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(ろぐ181)


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ここはわたくしフランソワが逃げた兄に代わり仕切っていた(過去形)掲示板ですわ。
大体何でも好きに書き込んで下さって構いませんわ。わたくしが気に入らない書き込みはプチ消しますけれどもね。ぷん。


【名  前】Thrk
【タイトル】早いですね
  06/30 01:33
Mail: thrk@mte.biglobe.ne.jp
URL: http://www2s.biglobe.ne.jp/~Thrk/
【メッセージ】
けびん さん、こんにちは。

まずは、横レスから。

>>「そういうタイプの人には無理して読んでもらわなくてもいい」
>>と思うなら、今の道をGOだし、
>>「そういうタイプの人達を納得させられるようなものがかければ、もしかして
>>自分ももっと納得できるかも」
>>と思えば、耳を貸す余地はあるのかもしれない。
>
>正直、今現在は迷っています。
>すぐに答えは出せそうに無いので、総合で論文を展開しながらゆっくり考えてみる
>ことにします。

Thrkは、うらかみ さんが、たくさん書かれているのを読んで、「これは、簡単に言うと、
『もっとうまく騙してほしい。』ってことだよね。」と思いました。
それで、アスカ×シンジな人だけど、本編のシンジは、あまり好きじゃない、というのが、
なんとなく分かる気がしました。

けびん さんは、アスカ×シンジというよりは、シンジ至上主義だと書かれていたので、多
分、そういうスマートさよりも、実直さとか素直さとか不器用さに重きを置いているような
気がします。まあ、分かりませんけど。

なんとなく、そういうことのような気がしました。
 

>別にこういうラストを非難しているわけじゃないです。
>(多分自分も自作の続編では似たようなラストを採用すると思いますから。)
>ただ、我が侭と偏見を承知の上で言いますが「ある神話」だけはアレは絶対に
>やってはいけません。
>(詳しい理由は…ううっ……早く書きたい。(禁断症状))

けびん さんの言いたいことも、それなりに分かるような気もしますけど、Thrkの感覚で
は、「ある神話」が、あのラストを使ってもいいような気がしています。

これは、多分、けびん さんとしのぱ さんの死生観の違いから来ていると推測します。
多分、「生きている間に成したこと、拘ったことは、死んだ後、どういう扱いになるのか。」
ということについての見解の相違が、その違いだと思うんですけど。
もちろん、大抵の人は知らない死んだ後のことが絡みますから、それこそ、その人の中に
あることが、その人にとっての真実なので、けびん さんが、『絶対にやってはいけません。』
と言われるなら、けびん さんにとっての真実は、そうなのだと思いますけど。


【名  前】齊藤りゅう
【タイトル】追補。
  06/30 01:31
Mail: ryu1@imasy.or.jp
URL: http://www.imasy.or.jp/~ryu1
【メッセージ】
VIA MEDIAさん
これは大変申し訳ない。言葉が足りなかった。
私はVIA MEDIAさんにそういう印象を持っているわけではないし、「批判云々」はVIA MEDIAさんを差しているわけではない。
ここやその他エヴァ系掲示板等で何度も繰り返されている髭のカントクへの批判全般の話だ。
誤解を招く云い方をして申し訳なかった。深く謝罪する。
 

けびんさん
今回はあまりに中途半端なタイミングだったので「とりあえず」と申し上げた。
全話を読み終えたら、改めて感想を差し上げるつもりだ。
実は読み進めていてちょっと面白い発見があったので、なかなか楽しみになって来た。
#あ、こういう云い方はヒキョウかな。

それにしても……。
>LAS
あの渾身のギャグをそう返されると、私は立場が無い。

やはりすべてはセンスがなければなんの意味も無いということだな。
#馬脚を現わしてどうする。


【名  前】ファーストアヤナミスト
【タイトル】言葉
  06/30 01:12
Mail: CZN01522@nifty.ne.jp
URL:
【メッセージ】
「他人に馬鹿と言って、知的水準に関する主観的評価をのべただけで誹
謗の意図はない、と言ったら、日本語勉強し直せといわれるのがオチ」
「パクル」という言葉はその類義語群の中では比較的ネガティブなニュ
アンスがあります。悪く言う意図が無いのなら「パクル」の代わりに
「オマージュ」とか「パロディ」という言葉を使うべき。

 ガサラキ関連の掲示板で目にした文章でした。


【名  前】VIA MEDIA
【タイトル】「アンチテーゼ」と「批判」
  06/30 00:04
Mail: slc31551@biglobe.ne.jp
URL: http://www2s.biglobe.ne.jp/~viamedia/
【メッセージ】
 齊藤りゅう 殿

>>ここでも何度かあったが、髭のカントクに対する個人的な批判についての感想、
>>という部分の方が大きい。
>>(中略)
>>批判というのは常に自己の立場の裏返しだ。云った言葉はそのまま自分に返って
>>くる。その言葉がそのままそっくり自分に返ってきたときにまっすぐ受け止めら
>>れる人間だけが、批判という手段を行使する権利を持つ。

 まず、「批判というのは常に自己の立場の裏返しだ。云々」の件はその通りでし
ょう。ですから、私は「反論」はしていますが、「批判を拒絶」はしていません。

 ただ一つ言わせて戴きますと、「アンチテーゼ」は「批判」とは似て非なるもの
だと考えています。

 私は自分のサイトでもここでも、庵野氏に対する「批判」はしていません。「エ
ヴァは過去の作品のパクリの集大成だ」と言う指摘はしても、「だから悪い」とも、
「オリジナリティがないから程度が低い」とも言っていない筈です。

 私のSSは「庵野氏の土俵の上の物」である事も充分承知していますし、だから
こそ、本編の設定を受け継いでいるつもりです。

 私にとってのエヴァSSは「ゲーム感覚」です。庵野氏の土俵でどれだけやれる
か、を楽しんでいる、と言う事だけは申し上げておきます。

                                VIA MEDIA


【名  前】けびん
【タイトル】うらかみさん、感謝
  06/29 23:50
Mail: itirokai@gol.com
URL:
【メッセージ】

気分が害していないのなら本当に幸いです。
自分に対して、大変分かりやすく、さらに気合の入ったカキコ(しかも2回にわけて)
をしていただき本当にありがとうございました。
あと、勝手に「技術優先タイプ」と決め付けてしまって申し訳ないです。
前回御二人の主張に重なる所が多く、齊藤りゅうさんの方は確かそのタイプだと思ったので、先入観からそう括ってしまいました。M(__)m
(実はやや自分は技術優先論に偏見を持っていたりしました。それはまた後述)

で、今回の統計だったカキコで大体うらかみさんや齊藤りゅうさんの言わんとしてい
たことが分かったような気がします。
(わざわざ読解力のない自分に分かるように丁寧に説明していただき感謝に耐えないです。)

では、全部は無理ですがレスを返させていただきます。

>まず最初に、私はかなりアスカ×シンジな人です。(笑)

これは失礼しました。m(__)m

>これについてなんですが、私はどんな作品だって普通は作者が答えを用意して、
>キャラクターを動かしてるのは絶対の大前提だ、と思ってます。

確かに、自分の場合は本当に大前提になっちゃっています。
自分の場合は「I need You」というクライマックスはとっくの昔に
決まっていて、その結末にどう結びつけるかその筋道を探していただけでし
たから。(だから、途中かなり作為的な設定が跋扈することになった。)

>で、揚げ足取りのようで申し訳ないのですが、技術、技法とまったく異なる部分で
>読者を引き付けた「二人の補完」ならば、技術が向上しようと、技法を変えようと、
>同じように読者を引き付けるのではないでしょうか?
>ここだけは、少し矛盾を感じてしまったもので・・・(^_^;)。

大抵何か物事に拘る場合はすっごく下らない過去があったりします。
けど、今回のうらかみさんのカキコを見てその考えもけっこうぐらつきはじめました。
技術論に関して盲目的に反発したのは、まあトラウマ(と呼ぶほど大袈裟なモノではないです。生き死に関わるレベルじゃないですから…。)によるところに近かったと思います。
僕個人は自分の作品は、難しいことは何も考えず、感性の赴くままに書き殴った
“園児の落書き”に近いモノだと思っています。
そして、その園児に既成の技術を叩き込むのは“感性を殺す暴挙“だと、長い間
考え込んでいたのかもしれないです。

まだ、自分が学生の時ですかね。
近所に、絵を描く事が大好きな小学生の男の子が住んでいたのですが、
僕はその男の子の書く絵が大好きでした。
小学生の作品ですから技術的には間違いなく下手な部類に入ると思います。
けど、僕はその子が自由に描いていた絵から感じられた“その子独特の煌きのようなモノ”(自分のボキャブラリではその程度の表現しか出来ません。)を見るのを本当に楽しみにしてました。

