え、どう生き、何のた
めに散っていったか。補完計画を知らずしてこれを語るのは単に外面をなぞって様式美
の世界にひたってるだけに過ぎない、私にとっては。が、補完計画を考えようとすると
絶対に壁にぶち当たる。情報量の少なさ、というよりは設定のいい加減さ、と言うべき
か。そこで、邪推モード全開、となったわけだ。

例えばゲンドウの補完計画にシンジと初号機は必要なかった。アダムを持ったゲンドウ
とレイと地下のリリスがあれば良い。なら二人目のレイは何故シンジを守って死んだの
か。ゲンドウ、エヴァ、あるいは補完計画と言った与えられた絆しか持たなかったレイ
に、シンジと言うより強い絆が芽生えたからだ。それに気付いた時、レイはヒトになっ
て「涙」を初めて流した。と言う感じかな。そしてヒトとして守るべきモノのために命
を捧げた、と。だが、言葉にするとどうしても陳腐な言い回しになってしまうな。

この傍証として三人目の行動があげられる。なんでほとんど会話もしていないのに、「
碇君が呼んでいる」になるのか。やはり二人目のレイの影響を考えざるを得ない。単な
る記憶ではない。それだけ強い感情を残して二人目は逝き、三人目はゲンドウを捨てシ
ンジを選んだのだろう。

ではゲンドウの補完計画とはなんぞや。未発に終わった計画だが、冬月やレイが協力し
とった以上、アホなもの(例えば単に初号機の中でユイと一緒になる、と言ったゲンド
ウ個人に対する補完計画)ではあるまい。もしそうなら、冬月もレイもアホウと言う事
になるし、リツコも加持もそれじゃピエロだ。何か人類の本質にかかわる重要な物だっ
たのだろう。ゼーレの補完計画にしても別に私利私欲に走っとった訳ではない。時期的
な要素を考えると、やはり人類の存亡にかかわるような危機が迫っていて、それを回避
するための計画だったのでは無いか。ただ、その後の人類のあるべき姿が違っていただ
けで。

補完計画に欠かせない存在であるリリス=レイは、計画者にとってどうあるべきか。理
想的なのは命令に絶対服従の人形だろう。だからそう育てられたのでは無いか。だが第
五話でレイを助けたゲンドウ、アレは本気だった。だから感情が入って結局は人形とし
て育てることはできなかったのだろう。

レイに取っての補完計画とは何か。これもやはり絆の一つか。リリスとしてのヒトとの
絆か、一人のヒトとしての絆か。レイは自分に変わりがいることを知っていた。つまり
自分の出自を大体は掴んでいただろう。だが、リリスにはヒトを補完するメリットはな
い。他の使徒と等価でもいい筈だ。だから付加価値としてゲンドウはヒトとしての絆を
レイに与え、レイはヒトとして目覚めていったのだろう。

あと、一人目のレイ。「ばあさんは用済み」の意図。無邪気と言うには危険過ぎる。こ
れが本来のリリス(というか使徒)なんだろう。不躾な所はカヲルにも共通する所があ
る。で、対策として二人目は過剰とも言えるぐらい感情を抑制するように躾られたのだ
ろう。

こういう感じで邪推が進んでいくのだが、第五話を見直したらリツコが「素直ないい子
よ」と言っていた。リツコのこの時の顔付きはマジでいい子だと思っている顔だ。だか
ら本当にいい子なんだろう。ここではた、と気付いた。このレイには感情移入ができな
い。これは私が惹かれたレイではないかも知れない。現在はここで止まっている。

○シンジ=カヲル同一化仮説、など
EoEのあの辺のシーンは、私には良くわからなかった。所詮、碇シンジと言う私には
よくわからない奴のよくわからない行動だと思って逃げている。つまり彼がどう言う意
識でそうしたのかは深く考えないことにしている。とにかくそういう行動を取ったのだ
から、動機なんて重要な問題じゃない。と思う。

さて、ここまで一気に書いたが、多分、どこかで論理が破綻しとるな。
 

○私的民主主義論、追記
原始的民主主義なんと言うものを使ったが、これは戦後民主主義教育とやらに毒された
私の幻想かも知れない。社会史を緻密に考証したわけでは無い。現実はそんな甘いもの
では無かっただろうから。「魍魎の匣」を読んでいた時にふと思った。