けど、しばらくして、“それほど絵を描くのが好きなら”とその子の両親が
絵の教室に通わせることになり、半年ぐらいして一度、教室の子供達の
コンクールを見に行った時、自分は愕然としました。
僕には、絵の隣に張られていた名札を見るまでその子の絵が分からなかったからです。
画一的…。
そう呼ぶしかない。
そこにあった絵に違いがあるとすれば純粋な多少の技量の差のみ。
全部の絵を同じ人が描いたと言われても多分疑わない。
十幾つ並べられたどの絵にも“個性”と呼べるものは感じられなかった。
(或いはそれこそが個性だったのかもしれない。)
どうやらその教室の先生にとっては、子供達の各々の個性を無視して、自分が
考える単一の技術に染め上げるのが、そのヒトにとっての“芸術の教え”
だったみたいです。
一応、その子の絵には“金賞”の花が飾ってありましたが、その絵は少なく
とも“僕が好きだったその子の絵“ではありませんでした。
それ以来、その子の絵から“その子独特の煌き”を感じたことは一度もなく
“単に技術的にうまい絵”という以上の感想を持てませんでした。
その子の絵は学校・教室内ではそれなりに評価されていたみたいです。
けど、僕としては、他の誰にとっても“駄作”でかまわないから僕にとって
“楽しめる”絵を書き続けて欲しかった…というのが正直な本音でした。
(或いは、僕の方こそ勘違いしている可能性もあります。僕の“感性”が
目茶苦茶で、その子の絵が“まとも”になっただけかもしれないですし…。)

それが多分、僕が“技術”云々より“書きたい事をかく”というスタンスに
拘っていた理由です。
けど、うらかみさんのお言葉を聞いて、今ではそれも性急な結論だったかな
と…少し悩んでいます。
たまたまその子が教わった教室の先生がまずかっただけかも知れず、子供の
個性を大切にするヒトに教わっていれば、或いはその子独自の煌きを残したまま、
その上で高い技術を身につけられたのかもしれないですから。

>「ラブストーリー」と一言に言っても
>「四畳半一間とラブホテルでカップルがひたすら自分の想いをぶつけ合う読み切り」
>ようなのもあれば、「オルフェウスの窓」のようなロシア革命を絡めた大河ドラマも
>あるわけです。

そうですね、まさに前者が「二人の補完」で後者は「ある神話」ですね。

>けびんさんの「二人の補完」ははっきり言えば「上手ですね!」ともろ手を挙げて
>言える程ではないです。スミマセン・・・。

いえ、自作を“下手”だと言ってくれるのは心無いお世辞を使われるよりは
自分には嬉しいです。
自分がこの世界にやや不満があるとすれば、皆謙遜傾向の強いヒトが多く
「自分は下手だけどあなたはうまいですね。」と馴れ合っている所ですね。
自分みたいに「謙遜でなく下手」な人間から見たら、本当にうまいヒトがそうやって
謙遜しているのを見ると「もしかしてプロとして比較して下手だと言ってるのか。
だとしたらすごい志だけど。」と単なる嫌味にしか感じられないですから。(苦笑)
だから、しのぱさんや総合のヒトみたいに“下手は下手”と言ってくれるほうが
自分には在りがたいです。
(その点読者は本当に正直です。「ストーリーは素晴らしいけど文章は下手ですね。」
と堂々と言ってきますから。(苦笑))

>私は技術論を言うつもりはなくって、「けびんさんの作風がすきくない」(大爆)
>と言いたかったんです。

大変分かりやすい主張なので、こちらもすごく好感が持てます。(笑)
やっぱり文章は分かりやすくシンプルなのが一番ですね。(なんか偉そう)

>でも、もし、私のような読者の意見を聞いてけびんさん自身が、
>「じゃあ、こうしてみたら自分のポリシーや魅力と思われる部分は曲げずに、
>もっとたくさんの人に受け入れられる作品がかけるんじゃないか」
>と思うとか、そのなにがしかのヒントっていうか、そういうモノを感じてくれれば、
>もしくは、自分で狙った効果っておもったより上がってないんだな、というような
>リサーチに役立てるとか、してもらえればいいかなあ、と。
>(私も書いてて忌憚のない意見と言うのは参考になりますので<あくまで参考だけど(笑))

そう言ってもらえるとこちらも、確かにそれは一考してみる価値はあるかな…という気に
なってきます。(単細胞)
受け入れられるかどうかはまだ分からないですが。

>「「二人の補完」って「このエヴァ」で高得点だけど、そんなにいーかあ?」
>と思ってるような人が、私のカキコを見て「あ、わしもそう思ってたが、なるほど
>けびんさんはこのような感じで書いてたわけね」というような事もあるかもねと。

これは本当になるほどと思いました。
(「このエヴァ」そのものは高いプレゼンテーション能力を持つ、T.OKAさんが、個人
の中にあるランキングを分かりやすく並べただけですけどね。)

>メールじゃなくて第三者がROMってる掲示板でよくない感想書くっていうのは
>勇気が要りますが、けびんさんがちゃんと対応して下さるので書きやすかったです。

それはどうもです。
けど、この「総合掲示板」ならそんな心配は不要なような気もしますが。(笑)
 

>なわけです。
>いかがでしょーか?けびんさん(^^)。

はい、大変分かりやすく且つ、これなら考えても良いかな…と思わず思わせるような
素晴らしい内容だったと思います。
 

で、二つ目のカキコなんですが、
前半分は実に自分がこれから主張したかったことに近いことが書かれていてやや悔しい(笑)

>そういう部分では、私とけびんさんは書く動機がとても近いところに
>あるんじゃないか、と思います。

自分も本当にそう思いました。
その辺りの考えは自分も近いうち纏めたいと思ってます。

それで後半部分ですが

>しかし私は、自分のある部分を表現するのに、「SSを書く」という
>シチメンドクサイ手法を選択した時点で、「自分の想いや考えを違わず
>直接的に読者に伝えること」は諦めます。

この辺りも本当に同感です。
実は「二人の補完」ではあれだけの直接説明描写と後書きによる反則とも言って
言いべき作者の見解が述べられていながら、それでも「読者」は本当に一人一人
好き勝手に作品を解釈します。(そのあまりの多様さにいつも驚いています。)

>けびんさんが、しのぱさんへのメールやなにかだけでは
>飽き足らず、「二人の補完」を書いたのもそういう事だと思うんです。

それは、そうだと思います。
正直、砂漠谷さんとかがどれほど耳に痛い鋭い論説を飛ばしても、それが“浪漫”(物語)
を持たないうちは、対岸の火事でしかなく単なる参考意見として無視できます。
ただ、しのぱさんの「ある神話」には、自分にとっては最大級の“浪漫”(物語)が
あったから、自分はそれを打ち消せるほどの“浪漫”(物語)を自分で作らなければ
ならなかったわけですから。
(僕が考える作品の“浪漫”(物語)に関する意味の説明は今回は省きます。)

>斎藤さんがおっしゃったこの部分は、まさしく
>「自分を表すのに、大声で叫ぶのでなく、わざわざ別の形の「作品」にして
>人に見せる、とはどういうことか」だと私は思います。

そうですね。
そう言われてはじめて自分も何となく何を言わんとしているか分かったような気がします。

>けびんさんが言うように、そして私も前回のカキコで認めたように、
>「自分の熱き想いをぶつけるんだぜ!」は作風=個性だと思います。
>でもその作風を殺さずに、もう少し洗練させて読みやすくすることが
>できるんじゃないでしょうか?