【名  前】笑い猫
【タイトル】芸風にあわない事はするもんじゃないって事なりね
  11/06 12:58
Mail:
URL:
【メッセージ】
 お昼休みはゲーマー状態であり、2Pアイヴィ@ソウルキャリバー&羅刹右京@サ
ムスピでいい塩梅に連勝できて、ちょっとだけ吉な笑い猫でありますです。
 

>T.OKAさん
    Bleadさんのように世界観萌え萌えの人も結構居ると思います。(私も、気味ですし。)

 私も、そう思いましたです。ただ………まあ、とりあえず今回の実体験からふと思っ
た次第でして、はい(やや違いますけど、滑ったギャグの寒さかみ締め状態って感じ
でありますね)。
 ちなみに、私もキャラではなく世界観から入った次第であります。もちろんキャラも
好きでありますですけどね。

    ところで、どこで書いてんですが?

 めぞんであります。変化球じゃないです。たぶん。きっと。今のところは。そういう
事にしといてくださると吉です。
 

 と、これでおしまいであります。
 それでは。


【名  前】T.OKA
【タイトル】レスラー総統
  11/06 12:03
Mail: t-okazak@tkb.att.ne.jp
URL:
【メッセージ】
・・・やっぱ、寒い(泣)。
 でも、本当に最近、急に寒くなった気がします。
 夏だ、夏だと思っていたら、あっと言う間に、もう、晩秋なんですね。

 ところで、綾波論、シンジ=カヲル同一化仮説、書き込んでいただいた
皆さんありがとうございます。いろいろ、参考になりますです。

★しもじさんへ
 Lettersの方に、多少、レイ論に繋がるのが書いてあったような。

★umaさんへ
>ま〜儂のレイ殿観がヒトとか天然ボケに偏るのは亜空間や不敗篇
>など最初の頃に読んだSSの影響もあるかもの〜。

 私のレイ観は、Holy Beastのリナレイ・エディションでそっちの方向に大きく
流れちゃいました。

★関犬輔さんへ
> この世に生まれてきた以上何がどうあろうが生きて生きて生き抜いて、
>涙と鼻水と小便と大便を垂れ流しながらでも、どんなに見苦しく足掻いてでも
>「何が何でも生きようとする」のが生き物としての義務であり業である・・・と、
>ここまで書いてふと、「だからこそ人間は美しく儚く散ることの出来るものに
>憧れるのかも」と考えた。

 綾波論から人生論への昇華(?)。ありがとうございます。
 私も、その見苦しさとか足掻きとかがよく書けている小説が好きです。

★HIROSIさんへ
 非常に深い考察ありがとうございます。

>アヤナミストってアスカにんより考えてることが断然深いなぁって思う今日この頃。

 深いかどうかは、別にして・・・(それに、鯖さんは特に変わっているし(爆))

>アスカにんにとってのアスカは”擬似恋愛の対象”や”オナペット(爆)”で
>ある(偏見)のに対して、
>(LASの18禁の多さもココからくるんかいな??(爆))
>アヤナミストにとっての綾波はある意味”信仰の対象”に近いモンであったり
>するんを多分に感じたりする時もあるなぁ…。

 これは、FMTTMや綾波狂を覗いていたときに、子猫の妄想大爆発な書き込みと
比較して(子猫にはアスカ人の方が多かった)、確かにそう思います。

>実在の人物と容易にシンクロさせることが可能な”アスカ”
>(中略)
> T.OKAさんなんて”奥さん”やったりするし…(めっちゃ大変そう…(巨爆))

 ビジュアル的には、そんなこと言ったら、詐欺や〜!ですが・・・(汗)

>小説ってモンはある意味バーチャルな体験を楽しむっていう側面もあるから、
>”強い思い入れ”によって様々な感情の強力な疑似体験が出来てしまうエヴァ
>小説が非常に面白く感じられるのも宜なるかな…。

 これは、エヴァに限らず、小説のおもしろさって、自分に関連づけられて
考えられるかで確かに全然違いますね。例えば、登場人物の一人と同郷だとか、
ちょっと共通点があるとかだけで親近感が違いますから・・・。
 自分にも起こりうる事、もうひとつの可能性として読んでいるからでしょうか?

 でも、逆に、余りにも近すぎると、「こんなん、嘘や〜!」となって、
おもしろさを損なうこともあります。
 例えば、仕事の進め方とか(根回し一切無しで、とんでもないことしようと
するとか(ミサト)。FFであんまり杜撰なこと書いてあるとそれだけで現実感
無くなるし、勿論、ギャグならそこがおもしろいわけですが、シリアスの場合は
絶対駄目。)、LASの夫婦漫才(うちは、毎日そんな感じだから(爆))とか?

>HPの分布の仕方とか見てたら、よぉ感じられるけど、考察系のサイトで小説
>系のサイトと関わりを持っとる様に感じられる所、ほとんど無いもんなぁ…。

 そうなんですか?
 最初、考察系から入って、それでどっかのリンクから辿ったQを読んだのが、
エヴァFFにはまった運の尽きだったんですが?

>パズルの破片をネタに色々とオナニーしてみようとする姿勢の人が多いように思える…。

 「思える」じゃなくて、まさに、そのものズバリだと思っていますが(笑)・・・。

>「フケツよっ」とか「エッチ、チカン、バカ、変態、信じらんなぁーい」とか
>「膨張してしまった」とか「私には他に何もないもの」とか「ママ、アタシを
>見て」とか「逃げちゃダメだ」とか悠長なこと言うてたら、

 確かに、幼いよな。小学生みたい・・・(苦笑)

>現実世界ではすぐに恐喝されたり売春させられたりしとるで、ホンマ(巨爆)

 ・・・でも、そこまでは、普通、如何と思うけど(汗)。

>実際はエヴァのパイロットとか云々よりも、ずっと身近な所に”地獄”なるも
>のは待ち受けとるもんやからなぁ…(爆)

 確かに・・・。例えば、一時期流行った虐めとか、援交とか・・・

>エヴァキャラが場合によっては実在の人物よりも、とても愛おしく、哀れに思
>えてしまうのも”惚れてしまった弱み””我が子は可愛い”ってな所かいな??…

 うんうん。

> …あぁ、愛しきチルドレン達に幸あれ……(T_T)

 野○山さん(笑)?

>エヴァ小説界にいざこざが多い様に見えるのも”エヴァに魅入られた人達”の
>その愛の強さ所以なのか??

 違うと思う。

> (それともエヴァの狂気に魅せられた変態さんが一杯集まってきたから??…(爆))

 こっちが正解だと思う(笑)。

★鯖さんへ
>非情な・・・「余裕のある、庇護された世界」の常識が通用しない場所の掟に
>従って、尚立とうとする少女の「余りに儚げで、同時に強い意志」・・・

>これから彼が生きていかなければならない世界の「掟」を、彼女は垣間見せる・・・
>「試しの時」は訪れたのだ。その白い妖精の果敢な姿を見ながら、そう感じた・・・

 第壱話のイメージって言うか、第六話までは、私にもこのイメージが
ぴったりとはまります。

>どうも「一貫したテーマを持ち得ないものは
>自分にとって生涯のものにはなり得ない」と言う事か。

 近い感覚です。
 ただ、長編の場合、途中でテーマが変容することは良くあると思うので、
絶対に一貫していなければならないという程でもないのです。
 テーマが変容しても良い。ただ、その変容の仕方に、それなりの納得できる
理由が欲しい。
 そして、結末がそのテーマなり、変容の理由なりへの、それなりの回答に
なって居て欲しい。

・・・やっぱり、これも我が儘ですね。

>ヲッサン自身もとっくの昔に降りている事だし。(「え?あんたらまだそんな
>事やってんのか?」くらいは思ってるだろーな苦笑)

 それを言っちゃー、おしめえよ。ですね。
 ホント、これを思うと、エヴァからきっぱり足を洗いたくなりますもん。

>で、それに付いて「純男性的」視点で見ても、あるいは「それへの
>反発である近代フェミニズム」の視点から見ても「穿った見方」にしか
>ならないと。「観測者の『立っている制度を守ろうとする意識』によって
>歪曲されてしまう」・・・そんな気がしましてね。

 仮説や理論って言うのは、所詮、現象や結果をそう理解すると、より
矛盾が少なく説明できる道具・・・に、過ぎませんから・・・
(#私の★の数と、傾向と対策の関係に似ていると言ったら言い過ぎか?)