う〜ん。
それは確かに魅力的ですが、正直自分にできるレベルのことなのかはやや疑問です。
さらには「書いてて楽しいモノ」になるかも…。
(すいません。未知数要素が多すぎるもので。)

ただ、今回の二回目のカキコの要点である
>「一歩ひいて語ってみれば?」
というシンプルだけど非常に分かりやすい言説は本当に良く理解できました。

>私や齊藤さんやせつこさんの「あんまり」という感想を聞いてどうするか、
>それはもちろんけびんさんが決めることです。

はい、それはもちろんです。
自分は最後まで、必ず自主責任で「二人の補完」というテーマを完遂させるつもりですから。

>「そういうタイプの人には無理して読んでもらわなくてもいい」
>と思うなら、今の道をGOだし、
>「そういうタイプの人達を納得させられるようなものがかければ、もしかして
>自分ももっと納得できるかも」
>と思えば、耳を貸す余地はあるのかもしれない。

正直、今現在は迷っています。
すぐに答えは出せそうに無いので、総合で論文を展開しながらゆっくり考えてみる
ことにします。

何はともあれ、自作に対して真剣で且つ分かりやすい詳細なカキコをさらに追加
していただきありがとうございました。m(__)m

また、色々とお話できたら嬉しいです。
 
 

☆ Thrkさんへ

こんばんは。

>「光で…」って何だっけ、とか言って、ダウンロードしたものを見返してしまい
>ました(苦笑)
>なるほど。了解しました。
>これは、けびん さんと、しのぱ さんの違いが如実に出てますね。

別にこういうラストを非難しているわけじゃないです。
(多分自分も自作の続編では似たようなラストを採用すると思いますから。)
ただ、我が侭と偏見を承知の上で言いますが「ある神話」だけはアレは絶対に
やってはいけません。
(詳しい理由は…ううっ……早く書きたい。(禁断症状))
 
 

☆ AoiRyuさんへ

>ええとですね。先の書き込みは……誰に対して、というのを自分自身意識していま
>せんでして、なんと言いますか、「考えをまとめる」類の一種の独り言ですね。

そうでしたか。
これから自分宛に何か言いたいことがあれば遠慮なく名指しで指定してくださいね。
 
 

☆ 笑い猫さんへ

お久しぶりです。

気になった所にだけ簡単にレスを返させてもらいます。

>嫌な話を見聞きって事なら女の子さん方面以外でも色々ありますですけど…
>何というか、極論しますとホントの修羅場知らないのにそれをおもちゃにしてたり
>あこがれてたりするのを見ちゃうと何だかなぁって気分になる感じです。

それを言われると何とも言えない気分です。
(決して、玩具にしてるわけでも憧れてるわけでもないですが。)

>この類のイベントで話を一気に動かすというのは…ちょっと精進する
>必要があるのでは無いのかなぁ

これまた仰せの通りです。
確かに純粋に自身の未熟振りを恥じ入る次第です。

>ちなみに、私、EOE後のシンジ君とアスカさんは「しかし、その後、幸せになった
>そうな。めでたしめでたし」と思ってたりしますです。その方が楽しそうですから。

それは本当に羨ましいです。(決して皮肉ではないです。)
自分もEOEを電波と割り切るれるか、笑い猫さんのように、無条件にEOE後の二人の
幸福な未来を信じることが出来たら、あちこちに敵をつくったり、しのぱさんに
ストーカーじみた真似をして迷惑をかけることもなかったですから。

>(本題からいきなり外れますが、シンジ君があそこから「偽りの復活」って事でアスカ
>さんと同じ土俵で戦いつつ何とかなってくのかなぁと思ったらホントの復活なのか?と
>いう塩梅で少しがっかりした私でありました。わるものですから)

10話の自己啓発セミナーに関してなら、あれはシンちゃんの「単なる開き直り」です。
自己啓発セミナーそのもので、瞬間的に生まれ変わるなど、どう間違っても絶対に有り
得ませんが、「もう一度現実と立ち向かおうとする切っ掛け」として用いるぐらいなら
ギリギリのラインだろうと思って、あんな“反則技”を用意した次第です。
(そして外伝で“さらなる続き”があるからこそ、あの裏技が許されると自分では
思ってます。)

>ただ、けびんさんがお話の中から抜粋していただいた部分を読ませていただきますと
>…これってやっぱりスーパーシンジ君?と思ってしまった次第です。前向きとか悟って
>るとかそういうレベルを超えちゃってるなぁって感じで。

それは自分も十分感じているところですので、続編ではこれから現実の辛苦を味会わせて
“甘っちょろい虚構の理想”を一枚ずつ剥がしていく予定です。
(それでも自分の力量では“見せ掛けの修羅場”しか描けないかもしれないですが。)

>というか、登場人物の後ろから作者であるけびんさんの姿や声が聞こえてくるようで、
>どうもそれが「当事者をどうにかしようとしている第三者」に重なってしまうあたりが、
>何とも、その、読ませていただく上での壁になってしまってる感じでして。非常に失礼
>なこと書いてるようで申し訳ないんですけど、率直な感想の一つであります。

いえ、全然失礼じゃないです。
それは、うらかみさんや齊藤りゅうさんからも指摘されている自作の重大な欠陥の一つ
ですので、なんとか善処したいとは思っています。

>どうやってお話を展開していくか、どうもうまくまとまらないので少しずつという
>事で、問題ないようなら考えをまとめてから後程続けさせていただきますです。

はい、お待ちしております。
 
 

☆ Bleadさんへ

はじめまして(ぺこり)
BleadさんのHPには色々お世話になってます。(主にKAZUさん関係ですが(爆))

>子猫の反転された奴読みました……EVE?

と天外魔境Uとサザンアイズを足して5で割っています。(笑)

>いや、レイの今際の台詞と真弥子のあの台詞が重なって……
>それが気になってしまって泣けませんでした(苦笑)

オリジナリティと捻りが全然無いですから、僕以外があれで泣くのは
厳しいと思います。(アヤナミストの方には石を投げられそうな内容ですが。)

>しかし、あのシンジは潔すぎ……レイに対する態度が。
>もうちょっと迷って、次の日おずおずと話しかけてきて……
>ってのは如何?
>等と余計な事を書いておりますが(苦笑)

いえ、その方が自然だと自分も思います。
(会話のみで直接描写を極力抑えるとどうなるかを少し試し書きしてみましたので。)
 
 

☆ 齊藤りゅうさんへ

>このところ肝心の「二人の補完」を読み進める時間も、もっと肝心の自分自身の作品
>を書く時間もなくなりつつあるで、申し訳ないが、この書込みをもって今回のとりあ
>えずの終わりとしたい。

了解しました。

>何人かの方が「総合」に「二人の補完」の感想を書込んだが、その中でもおそらく
>私のものが最も評価が低かったことと思う。
>しかしそれは別に私がレベルの高いことを要求しているからとか、そういうわけで
>はなくて、単に私の読みたいと思っているものとの距離がそれだけ離れていた、
>ということに過ぎない。

はい、自分もそう思います。
そういう意味では、齊藤りゅうさんの趣味に合わない作品にわざわざ真剣に意見を
書いてくれたことに感謝します。

>それをどう受け止めるかはけびんさんの全くの自由だ。

言説の中には十分に一考以上するに足る価値があるモノが多々あったと思うので
真摯に受け止めさせてもらいます。

>今後も書き続ける意思をお持ちのようだし、それならばその時に今回の感想を
>思い出して頂ければ幸いだ。

分かりました、また何かの機会にお話できたら幸いです。

>LAS

なかなか面白かったです。
だから、皆永遠の十四歳というか“一番輝いているあの時代”を描いているんでしょうね。
(自分のように二人が死ぬまで面倒みようなんて考えている酔狂な人間は、本当にマレ
でしょう。(苦笑))
 
 

ではまた。


【名  前】ファーストアヤナミスト
【タイトル】痛物
  06/29 23:17
Mail: CZN01522@nifty.ne.jp
URL:
【メッセージ】
 と言えば、実は
「あ、すごい! 消えちゃった!」
「痛てて、マンホールに落ちてしまったわ」
の綾波仮面を連想してしまうしだい。

 それはともかくとしてデュアル。どっかの雑誌で、お約束で塗り固め
た人物配置で有りながら、あそこは異世界で自分を知っている人間は誰
もいないという「実存の不安」を描こうとした・・・云々と書かれてい
たのだがそうなのだろうか?

 理解不能と言えば、前原氏の作品及び発言も大概理解不能だった。作
品に限って言えば、EOEのキャラと作中のキャラがどうやってもまっ
たく繋がらなかった。あえてEOE以後と設定していながらまったく繋
がらないキャラを設定し、それらによる物語が必須となっている作者の
思考という物は文字通り想像の外に有る。
 人間とは、アスカに拘っているか否か、の二通りに分類する事ができ
るのではないか? とさえ思えた。もっともアスカに拘ってはいても、
H田氏やS氏の思考は理解しやすい。(納得や共感はできないが)そう
とばかりは言えない。
 同じように視える人間であってもこれほどまでに違うのだ。成層圏ま
でも見渡せる玲音に世界はどう見えているのだろうか?