★笑い猫さんへ
> 「綾波さん、シンジ君、アスカさんを使わないで書く」とかっていうと、よっぽど
>うまい具合にやらないとダメダメ、っていうかキャラ萌え(?)な人が多い感じな昨
>今では箸にも棒にも引っ掛からないんだなぁと、予想通りな反応で笑うしか状態な今
>日この頃でありました。

 そんなことないでしょう?
 Bleadさんのように世界観萌え萌えの人も結構居ると思います。(私も、気味ですし。)
 ところで、どこで書いてんですが?

それでは。


【名  前】笑い猫
【タイトル】再認識した事
  11/06 10:53
Mail:
URL:
【メッセージ】
 何やってるんだかこいつわ状態な、笑い猫でありますです。

 連載、っていうか本編再構築もの。
 「綾波さん、シンジ君、アスカさんを使わないで書く」とかっていうと、よっぽど
うまい具合にやらないとダメダメ、っていうかキャラ萌え(?)な人が多い感じな昨
今では箸にも棒にも引っ掛からないんだなぁと、予想通りな反応で笑うしか状態な今
日この頃でありました。
 っていうか、私がヘボいだけであり何とかせねば状態。要修行。

 って、色々込めすぎですな。てきとーに流すが吉。

 基本的には愚痴であり、あいすみませんです。
 それでは。


【名  前】T.OKA
【タイトル】明日のための未読処理7
  11/06 07:53
Mail: t-okazak@tkb.att.ne.jp
URL: http://member.nifty.ne.jp/t-okazak/evarvwtp.htm
【メッセージ】
読書感想ノート63

 京極読んだり、アヤナミ論やったりしながらも、地道に更新。

【応援歌】 ・・・ 新作の紹介&感想 ネタばらしはしない方針
1 ΔLove Force第14話まで at The Epistles メ済
 久々だったので、最初から読み直して、復習しました。
 シンジ、アスカ、レイの三角関係は多いけれど、この形の三角関係はかなり
珍しいのではないでしょうか? 出だしは、三人のすれ違い具合がかなり笑えた
のですが、最近は、どっちか言うとちょっと切ないかも・・・
 鋼鉄パラレルが一段落し、マナの残した謎の言葉がどう展開していくのか、
今後が楽しみです。

2 終末を導くもの at Site-UJI メ済
 第14話が出たのを機に最初から読み直しました。
 本編系の完全再話なのですが、シンジにかなりの裏設定が集中しているようです。
 そのためか、かなりのスーパーシンジぶり。アスカとレイの関係が、TV版とは
ちょっと違いますし、マユミが次は活躍するとの予告があったりしています。
 とにかく、隠された裏設定が全然明かされていないので、全体像がまだ良く見えない。
それが何時どのような形で明かされるのかが楽しみです。

3 Evangelion Genesis Next at Genesis Q' メ済
 一応、Realの続編と言うことになっていますが、現在の所、余り関係ないです。
 SFっぽい設定が、少しづつ明らかになってきて何か、ほくほくです。
 宇宙からの攻撃。これは、マクロス? ヤマト? 
 いや、マッドサイエンティスト・ゲンドウって感じだから、キャシャーンと
マジンガーZの融合を、ガンダム風にか?どれに近いんでしょう。
 ところで、木星艦隊の手足がある戦闘機って・・・、バルキリー?
 金星の初号機って、合体? ゲッターロボ? 皆さんも、にやりとして下さい。

4 妖獣新世紀第7話Dパート at 使徒圏 メ済
 第7話がDパートをもって完結。いや、素晴らしいアクションシーンです。
 設定がどうとかいろいろ考える前に、圧倒的な迫力とスピード感がありあました。
 お約束のATフィールドだの完全体だのが出てきて、設定の方もいろいろ
気になりますが、それは今後の楽しみということで、お薦めです。

5 悔恨と思慕の狭間で15話−20話 at めぞんH02 メ済
 第15話まで読んでちょっと読むのをお休みしていたFFを20話まで進んだのを
機に、まとめて読みました。正直に言うと、ちょっと苦手な展開です。
 第壱部のシンジ&ゼロから何の進歩もしていない感じで、かなり読んでいて辛い。
さらに、ちゃんと、伏線を拾えるのかもかなり心配。第14話のアスカがほったらかし
になっているのも気になります。・・・といろいろ心配しつつ、続きを待っています。

6 EVA-spriggan at 【知久一幸の館】 メ済
 エヴァというより、スプリガンなのでしょうか?(原作を知らないのですが・・・)
 シンジは、格好良く活躍しますが、今のところ、アスカもレイも出てきませんが、
代わりにヒカリ、マナ、マユミが活躍します。
 しかし、話自体は軽快にテンポよく進み、アクションシーンにもスピード感が
溢れています。楽しく読めるので、続きが楽しみです。

【応援メモ】 ・・・ 感想発信状況(メール&掲示板)
・ネコ耳マヤさん at Artificial Soul: Ayanamic Illusions- シンジ役得 メ済
・柴神館第46話 at 柴の庵 マージャン? メ済
・THE END OF INCOMPLETE EVANGELION at Overflow Visual CORE カオル メ済
・モニターのこちら側 Genesis 5:7&0:15 at 夕闇の向こう メ済
・FIANCE〜幸せの方程式〜第12話まで at Genesis Q' 設定? メ済
・その他 お友達ページの更新作品に掲示板やらメールやらでたくさんの感想

【鎮魂歌】 完結作品或いは再読作品の感想など・・・ネタばらし要注意!
1 ランチを御一緒に at Verse For EVANGELION メ済
 非常に渋い短編です。この切なく、ほろ苦い感じがたまりません。
 LASじゃないと駄目!という人には、全然薦められませんが、ちょっと大人な
感じの切ない系が好きな人には溜まりません。つぼ。

2 やばいぞ!リョウジ君第6話まで at Silver MOON GATE 連絡先不明
 加持がヤオイに目覚め?、シンジにいろいろちょっかいかけようとして、・・・
というくすりと笑えるギャグなんですが、メールアドレスも掲示板も無くなって、
どう感想を送れば良いのやら・・・。どうしましょう?

3 挽歌の刻第7話C at CREATORS GUILD 投稿先掲示板
 ゼルエル敗退直後からの分岐。CGに移ってきてすぐに全部印刷していたのが
最近整理したら出てきたので、最初から読み直しました。
 良いんです。雰囲気はとっても暗いんですが、そこが堪らないのです。
 何時までも続くトンネルって感じが、特に、アスカにとってのそれが、
グッときちゃいます。ただし、残念ながら連載停止です。一応、らくがきに
続いているのですが、それまでの間がプロットの公開のみ。本当に残念。

【三途の川の渡し場】 印刷済みのなのに、時間が無くて順番待ちしている作品
 【初見】
・オタスケエヴァンシリーズ at 間借りエヴァ部屋
・勇者王エヴァガイガイガー at エヴァンゲリオンな小説へのリンク
・Vampire in 第三新東京市 at F.I.D.
・他にも、いくつかありますが、掲載されなかったときに申し訳ないので割愛。

 【再読(必須・緊急又は未評価)】
・魂の器 at 酩酖亭正楽
・新世紀エヴァンゲリオンAT・フィールド at 河田君家発時之部屋行
・エヴァンゲリオン2 at エヴァンゲリオン2

 【再読(任意・ゆっくり&評価済)】
・機動新世紀エヴァンゲリオン at 機動新世紀
・新世紀エヴァンゲリオン小説化計画 at 新世紀エヴァンゲリオン小説化計画

【つんどくの館】(仕事に関係のないプライベートな商業出版物)
★狂骨の夢(京極夏彦)+他4冊
・「情と理」(後藤田正晴) 単行本・上下2冊

それでは。