【名  前】齊藤りゅう
【タイトル】「隣りのヤマダ君」風LAS。
  06/29 21:09
Mail: ryu1@imasy.or.jp
URL: http://www.imasy.or.jp/~ryu1
【メッセージ】
いろいろ書こうかどうしようか迷っているうちに、なんだか時期を逸してしまったようだ。
まぁ毎度のパターンなので、今回も数KBの文書が誰の目にも触れずにMOの片隅に眠るだけの話だ。
頭に血が上ったときの文章というのは後々の自戒となるので、残しておくに限る。自分がどんな大馬鹿野郎なのかを如実に物語ってくれるからだ。

というイミ不明な前置きはともかく。
 

VIA MEDIAさん
確かにその発言がアタマに無かったかといえばウソになるが、実はそれは本筋ではない。
ここでも何度かあったが、髭のカントクに対する個人的な批判についての感想、という部分の方が大きい。

どんなに髭のカントクを批判しようと、自分たちが批判している当の人格破綻者の内的世界の中から抜け出せていない、という事実をどう考えているのだろうか。ということだ。
前の発言でも云ったように、病んでいる、あるいは歪んでいる人間の方が、創作の中では魅力的にみえる、というのが私の主張だ。それは描かれているキャラクタだけでなく、その創作者にも同じことが云える。
そして、その創作者と同じ部分を持っているからこそ、その病み方、歪み方に共感し、共感するからこそ反発できるのだと私は思う。つまり「二次創作を書いてみよう」と思い立った時点で同じ穴の狢なのだ。そういう自分が髭のカントクを批判するのは天に唾することと同じだと思う。それはいつか自分に返ってくる。

批判というのは常に自己の立場の裏返しだ。云った言葉はそのまま自分に返ってくる。
その言葉がそのままそっくり自分に返ってきたときにまっすぐ受け止められる人間だけが、批判という手段を行使する権利を持つ。
 
 

せつこさん
フォロー感謝。
とはいえ、私には未だにけびんさん的LAS世界がよく見えていないので、少々状況が違うのであった。

ところで、例のアキの話の進捗はどんなもの?
#って、そういうことは「適格」でやれ。
 
 

うらかみさん
私の感想が続いてしまったために、うらかみさんの感想が本来のニュアンスから少々違って受け止められてしまったようだ。なんだか申し訳ない。(だって技術云々の話なんてしてないでしょう?)。
その上、私の読者丸投げの書込みまで丁寧に解釈していただいてしまって、なんともアタマが上がらない。

こういっては失礼かもしれないが、エヴァ系二次創作に関してこういう話ができるとは思っていなかった。以前某掲示版でこのテの話をしたときには「楽しければいいじゃないか。余計なお世話だ」と云われてオシマイになってしまったので、そういうものなのだろうかとずっと疑問だったのだ。今回のうらかみさんの書込みでそれが多少なりとも解消されたように思う。重ねて感謝したい。
 
 

けびんさん
このところ肝心の「二人の補完」を読み進める時間も、もっと肝心の自分自身の作品を書く時間もなくなりつつあるで、申し訳ないが、この書込みをもって今回のとりあえずの終わりとしたい。

何人かの方が「総合」に「二人の補完」の感想を書込んだが、その中でもおそらく私のものが最も評価が低かったことと思う。
しかしそれは別に私がレベルの高いことを要求しているからとか、そういうわけではなくて、単に私の読みたいと思っているものとの距離がそれだけ離れていた、ということに過ぎない。
それをどう受け止めるかはけびんさんの全くの自由だ。
今後も書き続ける意思をお持ちのようだし、それならばその時に今回の感想を思い出して頂ければ幸いだ。
 

>LAS
私は「LASに思い入れはない」というより、子供たち同士が恋をする話があまり好きではない。なんだか手近の人間でお手軽に済ませてしまっているような気がしてしまうからだ。
特に碇少年あたりは、実は失恋を繰り返してイイオトコになっていく典型ではないか、と密かにニラんでいるので、たかだか十四歳であんな性格の悪い赤毛猿だの人外魔境の複製娘だのに操を売っちゃあもったいないと思う。

そもそも恋愛ほど脆いカンケイはないと私は思っていて、結婚して子供も産まれてすっかり糠味噌臭くなってしまった惣流嬢(そのころはもはや「嬢」ではないが)に辟易する碇少年(こちらも少年ではない)、という図をどうしても思い浮かべる。
しかも、ずっと一緒にいるということは相手に幻滅する速度も階段落ち級ということだ。繊細な少年がやがて暑苦しいオヤジになるように、可憐な少女もいつかは傍若無人なオバサンになる。そうなったときまで「あのときの絆が」とかなんとかやっているとは、私にはとても思えない。

ということで、私はLASには大いに疑問も持っている。だからLASを掲げている小説にはいささか抵抗を覚えてしまうのだ。ご理解頂けただろうか。
 
 

笑い猫さん
>女の子にセンチメンタルなんて感情はない
賛成に一票。


【名  前】BLEAD
【タイトル】子供たちよ…俺の屍を越えてゆけッ
  06/29 19:53
Mail: blead@ky.xaxon.ne.jp
URL: http://www.ky.xaxon.ne.jp/~blead/
【メッセージ】
 なんか明日振り込まれる給与の手取りが妙に多かったので少し機嫌の良い今日この頃。
 美浜でゴールデンウィーク潰した甲斐はあったかなぁ…と。

ファーストアヤナミスト
>デュアル・パクリるんるん物語

 エヴァだと思ったのはOPですかね、やっぱ。
 夜の街とビル位の高さのロボット。
 …しかし、それ以外はあんまり…第一話と最後の方しか見てないからでしょうか。

 ……どうせなら、パクるんるん物語……、失敬。

VIA MEDIAさん
>ああっ(^^;) 。も、もしかして、「黙示録」の事でしょうか・・(^^;) 。

 はいな。
 モロに「再構築系」ですから、アレは。

> 私はどっちかっ、つーと、「EVANGELION CHILDHOOD's END」の方が好きでして、
>いやその、どうも・・・・(^^;)(^^;)(^^;)(^^;)。

 なら、OKです <現金
 ちなみに、EoEに対抗してECEと略して下さい(笑)<意味無し

けびんさん
 子猫の反転された奴読みました……EVE?
 いや、レイの今際の台詞と真弥子のあの台詞が重なって……
 それが気になってしまって泣けませんでした(苦笑)
 しかし、あのシンジは潔すぎ……レイに対する態度が。
 もうちょっと迷って、次の日おずおずと話しかけてきて……
 ってのは如何?
 等と余計な事を書いておりますが(苦笑)

あむ。


【名  前】笑い猫
【タイトル】女の子にセンチメンタルなんて感情はない
  06/29 16:01
Mail: cheshire_cat@geocities.co.jp
URL: http://www.geocities.co.jp/Playtown-Denei/1986/index.html
【メッセージ】
 最近ちょっと関わってるというか眺めてる物事から再認識。男の子が勝てるわきゃあ
ないですなぁ、って感じ。
 と、まあよくわかんないのもいつもの事、笑い猫でありますです。
 

◎けびんさん
 レス遅れててあいすみませんです。取り急ぎ細々と、というかちょっとずつ細切れに
書かせて頂きますです。賞味期限切れっぽくなってたら、あいすみませんです。

 元々の書き込みは…そうですねぇ。途中で読むのを止めた理由も感想の一つであり書
いても悪くはなさそうでしょうし云々と都合よくとって書き始めたのはよいものの余談
の方が長くなった上に結局のところ何が言いたいのかよく分からなくなってきたので、
余談の所だけ残して切り捨てて小話として書き込ませていただいた、という事にさせて
いただきますです。

 女の子さんが酷い目に遭うお話にアレルギーなのは…まあ、どうも色々と連鎖的に思
い浮かんでしまうものでして。例えば臭いとか。この類の比較的嫌なお話、聞くだけで
はなくて現場に踏み込んだりしてたりしますけどまあさておき。
 嫌な話を見聞きって事なら女の子さん方面以外でも色々ありますですけど…何という
か、極論しますとホントの修羅場知らないのにそれをおもちゃにしてたりあこがれてた
りするのを見ちゃうと何だかなぁって気分になる感じです。完全にこちら側の問題なの
で、それを振りかざすのはかなりアレだなぁとは分かってはいるんでけど…ムズいとこ
ろであります。

>>“貞操の危機”(笑)とかは、停滞していた話を一気に動かすに
>>はすごく便利なんですよね。

 フィクションはフィクションって事は分かってはいますので、それはそれという事で。
 ただ、この類のイベントで話を一気に動かすというのは…ちょっと精進する必要があ
るのでは無いのかなぁと、純粋にお話書き書き方面で思いはしますです。と、偉そうで
すね。あいすみません。

>だから、「二人の補完」のストーリーには納得がいかない…というような
>趣旨のことを言いたいわけなのでしょうか?

 いえ、そういう訳ではありませんです。何といっても「Air」編と「まごころを君
に」編の冒頭、第十二話までしか読ませていただいてませんから、ストーリー全般につ
いてあれこれ言う資格はありませんですし。
 ちなみに、私、EOE後のシンジ君とアスカさんは「しかし、その後、幸せになった
そうな。めでたしめでたし」と思ってたりしますです。その方が楽しそうですから。
 更に蛇足ですけど、私がエヴァを見始めた最初の理由は「有線ロボット」って方面で
あり、その後もどちらかというと設定とか雰囲気とかを気に入った感じでして、正直キャ
ラは二の次であり比較的どうでもよかったりします。好みの問題レベルです。

>ただ、笑い猫さんのご意見は妙に自作の展開を肯定するモノであるよう
>な気がしますね。(単なる錯覚かも知れませんが。)

 前述のように途中までしか読ませていただいておりませんので何とも言えませんが、
「Air」編の終盤の第九話まではあまり抵抗なく読ませていただきましたです。話と
して好みかどうかはまた別問題として。そういうお話もありでしょうなぁって感じで。
(本題からいきなり外れますが、シンジ君があそこから「偽りの復活」って事でアスカ
さんと同じ土俵で戦いつつ何とかなってくのかなぁと思ったらホントの復活なのか?と
いう塩梅で少しがっかりした私でありました。わるものですから)

 「カウンセリング」というものについては、専門外なので何とも言えませんです。私
が知ってる人は完全にお仕事と割り切ってるようですし。

 ただ、けびんさんがお話の中から抜粋していただいた部分を読ませていただきますと
…これってやっぱりスーパーシンジ君?と思ってしまった次第です。前向きとか悟って
るとかそういうレベルを超えちゃってるなぁって感じで。
 というか、登場人物の後ろから作者であるけびんさんの姿や声が聞こえてくるようで、
どうもそれが「当事者をどうにかしようとしている第三者」に重なってしまうあたりが、
何とも、その、読ませていただく上での壁になってしまってる感じでして。非常に失礼
なこと書いてるようで申し訳ないんですけど、率直な感想の一つであります。

 どうやってお話を展開していくか、どうもうまくまとまらないので少しずつという事
で、問題ないようなら考えをまとめてから後程続けさせていただきますです。
 

 乱筆乱文、面白さの不自由加減、あいすみませんです。
 それでは。


【名  前】うらかみ
【タイトル】このHDとも今日でお別れ
  06/29 08:55
Mail: plumeria@ss.iij4u.or.jp
URL:
【メッセージ】
>せつこさん
フォローありがとうございました(^^)。

>男性の書き手は大抵、好きな男としか関係させませんからねえ。

そうですね。
でもってヤオイには妙に「他のオトコとしちゃったけど(もしくは
やられちゃったけど)、そんなの関係なくお前が好きだ!!」
という話が多い(笑)。

>私は、ケンスケと関係しても良かったのでは、と思っていますけれど(爆)。

私はその展開を思いっきり期待してました(爆)。

>本編のシンジは嫌いではないのですが。
>・・・いや、あまり好きでもないか(爆)

同じく。私もまさにそんな感じです。
 

>しのぱさん
ぜんぜん進んでません(大爆)。
試験前になると他のことに集中しちゃう状態・・・・・・。
ううう(T_T)

ではでは


【名  前】うらかみ
【タイトル】けびんさんへ 補足です(長くてまとまりなくて、本当に申し訳ない)
  06/29 08:32
Mail: plumeria@ss.iij4u.or.jp
URL:
【メッセージ】
技術的な話というか。。。
そうじゃない話というか。。。

キャラクターや話に対する思い入れから、それに対する自分の考えを
言いたいのであれば、論文を書いたほうが手っ取り早い。
自分の思ったことを直接読者に伝えられる。

わざわざストーリーを作ってキャラを動かして、小説を作る、そんな
シチメンドクサイことしなくても、「エヴァにおけるなんとか論」とか
「ある神話におけるなんとか論」を書けばいい。

でも、それじゃあどっか自分が納得できない。
「きっとこうなんじゃ」「こうあってくれればいいな」という事を、
誰より自分が納得したい。(自分が納得してないもので他者を
納得させようとしても無理があるし)
そこに到る物語を、誰より自分がみてみたい。納得できる形で。
それがSSという形になった。

そういう部分では、私とけびんさんは書く動機がとても近いところに
あるんじゃないか、と思います。
しかし私は、自分のある部分を表現するのに、「SSを書く」という
シチメンドクサイ手法を選択した時点で、「自分の想いや考えを違わず
直接的に読者に伝えること」は諦めます。
その代わり、「気がつくとそっちの方が真実っぽく思えてきた・・・」
というのを狙います。
だってもったいないじゃないですか(爆)
小説を書くなんていう面倒くさいことをするからには。
 

自分の中の欲や願望や妄想を、ただ言うだけでは人はなかなか聞いてくれない。
直接関係ある人や、最初から興味を持ってる人にしか、伝えられない。
だいたいそれじゃ自分もむなしい。
だから人に読んでもらい、聞いてもらい、自分も納得する為に様々な工夫を
するわけで、けびんさんが、しのぱさんへのメールやなにかだけでは
飽き足らず、「二人の補完」を書いたのもそういう事だと思うんです。

でも、「二人の補完」は自分を納得させるまで、をホントにそのまま
書いたように思えます。
作者がすべてのキャラクターの心理を考えて書くのは、当然のことです。
問題は、考えた後に、それをどうやって書くか、表すか・・・・。
どうやってキャラクターに行動させて、それを物語にしていくか・・・。

そういう点からみると、この「二人の補完」は作者の頭の中で考えている
段階のものを、そのまま作品にしてしまった感じです。
(齊藤さんが、論文でも読んでるような、というのはわかる。
私も同じように感じたから)
それを考え終わってから、さらにもう一歩、「さて、これをどうやって
お話にしようか、どうやってみんなに楽しく読ませようか?」という段階が
まだ甘いように思う。
(私のようなタイプの読者があえて厳しく言うなら、ですよ。
実際楽しく読んだ人はたくさんいるわけですから)
 

>「決して自分の心を偽ることなく」というのは大変結構なことだが、
>それをナマのまま読者にぶつけても効果的ではない。ナマの感情を
>受け入れられる人間はそう多くはない。大半の読者が引いてしまう。
>自分が逆の立場だったらどう思うかを考えてみれば想像がつくと思う。

>「自分が病んでいる」という自覚があるのなら、その自覚を腹に溜めて
>もう一段階くらい客観化して「へへっ。俺ってバカだよな」と云うくら
>いにしてから文章にした方が、かえってまっすぐに伝わることが多い。

斎藤さんがおっしゃったこの部分は、まさしく
「自分を表すのに、大声で叫ぶのでなく、わざわざ別の形の「作品」にして
人に見せる、とはどういうことか」だと私は思います。

作者がとにかく今の自分の気持ちを文字にしたかったのであれば、
それでいいし、「二人の補完」の、そのまんまさに共感する人達も
たくさん居たわけで、そのやり方は成功だったと思います。
しかし、私のような人にはつまらなかった。

けびんさんが言うように、そして私も前回のカキコで認めたように、
「自分の熱き想いをぶつけるんだぜ!」は作風=個性だと思います。
でもその作風を殺さずに、もう少し洗練させて読みやすくすることが
できるんじゃないでしょうか?

これは技術論でも語れます。
「もう少し、視点を固定してみては?」
「三人称でも、心理にまで立ち入らなくしてみたら?」
「もうちょっと、ストーリーをきちんと構築すれば?」
でも、結局これの言ってることは、
「一歩ひいて語ってみれば?」
と言うことで、突き詰めれば技術論だけではない。
その根本にあるのは「何をどう書いて、誰に伝えたいか」ということです。
 

私や齊藤さんやせつこさんの「あんまり」という感想を聞いてどうするか、
それはもちろんけびんさんが決めることです。
「そういうタイプの人には無理して読んでもらわなくてもいい」
と思うなら、今の道をGOだし、
「そういうタイプの人達を納得させられるようなものがかければ、もしかして
自分ももっと納得できるかも」
と思えば、耳を貸す余地はあるのかもしれない。
 

以上、長々と偉そうなことを書いてしまいましたが、これは
ほとんど、自分の考えをまとめて、自分に言ってるようなもんです。

さ、、私もがんばって続きを書こう(爆)。


【名  前】フランソワ
【タイトル】場違い
  06/29 02:10
Mail: francoise@nerv.office.ne.jp
URL: http://start.at/404/
【メッセージ】
さ、珍しくHP更新のお知らせですわ。まっこう様に、「鯖さんにSSの続きを書いて貰おうSS」を投稿して頂きましたのよ。旦那様も御出演されているのですわ。御二人(御一人と御一匹)様共らぁぶれぃいいなのですわ。もうそのらぶりぃさと言ったらSYLVA様に勝るとも劣らないのですわ! え、例えが変? さっぱり分かりませんわ。
これで砂漠谷様もますます逃げられな…ちが、執筆意欲が湧かれる事請け合いなのですわ。

…ふう。人任せって、本当にラクティンなのですわ(うっとり)…


【名  前】Thrk
【タイトル】RE:速レス
  06/29 02:03
Mail: thrk@mte.biglobe.ne.jp
URL: http://www2s.biglobe.ne.jp/~Thrk/
【メッセージ】
けびん さん、こんにちは。

>多分「光で…」の内容がなかったら、或いは「会えなくても、二人は決して人生の敗北者
>ではない。精一杯自分自身の人生を生きぬいたんだ。」と信じることができたのかも
>しれないです。(詳しい理由はそのうち大論文を展開する時にでも書きますが。)

「光で…」って何だっけ、とか言って、ダウンロードしたものを見返してしまいました(苦笑)

なるほど。了解しました。

これは、けびん さんと、しのぱ さんの違いが如実に出てますね。


【名  前】一握の灰
【タイトル】諒解です
  06/29 00:36
Mail: fwiy0146@mb.infoweb.ne.jp
URL: http://village.infoweb.ne.jp/~fwiy0146/index.htm
【メッセージ】
VIA MEDIAの意見は充分に納得のいくものでした。わざわざお手数をかけてすみませんでした。最初から「訂正」ではなく「説明」を求めれば、よかったと反省しております。以上。

【名  前】ファーストアヤナミスト
【タイトル】自動人形
  06/29 00:22
Mail: CZN01522@nifty.ne.jp
URL:
【メッセージ】
 ある神話を読みなおす。つもりだったが長いので続編を読む。
 理解不能。

 あのシンジとアスカは人間ではない。生物でさえない。過去も未来も
持たない自動人形だ。


【名  前】VIA MEDIA
【タイトル】これで明確になったかどうかは判らないが
  06/29 00:05
Mail: slc31551@biglobe.ne.jp
URL: http://www2s.biglobe.ne.jp/~viamedia/
【メッセージ】
 一握の灰 殿

>>私がいいたいのはテーマである。富野由悠季が何を語りたかったのか?というこ
>>とである。ブレンパワードの世界観という点において、わたしは富野由悠季の実
>>力が遺憾なく発揮された傑作だと考えている。

 成程。

 貴殿の仰るその件に関しては、私も認めるに吝かではない。否、それどころか、
私はブレンパワード連合に参加し、応援する立場であった。ブレンに関する論文も
書いている。例えば、富野監督の師である手塚治虫先生の作品に当てはめて考えた
場合、私見では、ガンダムをアトムとするならブレンはブラックジャックに比定し
ても良いとすら考えている。

 しかしである。そう考えるが故に、ブレンの「中途半端振り」は、ファンとして
悔やんでも悔やみ切れない点もあるのだ。理由を述べよう。

 第一に、敢えて言うが、ブレンパワードがエヴァンゲリオンのアンチテーゼであ
った事は、幾ら富野監督が公言しなくともそう考えるよりない。ブレンパワードを
製作する直前にブレンに関して答えたインタビューで、富野監督は庵野氏の名を挙
げ、「富野がいたせいで君がそうなったのなら、それについてはごめんなさい、と
言っておく」と言うように仰っておられた。更に、近未来と言う時代設定、生体メ
カと言う「有機ロボット」、親子の愛憎、等、どこを取ってもエヴァのアンチテー
ゼである。しかし、アンチテーゼにしては「パクり」方が中途半端なのだ。アンチ
テーゼをやるのなら、もっと徹底的に相手の土俵に上がらねばならない。

 第二に、ブレンに関しては、親子の愛憎が主軸となって描かれているのだが、ど
う見ても、愛憎が中途半端なのである。これは富野監督の良心だろうと言う事は私
にもよく判る。しかし、物語として考えれば、みんな「良い人」過ぎるのだ。親子
の近親憎悪はあんなに生易しい物ではない。その部分の描写が甘過ぎる。

 最後に、これは個人的には嫌いではないのだが、説明が不親切過ぎる。何の説明
もなく専門用語が羅列され、物語の背景が判らないまま話が進んで、前述したよう
に、用語説明がなされないままに終わってしまった。不親切と言われたガンダムで
すら、第一話のナレーションでちゃんと時代背景が説明されているのである。ブレ
ンにはそれすらないのだ。これはやはり物語として「中途半端」であろう。

 無論、以上に延べた内の「第一」と「第二」は、「お前の主観だ」と言われれば
それまでであるが、さりとて、それが下敷きになった上に「最後」が来れば、「中
途半端」さは倍加してしまう。それは御理解戴けると思う。
 

>>明確な語句説明がなされていなければ、「物語」として不完全であるという氏の
>>意見はそれでいいが、前回の記載ではそれが不明確ゆえにそのテーマすら否定さ
>>れているようなニュアンスを受ける。
>>
>>少なくとも語句説明の不足を非難するのに普通
>>>スタッフの「思い切り」が足りなかったため
>>などということはいいはすまい。そもそもこの記載は何らかの根拠に基づいた事
>>実なのかどうかをハッキリとさせてもらえればより納得するのだが。

 貴殿の指摘なさる問題はここであろう。「スタッフの『思い切り』が足りない」
と言うのは、一番の理由は先に述べた、「説明すべき事がきちんとされていない」
部分に表れている。これが、私が挙げた他の問題点に関しては徹底していて、この
部分だけが「中途半端」であるのなら、「確信犯的に『富野節』をやった」とも考
えられるのだが、全てが曖昧なまま話が進んで行ったと言う事は、取りも直さず、
「何をテーマとして前面に押し出すか」、に関して、監督を始めとするスタッフに
「思い切り」或いは「割り切り」が足りなかったとみなされてもやむを得まい。こ
れが「思い切り」が足りなかったとみなした理由である。

 再度言うが、無論の事、「説明すべき事がきちんとされていない。故に中途半端
だ」と言う以外の事は、「スタッフの思い切り不足」、「御存知の通り」と言う語
句を含めて、「VIA MEDIA の主観に過ぎない」と貴殿が判定なさる事に関してはこ
れ以上私は何も言わない。そう言われれば、「そうですか」としか言いようがない
からだ。しかし、その部分を「主観」と判定されても、

  「説明すべき事がきちんとされていない。故に中途半端だ」

と言う部分については、純粋な客観的事実として動かしようがない。よってこの部
分は譲れない。
 

>>あと視聴者数のことだが、これは実際に話題にした時点でほとんどの方が未視聴
>>だったことから、私が判断したことである 

 成程。それに関しては了解した。しかしながら、前述したように、私の立場で言
えば、「御存知の通り」と言う表現がそれほど外れているとは思わない。これは見
解の相違であろう。ただしかし、この部分は「修辞」に過ぎない上、本論とは関係
ないので、「スタッフの『思い切り』が足りない」と言う部分も含めて、「私見で
は」と言う修飾語を追加して修正させて戴く。よって、元の文章は、

//////////////////////////////////////////////////////////////////////////
(で、エヴァの後、まるっきりそれに対抗するために作ったブレンパワードなんで
すが、私見では、スタッフの「思い切り」が足りなかったように思えるため、中途
半端な結末になってしまったのは「御存知(だとは思いますが)の通り」。余談な
がら、この所見ていませんが、DUALはどうなったんざんしょ)。まあ、この話
はこの程度にしておきましょう。
//////////////////////////////////////////////////////////////////////////

とさせて戴く。

 しかし、「中途半端」と言う結論には全く変化はない。何度も言うようにこれは
「客観的事実」だからだ。

                                VIA MEDIA


【名  前】VIA MEDIA
【タイトル】気持ちを新たにイチニッサン!!
  06/29 00:02
Mail: slc31551@biglobe.ne.jp
URL: http://www2s.biglobe.ne.jp/~viamedia/
【メッセージ】
 BLEAD 殿
 

>>あれはもぉ、パラレるんるん物語という副題で既にパクリだろうとどうでもえぇ
>>です(笑)

 うぐっ(^^;) 。た、確かに・・、そう言われるとその通りだ・・・(^^;) 。あの
副題は・・、何ともはや・・(^^;) 。
 

>>そうなんですか?
>>……初めから芸術などと考える訳がないので……ねぇ?
>>比喩だとしか考えなかった。
>>「芸術」よりはまだ「文学」(苦笑)の方がこの場合適当かも。

 あ、それもその通りだ・・・(^^;) 。最初から「芸術」などと考える筈がなかっ
た・・・(^^;) 。
 

>>と言う事は、どっちにしろ読んでくれないのね(;_;)
>>と言う意味でのだめーぢです、ハイ(だからあんま気にせんで下さってOK)

 ああっ(^^;) 。も、もしかして、「黙示録」の事でしょうか・・(^^;) 。

 私はどっちかっ、つーと、「EVANGELION CHILDHOOD's END」の方が好きでして、
いやその、どうも・・・・(^^;)(^^;)(^^;)(^^;)。

                                VIA MEDIA


【名  前】うらかみ
【タイトル】長い。。
  06/28 23:49
Mail: plumeria@ss.iij4u.or.jp
URL:
【メッセージ】
一番最初に

>けびんさんへ
謝らないで下さい、私は「感情的になって最低の対応をとられた」
なんてみじんも思っていませんよ(^_^;)
むしろ否定的なことを書いたのに、ちゃんと対応して下さったと思ったので、
今日こんな長ったらしいレスを書いていました。
したら、なんか謝ってらっしゃるのでどーしよー、みたいな(笑)。

以下、私が今日の昼間に書いたレスですー。
 

===================================

けびんさんへ

>はじめまして(ぺこり)
こちらこそはじめまして。ご挨拶もろくにせずに失礼いたしました。
 

>で、うらかみさんの「ある神話」の感想について
>(失礼ながら自作の批評よりもこっちの方に興味がありました。)

しのぱさんとは直接あった事があるので、言いたいことが(ある程度は)
遠慮なく言えたから、というのもあるのかな(笑)。

さて、気になった部分にレスを。。
引用の順番が前後します、すみません。
 

>多分齊藤りゅうさんもうらかみさんも「シンジ×アスカ」というカップリングに対
>する拘りが無く、さらに御自身が高い技量を持つ「技術優先タイプ」の作家である
>だけに「小説技術」という観点から見て「二人の補完」が抱えている根本的な欠点
>が強く目に付くかと思われます。

まず最初に、私はかなりアスカ×シンジな人です。(笑)
それから「技術的」にどうこう、というのも、そんなにはこだわってません。
技術について言いたかったんではないんです。
高い技術を持つ、なんて言われてしまうと恐縮してしまいますが、
私は技術優先タイプだとは思ってません。読者としても作者としても。
(ってーか、小説らしきもんを書いたのはエヴァのSSが初めてで、
技術うんぬん言うほどまだ書いてない・・・。
いつもあーーーーーー!!って言いながら書いてるし(^_^;)

「書きたいことを全部書く」「想像の余地がない」というタイプの話が
私は苦手です、だからイマイチと思ってしまった、ということです。
でも、そういうタイプの描き方をするプロの方もいますし、そういうものが
大好きな人もいます。
それは作風というものでしょう。
会話の途中にインナーワールドに飛んで、10kくらい帰ってこない
シンジ君とか(笑)、戦ってる途中にいきなり50行くらい自己反省しだすアスカとか、
私が「苦手やな」と思うタイプのSSはいっぱいあります。
でもそういうSSはとても人気がある場合も多いですから、むしろ私の好みは
少数派なのかもしれないと思ってます。
 

> 登場人物達の感情の変化が納得いかない…これまた以前砂漠谷さんが指摘した
>ように自分は『答え』そのものを予め用意しておいて、その上で各キャラクター達
>がその『答え』に辿り着くように導いているところがあったりします。
>だから、どうしても各キャラクターの背後に「作者の見えない糸」のようなものを
>感じて、キャラクターの独自性を疑ってしまうのでしょうね。

これについてなんですが、私はどんな作品だって普通は作者が答えを用意して、
キャラクターを動かしてるのは絶対の大前提だ、と思ってます。
たまに「自動書記のようにキャラクター達が勝手に動き出す。。。」というような
事をいう作家の方もいますし、そういうふうに感じる瞬間というのもわかりますが
でも、なんて言ってみたところで、その作者の頭の中から生まれた話なのは間違いない。
ある程度テーマやプロットをたててから書き始めた話なら、みな「キャラクターを
思い通りに動かしてる」はずです。
でも、私は、キャラクターの中に入り込んで感情移入して読みたいタイプなので
そこをうまく騙して欲しいんです。
 

>で、問題なのは「二人の補完」という作品の魅力は、多分、「小説技法」とは
>まったく異なる別の“何か”によってもたらされる>モノなのではないか…
>ということです。
>だから「二人の補完」を既成の小説技法の枠組みに沿って、
>齊藤りゅうさんやうらかみさんの御目を汚さない程度の技法で書けたとしても、
>今まで自作を“最高”と言ってくれたヒトは、その作品を読んでそれでも
>“最高”と言ってくれますかね?
>多分、その時には自作の今までの“魅力”は消失して、“どこかで見かけた一小説”
>になってしまうのではないかと自分は推測しています。
 

くり返しになりますが私は技術にこだわってるわけではないんです。
それを期待するなら、プロの作品を読めばいいわけで、同人誌を長く読んできたのは
「同じ熱き想い」を共有して楽しむのを期待しているからです。

私も「作品の魅力は、多分、「小説技法」とはまったく異なる別の“何か”によって
もたらされるモノ」であると思います。
それは「二人の補完」に限らず、一般的な作品においてそういうモノだと思います。
で、揚げ足取りのようで申し訳ないのですが、技術、技法とまったく異なる部分で
読者を引き付けた「二人の補完」ならば、技術が向上しようと、技法を変えようと、
同じように読者を引き付けるのではないでしょうか?
ここだけは、少し矛盾を感じてしまったもので・・・(^_^;)。

私の意見は技術的なことを言っているように感じるのかも知れませんが、
ちょっと違うんですよね。。。
マンガの絵柄とその人の文章というのは似ていると思うのですが、
それぞれの個性というものがはっきりと出るでしょう。
読者の立場なら、「ベルセルク」の絵を見ただけで、どんなに面白いからと薦めても、
「こういうの駄目」と言う友達もいるし、岩館真理子や小椋冬美の絵が好きだから
好き、という人もいるけど、だからといってベルセルクを岩館真理子が書いても・・・
ねえ。。。。(みてみたい気もするが(笑))
作者の立場で、「AKIRA」みたいな話をかいてみたいと思っても、
いしいひさいちのような画風なら無理がある(笑)。

作風ということになると、例えば
「ラブストーリー」と一言に言っても
「四畳半一間とラブホテルでカップルがひたすら自分の想いをぶつけ合う読み切り」
ようなのもあれば、「オルフェウスの窓」のようなロシア革命を絡めた大河ドラマも
あるわけです。

どっちが好きか、どっちがタイプか、というのはもうリクツじゃないですから・・。
でもそれをリクツに直して感想を書こうとすると、技術論になっちゃうというか・・。
うーん、困った。
 

>で、自分の答えとしては最終的には「小手先の技術云々よりは書きたい
>コトを優先させる。」にどうしても落ち着いちゃいます。
>自分でも心底わかっていますが「技術小説」として見れば、「二人の補完」は
>間違い無く“下手”な部類に入ります。
>けど、どれほど“下手”な小説でも自分は自作のお話が大好きですし、
>また自分以外にも「二人の補完」を“最高級”または、“今まで読んだ中で最高”と言>ってくれる読者が少なからずいます。
 

けびんさんの「二人の補完」ははっきり言えば「上手ですね!」ともろ手を挙げて言える
程ではないです。スミマセン・・・。
もうちょっとこー、なんとかならないもんかね、という部分もあります。
でも、だから嫌い、というよりは、その作風そのものが、私はあんまり好みじゃない、
と思ったんです。

惜しい、と書いたのは「アスカとシンジをくっつけるまでの過程」に並々ならぬ熱意を
感じ、自分も「EOE後のアスカシンジの物語を納得いくまで書いてみたい」と夢想する
作者の一人として、「よくぞここまで書いた」と思い、「ここまで書いた話がもうちっと
自分好みに書かれていたら、かなり満足だったかもしれんのに」と思ったからです。
ここまでつきつめて書いて、ちゃんと完結してて、しかもほぼオールスターキャスト。

でもだからって、作風を変えろとは言えないし、言ったら阿呆です。
私が読んで「みんなの心理描写がしつこいから削ればいいのに」と感じた部分は、
「よくぞここまで書いてくれた」と思う読者には削られたらトンデモないことだし、
「なんでみんな自己反省すんのよー」という部分こそが「いいんじゃん」っていう
人もいるってのは、ホントに実感としてわかりますから。

あーーー、
だから長々と書いてきて何が言いたかったのかというと、
私は技術論を言うつもりはなくって、「けびんさんの作風がすきくない」(大爆)
と言いたかったんです。
でもそれは、けびんさんも書いているように、自信を持って書いている
けびんさん自身や、その作品のファンの方々にはまさしく「よけーなお世話」です。

>僕としては、“総ての読者に対して辺り障りの無い作品”を書くよりは、
>自作に魅力を感じてくれる読者にとって、そして何よりも自分自身にとって“最高”と>呼べるような作品を書いていきたいと思っています。

こう言いきれる作者さんに対しては特にです。<よけーなお世話
 

でも、もし、私のような読者の意見を聞いてけびんさん自身が、
「じゃあ、こうしてみたら自分のポリシーや魅力と思われる部分は曲げずに、
もっとたくさんの人に受け入れられる作品がかけるんじゃないか」
と思うとか、そのなにがしかのヒントっていうか、そういうモノを感じてくれれば、
もしくは、自分で狙った効果っておもったより上がってないんだな、というような
リサーチに役立てるとか、してもらえればいいかなあ、と。
(私も書いてて忌憚のない意見と言うのは参考になりますので<あくまで参考だけど(笑))
 

あ、あとはもう一個<理由

「「二人の補完」って「このエヴァ」で高得点だけど、そんなにいーかあ?」
と思ってるような人が、私のカキコを見て「あ、わしもそう思ってたが、なるほど
けびんさんはこのような感じで書いてたわけね」というような事もあるかもねと。
メールじゃなくて第三者がROMってる掲示板でよくない感想書くっていうのは
勇気が要りますが、けびんさんがちゃんと対応して下さるので書きやすかったです。
(今回かなりつっこんだ事もかけましたし)
 

=======================================

なわけです。
いかがでしょーか?けびんさん(^^)。

・・・・だれか私に「簡潔にまとめる能力」をくれえええぇぇぇぇーーーーーーー。
 
 

>せつこさん
>しのぱさん
レスはまた後ほど。。。。

ではでは


【名  前】Aoi Ryu
【タイトル】とりあえず
  06/28 23:41
Mail: aoiryu@aoiryu.net
URL: http://www.aoiryu.net/
【メッセージ】
 けびんさんへのレスをば。

 こちらこそお久しぶりです。

 ええとですね。先の書き込みは……誰に対して、というのを自分自身意識していませんでして、なんと言いますか、「考えをまとめる」類の一種の独り言ですね。

 で、タイトルの意ですが、ここのところ「一日平均何KBまで行けるか」という挑戦をしてたところなので、「貴重な時間を……失敗しちゃったなあ」という思いが直に出てしまったわけです。自分でやったことなのに、ホント身勝手ですが。

 なんか、自分で説明しちゃうとアレだなあ……(笑)。


【名  前】ファーストアヤナミスト
【タイトル】デュアル・パクリるんるん物語
  06/28 23:22
Mail: CZN01522@nifty.ne.jp
URL:
【メッセージ】
 と一部で呼ばれている作品だが、雑誌で一枚絵をみただけである。
感想は
「エヴァよ」
「エヴァね」
「エヴァです」
であった。ちなみにさきの名で呼んだ一部においては、
「エヴァモドキを以後、ターンエーモドキと呼称します」
「髭無し髭付きの方が良いだろう」
「外見と合わせて「白い奴」と呼ぶべきです」
などと言われているらしい。
 とりあえずコソコソパクるよりは盛大にやったほうが良いと感じる
人間が多数いる以上、露骨なパクリ作品は消えないだろう。

 エヴァモドキと言えば、ガサラキだが個人的には意欲しか買えない。
あまりにも多くの要素を取り込みすぎて全てが中途半端になっている。


【名  前】けびん
【タイトル】速レス
  06/28 22:16
Mail: itirokai@gol.com
URL:
【メッセージ】
☆ 砂漠谷さんへ

いえ、不快感とかそういうのでは本当にないです。
砂漠谷さんとは“事象の見解“に対する前提条件が根本的に異なっている
ことを分かった上で、その違いについて語り合いたい…と思って“総合”に顔を
出したわけですし。
(とりあえず、いつもの“催促”を入れているだけです。(笑))

あと、自分は、他人から見たらすごく“馬鹿”としか思えないようなことに
“誇り”を持って真剣に生きている人間が大好きです。
“人生”そのものに関してその匂いを感じたのは砂漠谷さんで、
“エヴァ”に関して一番その匂い感じたのは、以前こちらに顔を出していた
CrazyDiamondさんですね。
あのヒトと一時交流を持って(今は訳在りで途絶えています)すごい衝撃を
受けましたから。
「俺よりはるかに本気でエヴァに嵌っている馬鹿がいる。」
(この馬鹿は誉め言葉のつもりです。)
世の中、本当に上には上がいるものだと、やや嫉妬交じりに感嘆しました。
(ところで砂漠谷さんって意外に“照れ屋”さんなんですね。わざとC.Dさんのハンドルを…。)
 

☆ しのぱさんへ

ご了承いただきありがとうございます。
いつかは完全な自分自身の言葉で語りたいのですが、そうなるには
まだ時間と経験が掛かりそうです。

>それにしても、以前にファミレスで5時間も話し込んだ事ありましたねぇ。
>な〜んか、懐かしいや。
>今思うと相当、不気味なカップル(_)でしたでしょうな。
>そ〜いや、何時の間にか周りに誰も居らん様になってたな(爆)。

あははははは、本当に懐かしいです。
確かに、あれほど怪しい二組は他になかったですよね。
「続編」を総て書き終わったら、エヴァから解脱する前に、また直接お話できたら
嬉しいです。
 
 

☆ Thrkさんへ

>>僕はこの考えをシンジの視点から考えてしまうので、あれほど本編の結末に 
>>拒否反応を起こしているのだと思います。 
>Thrkは、会えなくてもいいかと思っていたりします。
>もちろん、せつこ さんや、うらかみ さんや、けびん さんの感覚も、一応、分かります。

多分「光で…」の内容がなかったら、或いは「会えなくても、二人は決して人生の敗北者
ではない。精一杯自分自身の人生を生きぬいたんだ。」と信じることができたのかも
しれないです。(詳しい理由はそのうち大論文を展開する時にでも書きますが。)

>Thrkは、あれは狙ってやっているのだと思っていました。
>まさに、アスカ×シンジなお話によくあるパターンなので。

狙ってやっているというよりテクがないからツラツラと完了形を並べたお話ししか本当に
書けないんです。(涙)

>「ある神話」が押さえた描写をしているので、「二人の補完」は書いてしまうんでしょうね。
>ただ、エヴァ本編が押さえた描写をしているので、書けば書くほど、エヴァっぽくな
>くなるというのはあります。
>まあ、それすらも、けびん さんの意図には合っているんだと思いますけど。

確かにそうなります。
自分はほとんど「ある神話」しか意識していないのは確かですから。(笑)
 

☆ せつこさんへ

ご指摘ありがとうございます。
批評そのものを受け入れるとか偉そうなことを言っておきながら、好意的な解釈がほとんど
なかったので、やや感情的にレスを返していたかもしれません。
特に、「自分の言葉」でなく、「作品の実績」で相手の言葉を封じようとしたやり方は、
批評議論の中では最低のやり方だったと思います。
ただ、それでも自作の魅力は技術とはまったく異なった『別の何か』だと思っているのは
確かです。
ちなみにしのぱさんの自作評は
「体裁はぶっちゃけてるけど熱いぜえ!」
です。(笑)

一人称ですか…。
再開するまでにはまだ時間があるのでゆっくりと考えてみます。
 

☆齊藤りゅうさんとうらかみさんさんへ

自分の感情的なレスでかなり不快感を与えてしまったと思うので、本当に
申し訳ないです。m(__)m
ましてや、自作に対してあれだけ“真剣”に意見を提出していただけたのに、
“最低の対応”をしてしまったと自分でも思っています。
さすがに、もう自分と関わる気は失せてしまったかもしれませんが、
飽きずにこれからも、色々意見を述べてもらえたら嬉しいです。
(今度こそこちらも真剣に対応を返したいと思いますので。)

☆ Kieさんへ

はじめまして…。(ぺこり)
多分自分宛の忠告だと思うので真摯に受け止めさせてもらいます。
(もし違っていたら謝罪します。)
 

☆ AoiRyuさんへ

お久しぶりです。(ぺこり)

正直、Kieさんと違って自分を意識したカキコなのかやや判断がつかないのですが、
もしそうだとしたら、一時間も時間を取らせたカキコから何も読み取れなくて
申し訳ないです。m(__)m

ではまた。